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2021年12月1日水曜日

外岩道場 ~百丈岩実践編~

 またまた連続投稿です。斎藤です。かれこれ4連続ですな。溜めすぎやっちゅう話ですな。

さてさて、11/23(火)、第3回外岩班活動として百丈岩の東稜尾根を登ってきました!

メンバーは

クライミングシューズを入手し、外岩関連動画を使って自己学習に励む小林


毎度おなじみ私こと斎藤

そして、またまたIさんにお付き合いいただきました。3人で、50mロープ2本で活動してきました。50mロープ部費で買っていただきありがとうございます。ロープが2本あればいろんなことできるらしいです。もう1本ほしいです。

7時50分 部室集合 荷物の準備

8時26分 石橋阪大前駅から宝塚経由で道場駅へ ¥470

9時1分 道場駅にてIさんと合流

トイレを済ませ、9時10分頃、百丈岩へと向かう。30分後に11/10に練習した場所に到着。今日はその場所近くにあるトイレの奥の川を渡渉し、その後ずんずん沢を遡っていく。足元に気をつけながら慎重に歩を進める。

10分も経たないうちに、百丈岩 下部岸壁のふもとに到着。

これが「下部岸壁」
ふもとから5mほど登ったところにたくさんボルトがある箇所がある。ふもとからその箇所まで登って降りることで、外岩初心者の小林と実技練習。
座学はばっちりという小林
確かにエイトノット速いし上手

YouTubeで外岩関連のいい動画いろいろあるらしい。最近いっぱい見てるらしい。すばらしい。理論と流れは完全に理解してくれていたので、1回実技練習やるだけでもうばっちりだった。

まずは私がリードで登り、そのビレイを、Iさんに横で見てもらいながら小林がした。その後、小林がセカンドで登り、2人で懸垂下降で降りた。そして、そのロープを再利用してIさんにボルトの位置まで登ってもらい、いったんロープを回収。そこから私と小林で役割を交代して、小林がリードで登った。

小林、支点構築中

ようし、私も登ります、ビレイ頼むよ小林。

私がセカンドで登った後、3人で懸垂下降で降りた。
習得のはやさに感動
これで練習終了
さてさて、いよいよ本日のメインイベントである、アルパインクライミング実践!!!
50mロープをめいいっぱい使って下部岸壁を登っていく。
リードは井上さん、そのビレイを私がする。ロープは2本使う。まずリードが2本使って登り、ロープアップした後、リードに美齢してもらいながら、残りの2人が1本ずつ使って登っていくのだ。
クライマーとビレイヤーの相互確認タイム
やがてロープが3回引っ張られる。合図だ。
よし、小林、いってこい。
垂直な壁を登る

リードがかけたヌンチャクを外しながら

Iさんのピンクのロープをつたって登る

慎重に、一歩一歩

難しいらしい、苦戦している

小林「結構難しいっす~」
私「がんば~」

お、乗り越えたか?

あと少し…!

おつかれさま!

小林の自己確保後、ロープを3回引っ張られたら、私の番

確かに言ってたとこ難しかったわ

ふぃ~
さてさて下部岸壁、登頂完了。

左に見えるのがローソク岩
難易度高いらしい、いつか登ってみたいな

ここから、岩場を歩いて、東稜尾根の取り付き点へ歩を進める。
登山してたら「わ!岩場や!やった!」とテンションが上がるような道だが、つい先程、ハーネスなしでは登れない、「本物の岩場」を乗り越えてしまったところなので、「なんか普通の道に思えるなぁ」と会話しながら通過した。一日限定で岩場の基準が上がってしまったようだ。

取り付き点について昼食をとり、準備。
今回は私がリード、小林がそのビレイ。うおおおこんな高い岩をリードで登れる日が来るなんて。嬉しすぎる。よっしゃやったるぞぉぉ、小林、私の命綱、頼んだぞおぉぉ

難易度は高くないのだが、もし身一つで落下したらその衝撃は計り知れない。下でビレイヤーが支えてくれているとはいえ、落ちないよう、慎重にひとつひとつホールドを選んで登っていく。下を見れば絶壁。「ああ、これ落ちたらやばいなぁ」と思う。でもそれが怖くて嫌、ではなく、こんなことできるなんて楽しいな、と思うところが、岩登り好きたる所以なのだろう。
あと少し!
慎重に登り続け、無事にピナクルに到着。
周りを見渡す。ふぉぉ紅葉が見頃。四方の山々が緑、黄色、橙、赤、褐色といろとりどりに染まっている。こんなところでクライミングしていたんやなぁ。一瞬、景色に見とれる。おっと、ビレイ解除してもらわんと。続きの作業に移らねば。
岩の上のとこに私がいる

見えないな、アップするね

支点構築中

ふぅ。

続いてIさんが登る

テンションかかってるか確認しながらビレイ

よいしょよいしょ
最後に小林が登り、合流。
ピナクル、なかなか景色がいい。写真ほしかったんやけどビレイしてたから撮れていない。
次は小林がリード、私がそのビレイ。小林がピナクル付近の登ってるとこ写真撮りたかったけど、ビレイしてたから諦めた。
小林が支点構築後、さっきと同じように2番目にIさんが登る。
ね?いい岩でしょ、登ってるとこ撮れんでごめんね

続いて私が登り、東稜尾根最高地点に到達!!
リードありがと!おつかれさま!



里山の紅葉!
岩が見えてるのがいいね

登ったどー!
ここからアプローチシューズに履き替えて、前回の練習場所まで下る。
ハイキングでも有名スポット、百丈岩
「落差60mの岩峰より望むこの景観はあなたの心の財産ですぞ!」
(看板)
下りながら、百丈岩の他のアルパインクライミングルートや、それぞれの取り付きへのアプローチなどを教えてもらう。
ローソク岩を眺める

気づいたら岩に立ってる人たち

「はーいこっち向いて~」(Iさん)

14:35、前回の練習場所でIさんと解散。
本当に何度も何度も付き合っていただきありがとうございます。
「ここまでできたら、僕もめっちゃ楽しい、今日は楽しかった、またぜひ誘って~!」
うわあああああ、Iさん、なんていい人なんですか。また一緒に活動させていただきたいのはこちらのほうです。もちろん誘います。さらなる高みへ連れて行ってください。

時間もまだあることなので、私と小林は残って下部岸壁を登ることに。ついに部員だけで実践。頑張るぞ。
リードは小林

慎重に慎重に

先ほどの難所も難なく通過!
少し、近くにいた女性パーティーの方々に助言をいただきながら、無事、2人で登れました。
下部岸壁を登ったあとは、靴を履き替えて少し登り、さっき東稜尾根から下ってきた道に合流。そこからちゃちゃっと降りて、駅への道を歩き、16時20分、道場駅へ到着。

おつかれさまでした~!読者の皆さんも最後までお付き合いいただきありがとうございます。次は12/5(日)、「外岩道場 ~百丈岩伝授編~」です!小林と私が今日吸収したことを、他メンバーに伝え、実践する回です!お楽しみに!