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2019年9月1日日曜日

【北海道残留】大雪山~トムラウシ山縦走

夏休み楽しんでますか?
BACONです。

8月17から25まで出口さんの北海道企画に参加してきたのですが、帰りの飛行機代に2万円も払うのが癪やな~と思い、27日帰阪にして半額に抑えつつ北海道の他の山に登ろかな的な考えで残留する人を募ったら2人集まったので企画にしました。


ちなみにコマさんには振られました。
その残る分の時間をバイトしたらそっちの方が稼げるそうです。
まあ、どうやら稼がないといけない理由も北海道でできたようなので頑張ってください。。。


阿哲台の洞窟企画のときに若池さんが山と高原地図を広げながら「こうやってぐるっと1周縦走できるんやで~」楽しそうにと語ってくれたのを聞いて大雪~トムラウシ縦走にチャレンジしたくなって今回ルートを選んでます。


さて、今回一緒に登るメンバーを紹介しましょー。

1回生:おしげ
GOREの登山靴が欲しい(切実)
2回生:べこん
レインパンツ破けた(泣)
3回生:からすさん
行動食を風呂代で買った(440円)


DAY0 野宿


自転車で北海道縦断中の若池さんを途中で追い抜き、車を下山口の天人峡に駐車しに行った後、直帰組のハイエースで旭岳のロープウェイまで送ってもらいました。
ここでみんなとはお別れ。

これは別れ際の出口さん
からの野宿。就寝。
ちなみに若池さんは夜中の1時半に到着したらしい。


DAY1 姿見駅~白雲岳野営地


準備を終え、ロープウェイの駅へ。
ほんまにおった笑
眠い目を擦りながら

ロープウェイで楽々600mUP。
ゴンドラから下をみると妥協しない若池さんの姿が見える。
ここは踏破優先で課金。
ガスガス
旭岳急登の中、横から雨風が吹き付ける。かなりヤバかった。手袋なかったら死んでた。
七合目あたりで先に行ってたおじさん二人組が登頂を断念して引き返していく。
と思ったら、半パン・レインウェア全開きの外人さんが走って降りてくる。タフすぎる。

既にびしょびしょ
九合目。雨がやんできた。
とはいえ、寒い。

なんやかんや耐え忍び、CT2時間半のところ2時間で旭岳山頂に到着。
大雪山の主峰にして北海道最高峰げっちゅ。
ポケモンのホウエン地方ででてきたテンガン山のモデルの山でもある。

2291m
こっから急坂を半ば滑り落ちながら旭を下山。
途中通ったテン場で風から逃れ、休憩して次のピークへ。

つかの間の晴れ間を噛みしめる
先導する重松隊員
なんや、


かんやで、


北海岳到着。

あふれる名前の北海道感。
本当なら左のカルデラに有毒温泉が湧いてるのが見えるらしいですが、今回は何も見えず……
無念。景色皆無すぎる。

有毒温泉危険

北の大地

テン場まであと30分の地点。あとちょっと。
お二人もお疲れの様子。
ZZZ……

お昼過ぎに白雲岳の野営地に到着
テント300円、避難小屋1000円。
安さに負けてテン泊を選択。重松ゴメンよ寒いけど許して……。

この日は3組だけ

縦走の定番:スパゲッティ
昼から夕方までお昼寝して、
ご飯食べてさらに寝た。
防寒とシュラフはケチってはいけない。

そういえば、もともと2日目のゴールに考えていたヒサゴ沼の野営地が避難小屋の工事で使えないそうで、翌日の山行が+CT3hを余儀なくされたのであった。
おやすみ。


DAY2 白雲岳野営地~南沼野営地


翌朝、天気は耐えそうな気配がする。

気がするだけ

池になっとる

ブーイング
沼が多いせいか水捌けが悪くて池になってる道や、川になってる道が続いてゆく。
防水の登山靴じゃない重松にとっては一大事である。
「私、次は絶対GORE-TEXにします。」

9時、雨風が吹く。

#てんくらAとは
#風 #ガス #寒い #死ぬ



写真では分かりにくいけど天気めちゃ悪い。

テンションがだだ下がる
かりんとうおいしい。

忠別岳
地形のせいか山頂で風が弱まったのでこの間にお昼ご飯にする作戦にでた。
あったかいご飯を食べて回復する。
はずが、自分は逆に冷えて寒かった。やっぱりこういうときは米より汁物の方が良いに違いない。
二人はカップヌードルを選択していた。ちゃんとあったまれたみたい。


 忠別から下るとやっと晴れ間が…



景色効果で体力回復。
もう1ピークを越え、木道が始まった。
木道歩くの楽しい。

肝心の景色があんまりみえてないやつ

木道にフンが落ちてた
なんのフンか分かる識者いませんか?

そのサングラスどっからでてきたん?

どうやらこのあたりは「神遊びの庭」なる名前がついているらしい。
北海道ぱない。




せっかく最近買ってしまったチェアゼロもつれてきたので、ここでチェアリングタイム。



これはなかなかぐっどチェアリングスポットではないでしょうか。

ここからトムラウシの方に向かって進む。
日本庭園


岩……
岩の隙間にナキウサギ発見!
草むしゃむしゃ

今日はトムラウシは取らずにトラバースしてキャンプ地へ。
体力の限界。
北沼
設営
肩も腰も足も痛い。
さくっとご飯を食べておやすみなさい。



DAY3 南沼野営地~天人峡


朝ごはんを胃に収めてからテン場に荷物デポってトムラウシを取りにゆく。

早朝は霧が晴れない

百名山北海道3座目
ここからは来た道を戻って化雲岳を目指す。
ロックガーデン(急登)を下っていく。浮石がひたすら怖い。


ヒサゴ沼
3日目にして天気良好。これはてんくらA。

化雲岳着。景色最高である。
そこに岩があったら登りたいのが探検部。
化雲岩っていうらしい

チェアリングスポットその2

来た道と行く道が見える
岩に別れを告げ
どこ見ても山の稜線がもはや線でなく帯。

ポン沼
どんどん下山。
旭岳が見えそうでみえない

またもや登山道が川と化す
いいペースで下れてると思いきや、途中から道が川になっていて思うように進まない。

限界感
ここで烏さんの行動食がなくなったので、銭湯代とトレード。

森林限界まで帰ってきた。
木道楽しい。


キタキツネと遭遇

もうちょっと頑張って
彼方に臨む北海道の屋根


やっとこさ人里におりてきた。
感動の下山。
完全勝利
ちなみにYAMAPのログは…

50km超えのロングコース!
消費カロリー1万を超えたのすごい。
銭湯で測ったら体重3キロ痩せてた。


下山時刻が大幅に遅れてしまったせいで、かなりぎりっぎりの新千歳到着となり申した。
旭川~新千歳間を2時間で走り抜けた。ギリギリ飛行機間に合った。セーフ。
かなり焦った。
飛行機の中は爆睡かましたおかげでなにも記憶がない。


mont-bell北海道限定Tでおそろっち



はい、以上お読みいただきありがとうございました。これ北海道企画が屋久島企画同様に夏の恒例企画化していくやつですかね。
来年やるとしたらもっといろんなことしたいなー。

おわり。