昨年も大山に登る企画はありましたが、今回は<夏合宿>
として上回生18名、一回生30名の総勢48名で行きました。
が、運悪く、台風12号が直撃して、大山登山は当然のこと
ながら中止。一時は企画自体の中止も検討されましたが、
これだけの人数が参加する機会はとても貴重で、山登りの
他にも幹部交代式を行う目的もあったので、鳥取には行く
ことにしました。
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9月2日。8時半頃にJR大阪に集合すると、ぞろぞろと改札
脇の団体客用のゲートを通り、班毎に散って電車に乗車。
特急やくもでは車両丸ごと貸し切り状態で、なんだか修学
旅行を思い出しました。多いって、すごい!
既に台風12号の風と雨が強くなっており、途中で電車が
止まらないかひやひやしましたが、なんとか米子まで到着。
米子駅で旅館のバスが迎えに来るのを待っていましたが、
この頃には、外はかなりの荒れ模様になっており、大きな
雨粒が強風の中をうねりながら舞っていました。
人数が多いので、先発隊と後発隊にわかれて旅館まで
運んでもらいました。後発隊は旅館までバスで移動する
途中で飲み物や食糧を購入するためにご主人にお願い
してスーパーに立ち寄っていただきましたが、なかなか
目当てのものが入手できず何軒もハシゴして宴会用の
物資をかき集めました。バスの前の方に座っていた人は
本当に雨と風の中お疲れさまでした(^^;)
旅館到着後は先発隊と合流して夕飯。風呂に入ったり、
企画のミーティングを行ったり、わざわざ一室に何人もの
男が集まって腕相撲をしたり、とカオスでした。
一回生の元気さを見ていると、大学における年齢区分では
「おじさん」に分類される身の者としては、とても寝たい気分
になったので、ひっそりと空いている部屋に退避しました。
同じような顔をした上回生が、既に何人かいました。
ゴーゴーという風の音を聞きながら日付が変わる頃に就寝。
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9月3日。朝風呂に入ろうと5時過ぎに起きたものの、停電の
ため入れず、飲み物を買おうとしても自動販売機は使えず、
ニュースを見ようとテレビの電源を入れてもつかず…
旅館の人にいただいた温かいお茶をすすりながら現代日本
における電気への依存とその脆弱性について、じっくりと腰を
据えて考えませんでした。電気は直ぐに復旧。7時から朝食。
みんな、ちゃんと時間までに集合しており、感動しました。
前日の段階で、大山登山に変わる活動を検討しましたが、
とても外に出られる状況ではなかったので、おとなしく旅館の
中で過ごすことに。三回生と四回生の一部の「おじさん」組は
午前中は部屋で寝ていました。なので若い人たちの様子は
わかりません。
12時ごろにおもむろに起き上がると、昼食を食べに食堂へ。
昼食は各自で購入したものを思い思いの時間に食べました。
米子で買った日清のどん兵衛がパンパンに膨らんでいるのを
見て大山に来ていることを改めて実感しました。山に登れない
のが本当に残念。
午後も旅館内で過ごしました。囲碁を使ってオセロをする人、
将棋を指す人、玄関の前で上半身裸で走り回る人、旅館の
カフェコーナーでDVDの鑑賞会をする人、ハンカチ落としを
はじめる人、麻雀をする人、なんだかよくわかんないことを
している人、などなど、前日以上にカオスな感じで「何もする
ことのない時間」を過ごしていました。
「何もすることがない時間」を上手に過ごすスキルは、探検部
において重要なので、しっかり磨いておきましょう。
夕飯の前に幹部の交代式を行いました。名司会カツヲさんの
進行で旧
新部長やまちゃんが紹介しました。なお、幹部の交代について
は探検部HP部員向け連絡をご覧ください。
おいしいすき焼きを食べ終わると、いよいよ二次会へ突入。
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長くなったので、続きは後日。きっと。 (み)