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2017年7月21日金曜日

八ヶ岳全縦走


八ヶ岳

こんにちは
吹田に絶望し、吹田に蝕まれている吹田山本山こと山本山、略してやまです。


って感じで先延ばしにしていたけど書きます。

僕は阪大の中で最も臭い工学部の中でもより腐っている応用理工学科で、さらに発酵した機械コースなので実験レポート風の構成で書きます。なんでかって?レポート書くことを強いられ過ぎて、ブログの書き方忘れたからです。あと文学部みたいな文才がないからです。こんな臭いブログを書くことを許してください。消臭のためにドラえもんを挟んどきます。長いの読みたくない人は概要だけ読んでください。


1.概要
過ぎし72回目の週末、ごーき、たけ、やまの3人は八ヶ岳全縦走をするために集まった.観音平からいくつものピークを乗り越えて蓼科山に辿り着き,下山するルートであった。カンピロバクターや,0.8掛けのコースタイム,(鼻から)多くの血を喪いながらもついに八ヶ岳全縦走をやりきったのであった.ついでに霧ヶ峰と美ヶ原(僕は美ヶ原登ってへんけど.)にも行ったのであった.そして帰阪したのは月曜の5:00だったのであった.

2.目的
八ヶ岳全縦走を一泊2日でこなす.

3.理論
理論なんか知らん!どっ根性でやり切ればええんや!!!!

4.方法
・持ち物
ファストパッキングされたザック
カンピロバクター(一週間ほど前にカンピロバクターを摂取するのが好ましい.)
カンピロバクターの薬(必須よね~.僕は忘れたけどな.)
お金(汗すごい書く奴はめっちちゃ水分を買い漁る羽目になる.)

・手順っぽい振り返り
(イ)募集
我こそはーー!!!八ヶ岳全縦走をするんだっっっ!!!!ってやつを数人集める.

(ロ)当日まで
一週間前にカンピロバクターを喰う.詳しくは カンピロバクター事件を参照.

(ハ)観音平まで
金曜の昼にお腹が痛くてカンピロって,病院行ったたけさん.もはや無理なのかって思った時「行きます」と連絡が来た.彼女の益荒女ぶりに涙が出そうになった.その後レンタカー借りてでえっちらほったら観音平まで.

(ニ)1日目
3時半登山開始という早々朝.まあよくあるけどね.カンピロのせいでお腹が痛いたけとやまは苦しみながら元気なごーきを追いかけ,なんとか編笠山に到着した.めっさ綺麗やけど先は長い.ここでお薬タイムをしたけどアホなやまはお薬忘れたのでたけさんから施しを受けた.カンピロってくれてありがとうたけ.
図1 編笠山にて薬を探す
いかつい権現岳、看板頑張ってくれ旭岳、なっがいハシゴこなしてのキレット小屋過ぎて主峰赤岳のとりつく.赤岳へは鎖場や梯子のある岩場を登ってった.ゴリゴリ登って登頂.いやー猛々しいなー.
図2 権現岳

図3 よくみると旭岳
図4 なっがい梯子
図5 赤岳への登り
図6 最近花をめでるごーき

図7 赤岳

ガスガスの横岳過ぎたとこで優しいおっちゃんにきゅうりもろた.うまい.その後硫黄山荘へ行ってカレー食った.うんまい.
図8 横向く横岳
図9 カレーがんまい
山頂の広い硫黄岳登って,【爆裂火口】見たら,後はあったっけって感じの箕冠山,辛さのピーク根石岳,西天狗だけもあるんやでの東天狗岳,雷なり始めた中山ときての綺麗な高見石小屋に宿泊.

この辺りがほんまにめっちゃしんどかった.
なんか頭考えられへんくて思ったことをすぐに口に出してしまう.
図10 こんな感じよ

変なことを口走ってしまったけど忘れることにした.そしてごーきはなんであんな元気なんや.益荒男かよっ.

高見石小屋のお兄ちゃんが気持ち良い人過ぎて,個室に泊まることができた.優しすぎる.晩御飯は3人で一つのコッヘルをつつくという戦後の惨めさが感じられる食事をした.小屋の食事などとらない.これも訓練である.
図11 本心

食事終えて部屋でお菓子ポリポイ食べて布団に入る.

図12 個室や!布団や!!
図13 正論
(ホ)2日目
2時半起床.布団の力はすごい.疲れがすごいとれる.
またもや3時に登山開始.眠いよー.ヘッデンつけての丸山,麦草峠超えての茶臼山へ.茶臼山の展望台はサイコーやった.枯れている縞枯山,展望ないんかいの雨池山,気持ち良い北横岳をクリアして,最後の山頂が岩々の蓼科山へ.
図15 茶臼山展望
蓼科山荘まであと30分と岩にかいてあった.あともうひと踏ん張りや.やった.

図14 よくもだましたなー
明らかに30分以上歩かされて,蓼科山荘に到着.蓼科山荘でアイスを見つけた僕たちは即決で購入した.山アイスは体に染み渡る.そういや山アイス同好会ってあったなー.山料理研究会を見習って活動してくれ.

そして遂に蓼科山を登頂ー.満身創痍やーー.ガスガスやーーー.でもやったぞーーーー.下山つらーーーーーい.
図16 蓼科登頂!!
蓼科山頂で一生を終えることを考えたが,まだ多くの百名山を残している僕たちには下山を避けることできないので下山する.下山途中に事件が発生する.誰とは言わんが益荒女の鼻から第一次鼻噴火する.綺麗な赤い血でした.めっちゃ画像乗っけたいけど,血がついてるのでやめとく.ついでに彼女の尊厳を守らんといかんしな.

遂に蓼科山を下山.八ヶ岳全山縦走やりきったゼーーー.の1
図17 やり切った
まだ歩くんですけどね.下山して女神湖という邪なやつを投げ込むとたてしまになりそうな湖へ行く途中に鼻が第二次鼻噴火する.僕は走り降りて,お土産屋さんの試食をしまくっていたので詳しくは知らん.

その後温泉へ.第三次鼻噴火する.いや何回鼻噴火すんねん.
図18 またか
バス,電車,タクシーと乗り継いで観音平へ帰還した.

(ヘ)おまけ
なんやかんやあって霧ヶ峰へ.靴擦れのせいで靴履きたくない僕はごーきのビーサンを借りて登山をするが,登山道が石石のために四苦八苦.どうにかして登頂したが下山のときにビーサンを壊してしまった僕は登山道に怒りながら走って下山した.ほんまに痛かった.八ヶ岳よりもしんどい.ビーサン壊してごめんなさい.
図19 霧ヶ峰ナイトハイク

そしてえっちらほっちら美ヶ原まで.僕は不貞寝してたので登らへんかったが,2人は夜中の牛の鼻息にビビりながら行ったらしい.
図20 もー
図21 美ヶ原ナイトハイク

そして第四次鼻噴火を起こす.鼻の毛細血管を鍛えてほしい.
図22 またね

5.結果
1日目
観音平→編笠山→権現岳→旭岳→赤岳→横岳→硫黄岳→箕冠山→根石岳→東天狗岳→中山→高見石小屋
2日目
高見石小屋→丸山→茶臼山→縞枯山→雨池山→北横岳→蓼科山→蓼科山七合目登山口
図23 軌跡
6.結論
八ヶ岳全縦走をすることができた.そして達成感は甚だ素晴らしいものであった.

7.考察
人間やればできるものである.

8.参考文献
大塚剛毅(2017)「八ヶ岳ウルトラマラソン企画書」阪大探検部
藤子・F・不二雄(1969-1996)「ドラえもん全45巻」小学館