夕日を眺めよう!
六甲山で夕日を見ました!
参加者:64期(1年生)4人、63期(2年生)2人
1人欠席して63期は1人になりました。
日程:2024年12月1日(日曜日)
日の入り時刻:16時48分
11:30 芦屋川駅
この企画で最も恐ろしいものは、悪天候です。空が晴れていても、霧が出たりすると夕日は全く見えません。幸いなことに、この日は爽やかに晴れていました。参加者たちは暖かい日差しに当たる心地よさと、夕日がよく見える予感から、にっこり、わくわくしていました。
11時半に集合する予定でしたが、遅刻が多く、12時になってしまいました。でも、企画者には焦る様子がありません。こんな状況を想定して、集合時間を出発の30分前にしておいたのです。しめしめと思いながら、全員の到着を待ちます。とっても細い犬を見つけたり、ローソンでからあげクンを買って食べたりしました。
みんな集まったところで、出発です。遅刻の理由を聞いてみたところ、準備が遅かったのだと話していました。なんにせよ、来てくれただけで企画者は嬉しいものです。空は変わらず綺麗でした。
山を歩いていると、左側に面白そうな岩場があったので、登ってみました。少しでも探検っぽいことをしたい、という思いが、実はあったのです。
さて、そこから先は景色を楽しみながら歩いただけです。太陽はだんだんと低くなっていました。山頂付近の自販機で飲み物を買って、トイレにも行きました。呼吸をしていると、吐息が白く見えます。なんだか嬉しい気分です。みんな、これからのことを楽しみにしています。

15時56分、山頂の看板に到着しました。まだ空は明るく、影が少し長いくらいでした。一番しんみりする時間かもしれません。こんな雰囲気の中でみんなの写真を撮ったら、たいそう美しく、懐かしいものとなるはずです。
ここで印象に残ったのは、ある参加者のエピソードです。彼は、子どものときに日が沈むのを見て、寂しさで泣いてしまったというのです。私はそんな感受性の持ち主になりたいと願いました。
さて、あたりは暗くなり、火とヘッドライトの光に頼ることとなりました。天気は良いのに、綺麗な星はあまり見えません。代わりにきらきらと光っていたのは、下に見える町でした。18時に出発してすぐ、5人とも立ち止まってその夜景を眺めていました。これから進む道は真っ暗です。ヘッドライトをしっかり身に着けて、恐怖と非日常に向かっていきました。
目指すのは、摩耶山の掬星台です。個人的には、初めての新歓で登った山なので、思い出深い場所です。六甲ガーデンテラスですれ違う観光客たちを横目に見て、少しずつ下っていきました。六甲山から摩耶山までは、ほぼ下るのみなのです。
20時38分、掬星台に到着。歯は光っていました。ここは1000万ドルの夜景が見える場所と言われています。ちかちかしていて綺麗でした。周りの人はほとんどロープウェイなどで上がってきたようです。
予定では時間の余裕があまりなく、夜景はあまりじっくりと見られないはずでしたが、早めに着いたので休憩しながらのんびり1000万ドルを楽しめました。にぎやかな掬星台に背を向けて、再び暗い暗い山の中へ入ります。たまに町が見えるので、寂しくはありません。
市街地に出ると、なんだか解放されたような気分になりました。まるで絵の中の世界から帰ってきたようで、日常がとても懐かしいものに思えました。それだけ幻想的なナイトハイクだったのです。登山口でみんなが一息つく光景は、ほとんど映画のようでした。
先輩にハーゲンダッツを頂きました!おいしい!
結局、解散したのは22時38分でした。終電が一番早い人で22時56分だったので、こんな企画は冬にしかできません。今年もやりたいな!!おしまい。