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2012年6月7日木曜日

比良縦走

こんにちは、KDIです。

比良山系を縦走してきました!


というわけで活動報告を・・・

【1日目】
08:40分ごろに滋賀県の志賀駅に到着。朝が早かったので皆眠そうですね(ちなみに企画者も全然寝てないです)。気温はそれほど高くないですが、少し曇り気味で不安。

バスに乗って、びわ湖バレイへ。ここから山頂までロープウェイが出ています(むろん乗りません、登山ですから)。トイレ休憩や荷物の点検をした後、いよいよ出発。

最初の目的地は蓬莱山。序盤こそ登りは緩かったものの、次第にきつくなっていく登山道に体が悲鳴を上げました。ちなみにこれほどの量の荷物を背負って登山(しかも縦走)に行くのは企画者は初めてです。気温も徐々に上がっていく中、何度か休憩を挟みながらもどうにか稜線にたどり着きました。



ここまでくれば後は楽ですね。稜線伝いに歩きながら、蓬莱山山頂へ。ちなみに蓬莱山の山頂付近はスキー場となっているようで、開けた草原地帯はとても歩きやすいです(ところどころに地雷も落ちていましたが・・・)

蓬莱山山頂から次の目的地の打身山は目と鼻の先。


歩いている途中でかなりの量の遊具を見つけて驚きました。なんとクライミングウォールまで・・・。
ジップライン企画はここであるようですね。行けばよかったと後悔。

打身山山頂では売店が営業していました。当然のごとくアイスを購入。登山の後(まだまだ続きますが)はやっぱりこれでしょう。

昼休憩を取った後、縦走を再開。登山道とかではなくいきなりスキーのコースを下ることに・・・。かなりの急坂で驚きました。

比良岳を通り過ぎ、烏谷山(からとやま)へ。ここらへんからまた道が登りに。どうにか烏谷山の山頂までたどり着くと、そこから琵琶湖が一望できました。


ちょっと霞んで見えるのが残念。でもいい景色が心なしか疲れを吹き飛ばしてくれました。

烏谷山から荒川峠、南比良峠、金糞峠を経ていよいよ本日の幕営地、八雲が原へ。
春から夏への季節の変わり目か、緑が少し濃く感じられました。歩いてまったく飽きません。


こんな感じの橋がいくつかありました。古くて少々怖い・・・。

さて、八雲が原は国定公園特別地域、湿原地帯の豊かな生態系がその魅力です。今回は新緑の季節でしたが、秋の紅葉の季節もまた格別だそうです。ぜひ行ってみたいものです。

到着してみると、他の大学のグループがいくつか到着していました。テントを張り終え、少し湿原を探索。たくさんイモリがいました。ちなみに見たのは初めてです。まだ小さかったので、秋に来たらもっとでっかくなっているかもですね。

湿原から戻って最大の楽しみの夕食タイム。さすがに一日歩き詰めだと、相当お腹が空きます。
けっこう皆いろんなものを持ってきていました。食パンからゼリーまでバラエティあふれるメニュー。

自分ももっと食糧を持ってきたかったですね。でもそうすると荷物の重さが・・・。ジレンマです。

後片付けをして7;30頃に就寝。カエルの鳴き声でなかなか眠れませんでした。


【2日目】
4;00に起床。まだ暗いですが、テントの片づけをして出発。序盤からゲレンデの跡地を通ります。空きっ腹に急坂はきついですね・・・。

小一時間も歩くと武奈ヶ岳山頂に到着。山頂で朝食。空気が澄んでいて最高でした。寒かったけど。



腹の虫が治まったところで、7:00から縦走を再開。

ここからゴールであるくつき温泉まで12.3キロメートルの距離があります。まあ、これぐらいの距離ならなんとかなるでしょう・・・。ところで日曜の朝7:00って相当早いですよね。皆さん普段起きていますか?

武奈ヶ岳から細川越を経て、釣瓶岳へ。武奈ヶ岳周辺はあまり木が生えておらず、見通しもよかったですが、段々と鬱蒼と茂る樹林地帯に入ると、見晴らしも悪くなり、少しテンションが下がります。ただ、その分風がさえぎられるので、助かりました。


釣瓶岳からは地蔵峠までは稜線伝いのなだらかな道を歩いていきます。まだ日がそれほど高くないのも助かりました。ペースもよく、コースタイムより少々早く進めました。




ちょっと曇っていて不気味ですが、本当にいい道でした・・・。また来たいものです。

ヨコタニ峠から須川峠は雑木林の中を進んでいきます。踏み跡もわかりづらく迷いそうになりました。目印のテープですか、あれは見つけにくいですからね、本当に(泣)。


少々曇り気味の一日でしたが、ときおり雲の切れ目から太陽が顔を出したときの木漏れ日がきれいでした。

須川峠からは蛇谷ヶ峰への最後の登り。ここさえ登り切れば、後は山頂から一気にくつき温泉に向けて下るだけ。というわけでラストスパート。流石に二日間の疲れがここに来てでてきたのか、皆の足も止まりがち。這い上がるようにして山頂へ。

山頂からは琵琶湖が一望の元に・・・といっても比良山系は琵琶湖沿いにあるので見えて当然か。

山頂で軽い昼食。思えば朝6:00から歩いているわけですから、腹も空くわけです。

いよいよ最後の下り。ここさえ下りればゴール・・・ですが、階段の連続。膝に来ました。この2日間での足への蓄積ダメージは相当大きいはず。筋肉痛が怖い。

ついにグリーンパーク思い出の森(くつき温泉)に到着。ローラー滑り台が出迎えてくれました。



こういうところで無心に遊ぶ心はいつまでも持っていたいですね。

とりま温泉へGO!

2日間の汗を思う存分流しました。入っていながら若干気になったのが、HPで見たのより少し浴室が狭いような・・・後で調べたら、もう一つ別に温泉があったようです。
そっちにも行けばよかった・・・ッ

風呂の後は軽く軽食を。ちなみに某一回生はカレーライスを食った後に、ざるそばも食べてました。軽食・・・?
ちなみにここで売っていたソフトクリーム:アドベリー味、独特の酸味がおいしかったです。風呂上りのアイスはやっぱり格別でした。ちなみに企画者はこの後も売店でシュークリームとかいろいろ買って食べてました。甘いものおいしいです。


バスと電車を乗り継いで部室へ帰還。

テントの片づけなどを終えた後、流れ解散。


【反省】
というわけで反省を。

今回の企画ですが、企画書の段階からたくさん粗がありました。電車・バスの料金の書き間違いから、参加に際しての条件(経験や装備)をあまり考慮せずにメーリスで募集を掛け、挙句の果てに行事開催届をぎりぎりに出したことなど、枚挙にいとまがないです。企画に参加された方にはその性で迷惑を掛けてしまいましたし、一歩間違えれば、大きな事故につながっていたかもしれないです。
何事もなく、無事に終わったのがむしろ奇跡に近いと思っています。

本当に申し訳ありませんでした。

2度と同じような失敗はしないようにこれからも精進していきたいです。

さて、

今回の企画には一回生が3名も参加してくれました。そのうち2人は初めての縦走ということだったのですが、重い荷物を担いで、2日間よく頑張ってくれました。のみならず、3人ともけっこう楽しんでくれたので、企画者としてはこれに優る喜びはないです。

ご参加、真にありがとうございました。

たぶん夏休み中にも北アルプスでの縦走の企画はいくつか上がると思います。探検部で山に登る楽しさに目覚めた!とかいう人は企画者も白馬の縦走なんかを企画中ですのでぜひともそちらにも参加してくれたらうれしい限りです。

では、また。