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2019年9月23日月曜日

渋白馬・神朝日

こんにちは、大久保です

本当は白馬→不帰キレット→唐松岳五竜岳→八峰キレット→鹿島槍ヶ岳→爺ヶ岳→扇沢
の後立山連峰ブチ抜き縦走の予定だったけれど天気が悪かったので白馬岳→朝日岳縦走になったお話です。交通費をけちりたかったのです。
はじまりはじまり。
(長いよ)

乗り捨てのハイエースで松本着。基本料金+\27,000

今シーズン最後のキンブルにお別れ
一人当たりの値段は夜行バスよりも安かった。


松本駅前のサイゼリヤで""""筋肉料理研究家""""で、""""""炎の料理人"""""" マグマ大塚に会う。
彼は社会人になっていた。僕たちといるときにも仕事の電話が入っていた。これが大人か。


まだまだ子供の僕ら8人は大糸線の最終電車で白馬駅に向かう。

目ぇ死んでるやん
足湯に浸かって就寝。明日の予定は未定。



29日  駅に気を使って早めに起き上がる。



起きないやつもいる。
ヤマダスズコ、彼女がそうだ。

最近ブログの登場率が高いのでみんなお腹一杯だろう。
僕は控えめに書こう。

大雨予報だったのに青い晴れ間がちらちら見えている。
僕は我慢できなくなった。我慢できなかったのだ。
この駅でもう一泊停滞などという考えは朝一で出した小便と一緒に下水処理場できれいにろ過されていた。

なんといっても福元がついている。
彼がいれば僕の強行山行も可能になるのだ。

いやそうな顔をするコマを叱りつけて9時半開店のAコープ白馬店で買い出しをする。屋久島のAコープが頭をよぎる。
雨山行だとわかっているので食糧計画をバチッと立てていk...ゆくう!


おばばが駅前に座り込んで荷物を広げる僕らを盗撮していた。なんて無礼な。いえばもっといい写真撮らせちゃるのに。「えあどろっぷ」で写真をもらう。
コレ

登山用品の買い出しにも行く。好日山荘に行ったらしい。パタゴニアにも行ったらしい。観光やん


タクシーで栂池のリフトまで送ってもらう。8人で2台\6,000

ゴンドラとロープウェイで標高を上げる。荷物が重くて追加料金を取られた。いくらだったか。おそらくウニだ。



行先の曇天を仰ぎながらクライムオン。少しだけ下界が見える。
"""初めて見るザックの形"""


やがてしとしと雨の中に入った。レインウェアをきた。モリワキとササイは上だけしか着てなかったが、やはり大丈夫ではなかったようだ。



少し雪渓、大きな岩場。雨は徐々に強くなる。乗鞍岳の山頂あたりで雷が聞こえだす。
ダッシュで下る。今日のテント場はすぐそこだ。ああこわい、おおさむい。


大池小屋に逃げ込んでテンバ代を払う一人\1,200 安くはない
テント場は僕らだけ。そらそう

雨が止んだのを見計らってテントを立てる。
出入口は谷側、風下。張綱はピンと張って、フライと本体はできるだけ離して。
基本のk。雨の中練習できてよかったね。よね???


食料をテントごとに分担してて正解。
1年生2人にテント生活何も教えんで食料とバーナだけ渡して放置したのは上回一同反省しております。
カレー。うまみ。
終了報告のためにコマと山の上まで走った。君ほんとに体力ついたな。びっくりしてる。
山が見えてテンションが上がる

就寝。雨と風がテントをたたく音にたびたび起こされる。
もう片方の男テントは張綱が足りなかったらしくポールがバシバシ体にあたっていたらしい。かわいそうに。

30日 
風がむちゃくちゃに強い。ご飯だけ食べて二度寝をキメこむ

8時ころにテントから顔を出してみると青空が少し見える。
ようやく外に出れたのでいろいろ干す


大池に散歩に行っていた人も。サンショウウオを捕まえて帰ってきた。
かわいい

かわいい

午後から天気は悪くなるが今しかテントはたためないということで
遅ればせながら10時に出発
ready?

rerady??

ready!!!!!!!!

はあ....かっこいい.....

稜線までは調子が良かった。小蓮華も朝日だけ方面もきれいに見えていた。
大池は本当に大池


ゆっくり走られぇ

上に出てからがひどかった。たたきつける雨と雷鳴。
初めて稜線上で一人一人の距離を開けて歩く「落雷リスク分散」
こわ


これはナイス稜線
稜雲「これぞ稜(線と)雲」



小蓮華?

サルの群れが丸くなって雨を耐え忍んでいた
あまりに大きかったのでクマと勘違いした大久保は
「熊!!!熊!!りょううん!熊!!!!」と大騒ぎしていた
ほんとに熊だったら一番初めに死んでいただろう。


岩陰で休憩 熱い紅茶が胃に染みる


白馬の山頂に到着
もう、、、、、




写真だけ撮って白馬山荘に逃げ込む
YTT(山Tタイム)

もう10分下って白馬頂上宿舎に到着
テント場\1,200

行動時間は3時間半と短かったがこれ以上長かったら遭難していた

小屋のストーブを囲んで体を温める。
とりあえずテントを立ててもう一度小屋に
テントに帰りたくない。小屋のおやじに
「夜危ないと思ったら小屋泊にもできるから」とテント泊を心配される。

しぶしぶテントに戻り、ご飯を作って寝る
びしょびしょテント
女子テントは藤川の寝袋が濡れて一つの寝袋で二人で寝たらしい。
悲惨極まりない。
いろいろつるすが乾かない

なんで快適そうな顔してるんや

不快なテント生活で特筆することはない
夜のテント場では静かにしなさいよ、こまくん?


31日
3時半起床
昨日と同じで雨も風も強いので飯を食らってふて寝

6時に起きると外が明るい。青空が広がっていた。


急いで飛び出し装備を干しまくる。
風は強いが出発する



虚無
(全ての写真に前川がいます)

白馬三山か朝日岳か迷った結果朝日方面に決定。
急いで出発


白馬山荘までの登り返しで北アの山々がきれいに見えた
天気は良くなりそうだ

非対称稜線崖側

昨日こんなとこ通ってきたんやな
なんも見えんかったもんな

 朝日岳への縦走路に入る


稜線が広くて歩きやすいし解放感がある

昨日までとのギャップでテンションが上がる
北アの本筋から外れた朝日連峰ならでは、劔と白馬を一緒に拝むことができる
晴れの様子は写真で

雲を抱いているのが白馬岳



晴れた

ぶっちょさん
岩がでかい

新観光地
「はあとに見える池」




R18

汗もしたたるいい男
「かわいがっていたカミキリムシが手を噛んできたので水につけて無理やり離させる」女

午後2時朝日小屋に到着

到着が遅くなると小屋番の女将に叱られる、と聞いていたのでかなり急いできたのに
「8時出発?大学探検部の出発時間じゃないね、遅い」
と叱られる。どうやっても怒られるやんこれ。

晴れたテンバに装備を干してくつろぎタイム。
いつものやつ

にしてもいいテンバ

治安


小屋女将は怖いけれどもその分優しい
下山後のタクシー、風呂、泊まる場所の情報を丁寧に教えてくれた
2日かけて日本海まで歩こうとしていた僕らにとってはタクシー割引情報は大きすぎた。
明日の下山が確実になる。


乾いたテントと乾いたマットと乾いた寝袋と乾いた服でぬくぬく就寝につく
僕はよく寝れた、りょうんは寝れんかったらしい。どんな体。

1日
朝日岳山頂で日の出を拝むために4時小屋発。
無茶苦茶寒い
某Y氏、防寒具を一切持ってきていなかった。
2年前の夏合宿で(「夏」山やろ?防寒具ちなんかちゃ、寒いはずないやん)と半袖1枚で行って後悔した自分を思い出した。隙自語

東だけ曇り。なぜ僕はこうももっていなのか

前ちゃんかわいい

朝日小屋名物マスずし
午後5時頃に買えば翌日の朝ごはんにちょうど良い


劔も毛勝も白馬も見える
いい景色

さあくだろうか
小屋に戻ってテントをたたむ。小屋改修工事中の作業員さんたちに混ざってラジオ体操で気合を入れる。

1年生そろそろスムーズにテントたためるようになったかいな

ひたすら下る。


前川先生4日間ずっと「明日は本気出す」と言い続けて結局一度も本気を見せてくれなかった。こけたときに藤川に助けてもらう始末。

先頭が前川→藤川に代わったらスピードが1.3倍になった
藤川→山田に代わったらスピード3倍になった
速すぎる。すぐ見えんくなる。

前川「オワタ。なぎさちゃん俺オワタ。」

そして奴は生き物をよく捕まえる


頼んだら触らせてもらえる

前ちゃんかわいい

ペットボトルにいれて持って帰ろうとする
山「こいつ目かわいいですよね~。蛇料理しません?」
サイコ??

サンショウウオにとカミキリムシに続き今日は蛇を4匹ゲットしていた
突然藪に突っ込んでいったと思ったら蛇をつまんでいるのだからもう恐ろしい

残りはもほぼ自由行動で下りきった
おつおつ

おつおつ


北又小屋は「下山感」がある登山口でとても好き
体と靴と食器をあらって何度目かの装備干大会  きもちえええええ

ブチョーオッパイ


ジャンボタクシーが迎えに来てくれてついに下山
一人1000円オフの8000円で風呂まで送ってくれた
お疲れ

境鉱泉で久しぶりに汚れを落とす
私事ですがこの温泉、昨年の富山→北海道ママチャリ企画で1日目に入った思い出の場所なんだ。感慨深い風呂と道。
ママチャリ1000kmの旅

朝日小屋女将の紹介してくれたオートキャンプ場、ちょっと高すぎるので却下。越中宮崎駅の近くで野宿する

コインランドリーで5時間はぐだっていた。飯も食べた。
前ちゃんかわ、、、かわ、、かわいい、、、

ねる


2日
合宿組を迎えるために金沢に向かう
朝から飲む男前川
日本海と「立山」

翡翠?


買い出しを済ませたら金沢の「別荘」でくつろぐ
我々の別荘はどうやら観光地としても有名なようである。


自分ちだから濡れたお札を乾かしても安全

手紙、郵便物は
〒920-0858   石川県金沢市木ノ新保町一丁目一号
まで

おともだち

雨なので野宿ができない
飲み屋とガストで強行徹夜
金沢駅野宿組は西口一度追い出されたが負けじと東口で野プレを確保していた

3日
きつすぎ
こんなことならもう一日山にこもっていればよかった
兄弟?

よかったな

二人ともかわいい

13時
合宿のバスが来てこの企画は終了

ありやとやんした