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2014年7月16日水曜日

蓬莱山登山

2回のナカムラです。中間やら課題やらプレゼンやらをやっと乗り切ったので、遅くなりましたが先月29日に行った蓬莱山登山の活動報告をさせていただきます。それでは


6月29日、滋賀県比良山系の山々の一つである蓬莱山へと登山へ向かうことになった。新歓登山が残念ながら中止となってしまったため、新入生が登る初めての山になれば、という思いで立ち上げた企画。当日参加してくれた1回生は4人。部室でこの企画の宣伝をしていただいた先輩には本当に感謝しています。上回生の参加人数は3回生が5人、2回生が6人、飛び入り参加の4回生以上の先輩が2人であった。

当日は晴れとなったが、前日の夜に近畿一帯で大雨が降り、足場はぬかるみ、コンディションは悪い。だが、雨のおかげか湿気は多いものの、時期の割には涼しい。

今回の登山ルートはキタダカ道を抜け、打見山、蓬莱山を巡り、小女郎ヶ池を見て、蓬莱駅へと下山するルートを選んだ。初めて登山する方でも十分可能なルートである。

朝、9時00分志賀駅集合の後出発の予定であったが、大阪市内で電車が遅れたということで遅刻者が出る。仕方がないので待つことになり、出発は9:25分となった。

駅から登山口まで歩く

駅から歩き、10時00分にキタダカ道の入り口の目印であるダムに到着。日差しが強くなりやや暑くなってくる。この時点で若干息が上がっている人がいる。

ダムの上から琵琶湖を望む


キタダカ道はベーシックな登山道であった。ややぬかるんでいる道をひたすら登っていく。元気に上る人もいれば暑さに参っている人もいる。当然、全員がついてこれるペースで、休憩をはさみながら進む。そして11時5分、目印となる天狗杉に到着。少し長めの休憩をとる。





天狗杉を抜け、11時40分に二つ目の目印であるクロトノハゲに到着。休憩をはさみ、さらに登る。ところが、ここでいきなり天候が悪くなる。急に降ってきた雨、レインウェアを着用する。大雨ではないが、うっとおしい雨である。何度も言っているが僕はあまごいはしていない。僕のせいじゃない。あとこれも何度も言っていますが、折り畳み傘は絶対にやめてください。手がふさがり危険です。

おや?雲の様子が


レインウェア出してー!


琵琶湖を一望できるポイント…なんですがねぇ


12時15分、打見山到着。ジップラインがあるからか、トイレ&自販機がある。ここで昼食をとる。到着したところでちょうど雨が上がった。そして頂上でなんと阪大ワンダーフォーゲル部を発見。どうやら縦走に来ているらしい。そういえば、近畿のある公立大学探検部も同日に蓬莱山に来ていたらしい。

山頂展望台にて
晴れてきた
遊んでいる3回生の先輩方
はしゃぐ2回生

13時5分打見山を出発し、蓬莱山へ。芝生をひたすら登る。そして13時35分、蓬莱山到着。山頂の椅子で休憩する人もいれば、なぜか設置してあるハンモックで休む人もいる。このころには天気はすっかり回復し、山頂から琵琶湖が一望できた。
蓬莱山へ
滑り台を見つけ、はしゃいで向かう先輩達

が…しかし
ひたすら登る

恒例178


山頂到着

ようやく晴れ間が
記念撮影


記念撮影を終え、蓬莱山を後にし、14時10分に小女郎ヶ行けに到着。少し休憩した後、すぐに下山開始。

下山ルートはブッシュが生い茂っており歩きにくい。また雨の影響で、岩場が非常に滑りやすい。足元に気を付けながらゆっくりと進む。しばらく進むと川沿いの道へ出る。ここも雨の影響でやや増水している。途中どうしても水に濡れる箇所があった。





16時00分、登山道を抜け、アスファルトの道が現れる。下山完了である。ここで僕はなにやら靴の中に違和感を感じる。すぐに靴を脱ぐと、ズルリと現れたのは血を吸って肥大化したヒル。さらに靴下を染め上げるほどに出血した足の甲であった。すぐに治療するも血は止まらない。それもそのはず、ヒルには血の凝固作用を止める成分を分泌するからである。

ヒルにかまれた時、気を付けることは、まずヒルを体から引きはがさないこと。無理やり引っぺがすと牙が残り、血がさらに止まらなくなります。ライターの火を体に引っ付いてるヒルに近づけ、自然に落とすようにしましょう。食塩やアルコールをかけるのも効果的です。落とした後は処分しましょう。産卵する可能性があります。次に患部はすぐに消毒すること。なにがあるかわかりませんから。

16時45分、蓬莱駅に到着。反省会を行い解散した。新入生は疲れたのか、帰りの電車では皆爆睡であった。


以上で活動報告は終わりです。今回の企画に参加していただいた方、本当にありがとうございました。楽しんでいただけたかはわかりませんが、無事企画を終了することができました。感謝しています。


ここからは反省会で出た話。今回の登山は難易度的には割と楽な方です。しかし、下山までに時間がちょっとかかりすぎです。虫の息になっている人も見られます。ゆえに体力をつけましょう。
といいますのも、夏合宿の際に、日帰りにせよ、縦走にせよ山には登ることになります。そこで、あまりにも登山ペースが遅くなってしまうと、参加者の多い合宿の全体の予定に影響がでてしまいます。
体力に個人差があるのはしょうがないです。無理に体力をつけろとは強要はしません。ただ、普段の生活の中で、歩く時間を少し増やしてみようかな?とかをちょっとだけ心がけてみてください。

偉そうに言ってすいませんが、どうかよろしくおねがいします。ありがとうございました。