ページ

2018年10月12日金曜日

2泊3日空木岳・木曽駒ヶ岳縦走→空木岳1泊2日ピストン山行


こんにちは。

すずき ひろむです。
夏休み企画のブログが続々と更新されていますね。
僕もこの波にのってブログを書いていきます。


2018年春、当時副部長として僕は「登山人口増加政策」を打ち出し、
その一つ目としてせのかなの竜ヶ岳登山、
そしてさらにステップアップとして
この空木岳・木曽駒ヶ岳縦走の企画を立てたのでした。

全く初心者向けのルートではないのですが、
「一度、山で極限まで疲れることで山を好きになる」
という僕の理論を体感してもらいたくて、このルートを選択しました。

しかし、結果から言うと、
自然の脅威に打ちのめされ縦走は断念、
空木岳1泊2日ピストン山行となりました…


何があったのでしょうか。

みていきましょう!




7/13(金)夜 19:00発
北アルプスに比べると中央アルプスは近い

菅の台バスセンター駐車場で野宿
12時就寝、4時30分起床

眠い目をこすりながら起きて、朝食を口につめこんで、
5時30分に出発!!!
大学生の登山はハードスケジュールになるんだよね、
頑張れ!!!



クライムオン!!! 


しかし空木岳、想像以上につらいのです。
ずっと樹林帯。ずっと薄暗い。ずっとまあまあしんどい傾斜。
それに2泊3日用の荷物は重い…

ふぁいとーーーーーおお!!!!



ずっと蒸し暑い



まだ元気 


まだ元気

楽しそう

おおくぼはつかれると一点を見つめ始める

ずっと樹林帯だから

眺望もゼロ 

くるしかったね



5時半に出て、登り続けて7-8時間、
14時頃に全班空木平避難小屋到着。


いや樹林帯長すぎ。
小屋に着いてもなんも景色みえなかったです。




おつかれさま


ここから夕飯まで自由時間&ぐだぐだタイム



天日干し

まえだねてる

小屋でねてる

植物観察

「いや、おしっこじゃないですって!
スポーツドリンクですって!!」

ブヨがすごい

平和なじかん

有機化学の勉強できるかな?

院試がかかってる

山では勉強はできないみたいです

よくカメラ持ってきたね

コーラ

なにかじってるん?




…そしてこの後僕らに襲いかかる自然の猛威====================================================================================================



4:20  ほいじゃあご飯の準備しよかー


4:25  米を炊き始める


4:30  途端に冷気が流れ込む「うわ急にさむくなった!」

4:31  服を着る

4:32  雨が降り出す

4:33:00  途端に大粒になり激しく降り始める

4:33:30  炊事一旦停止「バーナーの火止めy(((どっかーーーーーーーーーーーーん!!!

一瞬目の前が雷光で真っ白になって何も見えなくなりました



こんな感じ


雷鳴は遠く遠くの方で時たま聞こえてたくらいでした。
それが急にほんと50メートルくらいのとこに落ちた。


雷にまじビビりした僕は誰より先に、無意識に避難小屋の中に入ってました。
ごめんよ、いやでも怖かったもん。
普通すぐ避難小屋入るでしょ。
雷鳴ってるのにぼーっと立ってる方がおかしいって。笑


降り続く雨やあられの音を聞きながら翌日の行程について会議しました。
隊員は15人、木曽駒のテント場までのコースタイムは10時間、
急に積乱雲が発達したときに逃げ込める所はない。
今日の疲れもあって、登山初心者としては足が動かなくなるおそれがある。
等々の理由から、縦走はあきらめ、空木岳に登ってピストン下山することにしました。


こんなにも夏山の雷雲が恐ろしいものだとは思いませんでした。
反省。



だれも被雷しなくて良かった

2日分の食料を一日で食べるべく、夕食は豪華に。
焼肉丼、バジルソースのパスタ、キャベツのカルボナーラ(笑)(意外においしい)、たらこパスタ、とか。

食べまくり

そして小屋の中で就寝。





フリーズドライ

寒かった

リス

空木岳山頂へ

昨日の雷雨が嘘のよう

山頂!

おつかれ様でした。
夏山の恐怖を身をもって体感した山でした。
予定変更により余った一日は、

①カブトムシ採り、
②カブトムシ対決、
③絵葉書の旅(絵はがきの写真と同じ所を探す)

をすることに。

以下写真でお届けします。



















































最後まで読んでくれてありがとうございました。
行程変更は残念だったけど、僕なりに登山の楽しさは伝えられたかなと思います。
やま好きになってくれたら良いな。

また大人数登山したい!!!

おつかれす!!!!