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2019年9月18日水曜日

北海道物語2

部屋の掃除に飽きたらブログ書いてます。


【利尻登山編 ~わかいけの悲劇~】

さてとぽてと、朝6時に出発となった利尻登山。

ピストンなのでテントなどはそのままに出発。

うーーん良い天気!登りはじめはちょっとガスったりなどしてたけどまぁなんとか耐えそう。
わかいけは昼ごはんに200gのパスタを用意していた。多くね?いやええけど。ええけど。


わかいけ「めっちゃパスタ楽しみやわぁ。」
パスタなんていつでも食えそうだがまぁ楽しみなのだろう。

みんなでえっちらおっちら登っていく。

「めっちゃパスタたのしみになってきたわぁ!」
 分かった。楽しみなのはわかった。まぁまぁしんどいもんね。
雲海。既視感(筋肉留学)

雲海もきれいだがここは島山。雲が晴れりゃ海が一望できる。

わかいけ「まじでパスタ!パスタ楽しみ!」

何回言うのだろうか。十分伝わった。


登りはしんどみ君。見えているのは偽ピーク

偽ピークを登ると見える本物の山頂。かっこいい

不思議と彼の写真が多い。
さて避難小屋に到着しここで荷物をデポ。山頂まで身軽な状態で行く。
星がとてもきれいなためここに泊まる人もいるそうだ。ぜひ泊まって星空を眺めたいものである。


 利尻の自然は厳しい。3人はここの岩場で脱落してしまった。
そんな彼らには見向きもせずひたすらに山頂を目指す。
山頂付近の急登。以前まで道が崩壊し、かなり歩きづらかったようだが現在整備されていた。とても歩きやすい。
ぶじ全員登頂である。岩場のくだりは茶番。

探検部のラリアット王子を紹介していなかった。
利尻かっこいいまじで

しげちゃんかわいい
パスタわかいけはパスタの事しか考えられず寝てしまった。


お腹のすいた一同は登りの途中にみつけた丁度いいご飯スポットまで降りることに


雲が晴れりゃこの眺望よ

さて、念願のおひるごはんである。やっと飯が食える。
なかでもわかいけは特に幸せそうである。あれほど楽しみにしていたパスタが食えるのだ。JETBOILで意気揚々とお湯を沸かしパスタをゆでていた。



さてご飯食べようかな。若池もそろそろ食ってるころかな?ふと横を見る。






ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ



パスタ200gすべてを落とした彼。かなしそうにパスタを洗っている。
湯切りの際に失敗したようだ。

あれほどパスタパスタ言っていた彼のパスタは、無残にも地に落ちたのである。


なんとかあらい終わりパスタを啜る彼の口から言葉が発せられることはなかった。

まずかったに違いない。かわいそうとは口では言うものの心の中では大笑いしていた。
あれほど楽しみだったパスタを、全部落としたのである。が写真からも伝わる悲壮感。
慰めるしかないのである。



そんなこんなでご飯の後はあっという間に下山。

そのまま利尻富士温泉へ向かう。

此処にはコインランドリーも設置してあるので覚えておくとよい


さて事件はお風呂でも起こった。※ここからは若干下ネタ要素を含む。のでいやなら適当に飛ばして


大久保が急にパ〇パンをかけたじゃんけんを提案してきたのである。
頭が悪い。誰にメリットがあるのか???


勿論なかなかじゃんけんするには至らない。


じゃんけんしようぜ派 大久保 若池 出口


じゃんけんしたくない派 烏 小間 ベーコン


と3対3の拮抗状態にあったからである。
しかしこの拮抗はカラスのしようぜ派への寝返りによりすぐに崩れることとなった。


じゃんけんは進み 一番やる気だった大久保と一番いやがったベーコンが残った。

正直大久保がかってくれないと本当にパワハラみたいになるので困る。
結局大久保は勝利し彼はみごとパ〇パンとなった。


なんのメリットがあるのか?なんて言ったが一番メリットがあったのは僕だった。
彼の姿がツボに入ってしまい3日目あたりまで笑いが止まらなかった。
彼を見るだけで笑ってしまう。僕はしょうもない人間なのだ。笑いのレベルは小学生である。 彼もまた、いろんな意味で小学生のようであったが。

さて、下ネタはこれくらいにして風呂の後は夕日ヶ丘に夕日を見に行った。

僕らは仲がいいのですぐこうやって一列になって写真を撮る。
約9日間こんだけ一緒にいたにも関わらず、珍しく険悪不満などはなかった。仲が良いのである。


さてこの日の宿泊問題。テントか?バンガローか?である。
翌日は雨。確定事項だ。4人用バンガロー(正直全員入る)に泊まることに。
たしか5000だっけ?6000だっけ?
まぁ8で割れば一人当たりの値段なんてそう変わらない。バンガローに泊まってやった。


バンガローはかなり快適でこの日から毎日バンガロー生活を送ることになってしまう。

そして毎日お酒を買い、毎日寝る前は飲んだ。なんとも適当で堕落した島生活だろう。幸せである。
翌日はやることもないのでたくさん飲んで寝た。

【雨利尻の楽しみ方とは ~苦し紛れ~】

朝7時に目覚めた。トイレに向かうと外でゆくのとベーコンが本を読んでいた。

「こんな朝からよく起きてられるなアホちゃうか(おはよう)」

なんて挨拶をかるくしながら隣に座るも眠くてバンガローにて二度寝する。若いって羨ましい。

僕ら3回生がぐーすか寝てるうちに下級生は姫沼に車で行っていた。元気である。
朝から元気

さてこの日はやることもなく僕らはチェックアウトぎりぎりの10時から活動開始。
とりあえずコインランドリーに洗濯物をぶちこむ。
島には2か所しかコインランドリーはない。利尻富士温泉のコインランドリーの方をお勧めしておく。

天気はあいにくの雨。さて困ったものである。仕方ないので仙法寺アザラシリベンジ。



いたぁぁぁぁぁぁぁ

もちろん餌やりをする。可愛い。こいつあざとい。まじで。めっちゃ愛らしい泳ぎ方する。ショーみたいに手は振ってくれんかったけど。


可愛すぎて僕とゆくのは2回も餌やりしてしまった。アザラシバカである。

しかし、カモメに餌やりしたのにアザラシに餌をあげなかった人はなんでだろう。


さてその後は「さとう食堂」で昼ごはん。
うに丼 海鮮丼 ほっけ定食 ラーメン などを食した我々。

うますぎ晋作である。


いよいよすることがなくなった僕らは島を車で島を観光することに。
ナビなんか使わない。行きたい方向に適当に車を走らせる

正直どこか分からない。
悪路だろうが関係ない。揺れまくりで卵は落ちる。そのたんびにカラスが落ちたことを報告してくれる。
展望台みたいなところに着く。土砂降りである。ジャン負け二人が展望台まで走り写真を撮って帰ってくることに。なかなか遠い。もちろん傘などない。

眺望はもちろんない。罰ゲームだ。
次の罰ゲームはこの道先まで車で行けるかを見てくるじゃんけん
行けた。スキー場だった。
大久保は重松のレインウェアを着て行ってた。後輩を犠牲にする精神。素敵だ。


これは白い恋人の丘。ここで二人で写真を撮ると結ばれるらしい。なんの需要もない二人が撮りに行くことになってしまった。最も需要があったのは某二人だけだが。

そんなこんなで白い恋人のパッケージの場所 オタトマリ沼などをパラっとみた。
なんやかんやで良い時間になってしまう。晴れていたならばぜひ島一周サイクリングをしてもらいたい。


というかこの日は遅くなりすぎてしまった。北麓キャンプ場の受付が終わっていたのである。代わりにすぐそばのキャンプ場「ファミリーキャンプ場ゆ~に」のバンガローを借りた。
明日は礼文にわたる日である。大久保、重松はカヤックで渡るらしい。正味かなり怖い。
安全管理に全力を注ぐ。不安を抱きながら明日に備えて寝る。


【礼文渡航編 ~荒れる海~】

カヤック組の朝は早い。僕は二人を海まで送るため一緒に早起きをした。

さて、船を出せそうな海岸を探す。なかなか見つからない。。。
やっとこさみつけたところは私有地のようだった。
そこの持ち主らしき人に大久保が声をかける。

「ここからカヤックだしていいですか?礼文まで行きたいんすけど」
「カヤック出すのは構わんけど礼文まで行くのはだめ。」

まぁ、そうだよな。内心僕は海荒れてね??なんて思いつつも初日よりはマシだったし判断は大久保に任せることにしていた。が漁師目からしてもあれは駄目な海のようだ。


しぶしぶやることもなくバンガローへ退散するぼくら。仕方ない。天気の前に為すすべはないのである。




眠い僕はもうひと寝入りを決め込むことにした。

案の定元気な下級生。そして大久保は利尻神社まで散歩に行っていた。
なかなかいい雰囲気。好き。行けばよかった

なにもいうことはない

さてそんなこんなで全員フェリーで礼文に向かう。
鴛泊~香深(かふか) 車+ドライバー1名 7630円也


さて今回はこの辺で、最後に利尻のおいしかったご飯たちの写真で〆ておこう。

利尻らーめん「味楽」

うに丼「さとう食堂」

海鮮丼「さとう食堂」

ほっけ定食 「さとう食堂」




3もぜひ読んでくれよな