ページ

2015年10月5日月曜日

やりたいことが〜めのまえにありすぎて〜

こんばんは、夏休みが明けて2週目、時刻表記念日の夜をいかがお過ごしでしょうか、しおです。
今回は、時刻表と睨めっこしながら企画を立て、時刻表と激しい死闘を繰り広げた秘境駅企画について、秋夜のように長々と書きたいと思います。

事は8月12,13日まで遡ります。舞台は秘境駅界隈では有名な飯田線沿線。今回の企画の目的は「自然を楽しみ、普段は日常生活の一部でしかない"駅"という場所で非日常感を味わう。そして、文明の利器に勝つ」というもので、この企画は主に秘境駅・廃線跡散策編とVS時刻表編の2本立てで構成されていました(今考えた)。

人数は10人(内訳:4回1人,3回4人,2回3人,1回,2人),予算は1万円,本数の少ない飯田線という縛りをクリアするために、大阪-名古屋間は18切符で移動し、名古屋から飯田線まではレンタカーでアプローチし、飯田線内は再び18切符を用いるという行程を組みました。
ところが、初め考えていたスポットをすべて回ろうとするとどう考えても時間が足りない。仕方なく企画書にはぎちぎちのスケジュールをぶち込みました。これについては参加者の皆様から「この時間配分は意味がわからない」、「お昼ご飯はどーするんですか!?」等の意見をいただきました。ごもっともでした、すみません。

実際は、行きしなに丁度良い渋滞にはまったので臨機応変にスケジュールを変更しながら事は順調に進みました。ただ、宿泊場所として考えていたキャンプ場は予約制ではなく、当日私たちが到着したときには既にほぼ一杯で、テントが張れるかどうかギリギリだったので一瞬ひやっとしました、無事泊まれてよかった。
キャンプ場そばのロケーション

〜〜〜〜〜秘境駅・廃線跡散策編〜〜〜〜〜
さて、無事テントを張り終えたところでいよいよ秘境駅めぐりのスタートです。
巡りといっても時間の都合上、小和田駅しか寄ることができませんでした。
なぜ恋成就駅と呼ばれているかはwikipediaでも見てください

実は私、5-6年前に初めての一人旅でこの小和田駅を訪れており、その際記念に秘境駅ノートに書き込みをしていました。今回その書き込みがまだ残っているのを発見し、なんだか感慨深くなりました。
小和田駅の近く?には高瀬橋という崩落した橋があるらしく、その当時、何を思ったのかそれを見てみたいなぁという気持ちに狩られ、周辺の道を歩いたのですが、夕暮れ時であったため道半ばで断念しました。今回はそのリベンジということで参加者の皆さんを引き連れて橋を目指しました。しかし、歩を進める毎に周りの風景に見覚えがなくなっていき、5-6年前に引き返した地点さえ発見できず、途中倒木等道が荒れに荒れていたのでまたしても橋へは到達できませんでした、残念。小和田駅から橋に向かう道は1本道のはずなのに、5-6年前に通った道とは明らかに風景が違っていたので私の頭の中は???で一杯でした。
5年後にまたリベンジしたいと思います。

そんなこんなで小和田駅に約1時間半滞在したあと、キャンプ場に戻って温泉行って飯食って寝ました。夜中の雷怖かった。

2日目、天気があまりよろしくない中、午前中は廃線跡散策に出かけました。webで調べたとおりの風景がそこにはあり、とても楽しかったです(投げやり)。

〜〜〜〜〜VS時刻表編〜〜〜〜〜
簡潔に言うと下山ダッシュを敢行しました。下山ダッシュについてはこちらをご参照ください[http://ja.uncyclopedia.info/wiki/下山ダッシュ]。
ここで、下山ダッシュ参加組とドライブ観光組の二手に分かれました。ダッシュ参加組は私含めて5人。天竜峡駅からスタートとなる下山村駅までは電車で移動。移動中、GoogleMapで念入りの地図を調べまくりましたが、下山村駅を出て3秒で頭の中にインプットしたはずの地図が全部吹っ飛びました。先頭を走るししょー、178が道を覚えていたらしく、駅を降りる前は「これは個人競技やからな」とほざいていた私でしたが、完全に二人の後を追う形になりました。伊那上郷駅までの間約2km、ほとんど上り坂でめっちゃキツかった...、今振り返ると夏休みでしんどかった出来事top3には入るほどしんどかった、最初にこのダッシュ考えたのだれだよ。
あと、午前中の廃線散策の際は雨模様だった天気もなぜかダッシュ中は快晴でした。
結局、下山ダッシュに成功したのは5人中4人、失敗した1人は途中で道に迷ったようでした。伊那上郷駅に着いた瞬間、謎の達成感に包まれました。

そのあとは、温泉に入り、名古屋で観光組と合流して18切符で大阪に戻りました。
とまぁ秘境駅企画はこんな感じで幕を閉じました(ETCカードをレンタカーに忘れてしまってカードを破棄するはめになってしまったのは秘密)。

次は剣山の記事を書きたいと思います。それではおやすみなさい。