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2018年8月13日月曜日

燕〜常念縦走+α

 こんにちは、2回の佐藤です。なおです。ちえみです。
さて、ちょうど一ヶ月前になるでしょうか。満を持しての初企画。7月14日から16日の三連休に、1泊2日で燕岳ー常念岳縦走を、最終日に美ヶ原と霧ヶ峰に行きました。ブログの順番が前後しているのはお許しください。


 7月13日金曜日、いつも通りトヨレンに集合し、阪大歯学部病院でおーぎくさんとせのかなをピックアップ。梓川サービスエリアに11時ごろ到着。ここまでは予定通り。
何が問題かって、謎の鳥の大合唱!絶叫!彼らはオールナイトで鳴き叫んでいました。おかげで私1時間ほどしか熟睡できず。隣のせのかなは寝ていたけれど。


 7月14日土曜日、午前4時に梓川SAを出発し、穂高駅からジャンボタクシー(ハイエースグランドキャビン)で中房温泉登山口まで運んでもらいます。8人だと、バスより安いし快適。6時登山開始です。
男子班 
合戦小屋でスイカ。おふみアサンテ。
コツコツ登って、10時ごろ燕山荘に到着。燕山荘って、えんざんそうって読むんです。つばくろさんそうじゃないんです。ここで念願の燕Tシャツを購入。だけど、ごめんなさい。我々2女は「可愛いものが欲しいの」というなんとも女子的発想により、それぞれの道を歩みました。

畦地の燕Tシャツ

ザックデポって、山頂アタック。


うまおじさん
ニヒルな笑い
せのかなの顔
うん。
美しい。

''コマクサと槍 '' photo by Kanako Seno

山荘に戻りお昼ご飯を食べ、大天荘(だいてんそう)に向かいます。ある者はコツコツと登り、またある者はまだまだと思いながら登り、15時ごろテン場に到着。いやはや、ここでもまた問題が。7月の3連休、しかも快晴。テン場は大混雑。本来のテン場以外の場所、通路にもテントがひしめき合います。少しお話ししたお姉さんも「涸沢並みよねえ、まじやばいよねえ。」とおっしゃっていました。
無事張れました。
テント設営後は各々過ごします。うがいさんはテントの間の日陰で、川本さんは灼熱テント内で昼寝を。おーぎくさんはギラギラに照り返すサングラスをしておばさまと談笑。せのかなは一心不乱にインドネシア語の暗唱を。他の人は知りません。
望郷
目ですら美しい。
涼しくなってから夕飯の調理開始です。はい、ここで質問です。これはなんでしょうか。
ヒント:夕飯はシチューです。
調理中、山で飲む牛乳の美味しさに気づきます。※常温保存可能牛乳です。
そしてシチュー完成間近になり、我々はある重要な問題に気づきました。それはマグマの不在です。いや正確に言うと、マグマはいるのだがマグマ気の不足です。マグマことせのかなこが一体、どんな状態でシチューを作っていたかというと、



彼女は言う「ブヨ対策」可愛い

マグマとしてあるまじき行為です。マグマ着を持ってきたにも関わらず、「人が多くて恥ずかしい、、、。」と言って、マグマを放棄します。結局、MTも無しで晩餐会始まります。

うまかった。
さてさて、答えを発表します。デゲデゲデゲデーン!答えは「じゃがいも」です。シチューには欠かせませんね。前日に皮をむきカットして冷凍したじゃがいもです。おーぎくさんは実食して食べられると主張しましたが、実食後のせのかなの「これはダメです。」を筆頭に反対多数のおかげで、結局廃棄となりました。でぐち君、ガベッジバックを臭くしてまで持って帰ってくれてありがとう。

19時ごろ、日が沈み寒くなり急いで就寝体制を整え、無事入眠。夜中起きた小西君によると満点の星空ですごく綺麗だったようです。

photo by Akari Kawamoto


 7月15日日曜日、日の出を大天井岳(おてんしょうだけ)山頂で見たい組は4時半ごろから活動開始。うがいさんとおふみはテントで寝てました。
おはよう。



槍ポーズ。せのかな、、。
モルゲンロート。

テント撤収して、常念小屋を目指します。

景色最高な稜線。
サクッと常念小屋に着いたら、常念岳山頂に向かいます。CT1時間400メートルアップです。しんどいなあ思ってたら、雷鳥の親子がこんにちは。某山荘ブログを真似て、雷鳥を探せ、のコーナーです。
嬉しい
見れなかった人もいるらしい。
せのかなの顔

下に見えるのが常念小屋
昼食を食べ、下山します。
おふみ。細い。大丈夫け。
タクシーを待つ。
タクシー会社の連携の悪さに苛立ちながらも、無事にタクシーに乗り、お風呂に入り、無料アトラクションせのかな号(ハイエース)に乗り野宿地、道の駅美ヶ原高原へ向かいます。このあたりで、この企画一番の問題が発生しました。おふみ「携帯が無い。」なんやかんや試みましたが、電源も入っておらず見つかりませんでした。貴重品管理やで。

夜の美ヶ原は星が綺麗でした。勇気ある一歩を踏み出し、野宿体制を整え入眠。

 7月16日月曜日、サクッと美ヶ原最高峰王ヶ頭へ。

ほんまにきれいでした
自己との対話

幸せとは
そして、免許取得が遅くなったハイエースでぐち号に乗り、霧ヶ峰へ。
ニッコウキスゲ満開のベストシーズンでした。
photo by Ogiku
せのかな耐え?
良い顔して笑う
「あっつい!」

''華''の2女

テルマエロマエの撮影地の片倉館で入浴し、渋滞に巻き込まれながら帰阪。
お疲れ様でした!

最後に、今回の企画は参加者だけでなく、諸先輩方のおかげもあり企画として無事に成立しました。本当にありがとうございました。ここまで読んでくれた方もありがとうございます。写真を貼って終わりにします。
20歳散財
ありがとうございました。
温もり
うまおじ
なに
少年のこころ
「困るねん」

人間よ

背中で語る
こにし
たらこキューピーみたい。可愛い。終わりです。
良い夏休みを。


2018年8月8日水曜日

チームかぶとむし

4ヶ月続いた「これはなんのためになるのだろうか」と思わせる授業もテスト一つであっけなく終わり、成績発表までの1ヶ月という猶予付きの何も考えなくていい夏休みが始まり、成績発表後の後悔とこれから先の見えない大学生活を考えながら過ごさなくてはいけない夏休み後半に向けて幕が上がった。

夏休み企画第一弾として開催されたこの企画は、夏休み企画の明暗を分ける先鋒の役割を担うことになった。

"甲山(かぶとやま)でかぶとむしを捕まえる"という世の小学生たちの夢と期待を一身に背負い甲山に向かった。

仕掛けの材料を揃え夕方に甲山に到着した我々は、思った以上に早く罠が完成してしまい暇になった。このときはこの罠を仕掛けて飛んで火に入る夏の虫を待つだけだと思っていたのだ。
高校生の頃の思い出が蘇り今までないほどのやる気を身に纏った部長は、我々のホーム基地である"愛の像"に登るべく池を渡ることになった。





何が起こったのかはお察しください。

このあと何人かがチャレンジしたが全員成功。


トボトボと罠を仕掛けに行く。

「僕、いい結び方知ってますよ」

と、よしおかが結びたそうにしているので譲ってあげた。これが後々厄介なことになるとも知らずに、、、
最初は見つけられなかった樹液の出た木も見つかり、死ぬほどカナブンが止まっている木もあり、これは確実にかぶとむしくるわーなんて呑気なことをぬかしホームに戻ってのんびりしているとそろそろあたりも暗くなり、みんな揃った。と、思われた。1人いない。そう、でぐちがいないのである。


そんなことは気に留めず登った。

罠を2周ほど確認したところで早くも諦めモード。
気配が全くしなかった。罠によってきたのは蟻ぐらいのもんであった。
安いバナナがダメだったと言い訳しながら罠を回収することになり、いい結び方をしたならいい解き方も知っているとよしおかに任せた。

すると急に何かに取り憑かれたかのように走り出したのである。みんなあっけにとられていると、よしおかは「ポキっ」と音がしたと言い張る。

「そうやなーイノシシでもおったんかいのー」

となだめ、かぶとむしを乱獲しようとする我々への甲山の神様の怒りを鎮めた。
そのあと何かにビビる人がいれば

「ビビりすぎやろー」

と、すかさず突っ込むよしおかであった。

下山途中、まえだが樹液の匂いがすると言って急に立ち止まった。
辺りをみんなで探すと、死ぬほどカナブンが止まっている木があった。先ほどまでとは明らかに異彩を放っていた。
ついに夢が叶う瞬間が訪れた。発見したのは木の裏側を見ていたはせやま。


周りには巨大なゲジゲジとオオスズメバチもいたが無事捕獲。



キャチアンドリリース。

下山し、住宅街の自販機で飲み物を買っていると、ウリボー3匹連れたイノシシと遭遇。立ち止まり睨み合っていると、イノシシたちは去って行った。今度は甲山の神様も味方してくれたらしい。
ただーき