「長い一文」をテーマにブログを書きたいなと思っていますが、なるべく長い一文そして、それでも読みやすい一文で書くことが目標でありまして、それでは一回句点で区切ってから、局島での生活を振り返っていきます。
テーマ破棄します。
局島到着してとりあえずデポった図ですね、1つ投げ出されたザックがあります。この写真はなかなか好きです。いい雰囲気でてますね。この島は、満潮の時と干潮の時でぜんっぜん行動範囲が変わりました。カメノテが取れないのが満ち潮で、カメノテが取れるのが引き潮です。カメノテが取れないってことは行動範囲がとても狭くなっているということになりますので、局島に行くときは注意です。
この写真の中央をよく見てください。写ってる写真ですよこれは。メンバー大塚の後姿が、福谷の後姿が。
藪に突撃しているのです。藪漕ぎです。藪漕ぎは平泳ぎでした。我々は探検部であるから、藪漕ぎをするのです。道がなかった、藪を漕ぎ分けるしかなかった、だから我々は藪漕ぎをするのです。
藪を掻き分けて、踏み倒してなぎ倒して進むのはとっても大変なもので、開拓とはこういうことなのだ、と見晴らしの極めて悪い局島のてっぺんで、額から流れる汗を拭いながら、ひとりごちた(実際には汗が流れていたのは額どころではなく、そして「暑い」と言った)。
いやしっかし探検部に入って二年目な僕だけれども、「探検した」と言えるのはこれが初めてで、てっぺん取った後に写真の場所に戻ってきたときはなかなかな達成感を感じました。探検部ならばやはり、自ら道を切り開くべきですね。
さてこれは食料調達の現場です。
この度の第一食糧はクラゲでした。種は不明。でかい。
いや島でクラゲ取れたら食べたろとか思ってましたが、さすがにでかくて気持ち悪さが勝ってしまったのでやめました。メンバー石川には申し訳ない、せっかく取ってもらったのに。
右はこの度の唯一のまともな食料、一匹のベラです。三匹の子豚やら七匹の子ヤギでもいたら万々歳でしたが現実は、一匹のベラでした。これは鱗取りの図。グッジョブフクヤ。このベラ揚げベラにしたベラが、6分割ベラであり、美味ベラであったベラ。はい。魚を食べられることにあれほどまでに感謝する日がくるとは思っていませんでした。
これは題名「カメノテ オン ザ ファイア」です。意味そのまま。
我々は局島において、磯でとれた貝類を食べる派とそこらへんの野草を天ぷらにして食べる派で分裂したのですが(していませんが)、略して貝派がカメノテとかヤドカリとかよく分からん系一枚貝とか巻貝を食べました。
おすすめはカメノテ、次点でヤドカリ、理由は正体分かるから。謎の貝類は図鑑でそれっぽいの特定したけど怖いね。次回無人島行く時はもっといろいろな種にチャレンジしたい。できれば僕だけではなくより多くの参加者にチャレンジしてもらいたい。やっぱり日本人である以上団体行動を尊重すべきだ。団体の意志がなんであるかによるけれど。
ヤドカリはカニみそ味です。
次は右に寄せようかなと思ったけど左でいいやと左寄せにした写真です。題名は「文明」です。無人島は夜も朝も早いのです。電気がない生活ってすごいですね、みんな寝に入ってるこの時間はじつは8時なのですが、体感は11時とかそこらへん。電燈が設置されていたりしたらこの時間に寝たりはしていないと思うのです。食料調達は疲れるものです。釣りが道楽ではなく稼業と化していました。その疲労もあってか、ぐっすり12時間睡眠とれました。
そして翌日、いい感じの起床。すくなくとも起床直後はいい感じでした。
お迎えを昼1時に依頼していたのですが、これは失敗でありまして、というのも、無人島二日目はちょっとエネルギー不足でなにもする気になれず、というか一応昼ご飯は釣ろうかとか思っていたのですが仕掛けを使い果たしていて、しかも午前中は潮が満ちていてカメノテとかも取れず、つまるところ僕は船が来るまで寝てました。これはちょっと反省です、、、。
最後は全体写真で締めくくろうと思います。
初めに一応言っておきますが、手前左の渡辺菜子はリアルではもっとかわいいです(かわいいですよ、それはもう、しかも女性です)。いや何枚か集合写真とっておけばよかったです。
メンバーちょくちょく紹介しましたが改めて、全員を紹介します。渡辺菜子が最も近い顔で、その後ろに隠れ気味なのが大塚涼矢、あとは反時計周りに、伊藤啓太、城田一樹、石川ベラ和樹、ふくやさきな、です。なんとなく島っぽい顔ぶれですね。一泊だけではあったけれどお疲れ様でした。そして至らない企画者にお付き合いいただきありがとうございました。
追記:無人島あがりの焼肉食べ放題はいいぞ。