こんにちは、大久保です
1月18~20日に霧ケ峰と蓼科山に行ってきた話です 遅いよな
かわいいかわいい後輩たちがセンター試験を受けている間ここぞとばかりに山に行ってたんだよ。ゴメンな
メンバーはこの四人だ
大久保優人
NO雀士
出口大雅
YES雀士
前田千尋YES雀士
森脇知之
YES雀士
いつものごとく授業後にレンタカーで出発。
レンタカーといえば、我々がいつもお世話になっているトヨタレンタリース阪大西店が、3月頭に移転してしまった。あの場所だから便利だったのに。
霧ケ峰の登山口に車を停め就寝。5人乗りに4人で車中泊はホントに酷やったと思う、ごめんな。外雪やったもんな。
起床
窓が凍っていた。コンタクトの液も凍っていた。凍えながら勇気を振り絞ってドアを開けるとうっすら積もった雪に朝日が反射して輝いていた。霞んでみえる山々も白く染まっている。
「出口、外みてみーや、天気いいし朝日めっちゃ綺麗ばい!」
「んんんうぅぅううんんんn、さむい。むり。」
ぶち壊しである。君は雪山に登りに来たんだろ。どうせなら一生寝ててほしい。
とはいえ天気が良いので気分は上がる。
短いコースだけれども出発。
今年は暖冬ということで霧ケ峰も例にもれず雪が少ない。
登山道に雪はあるけどアイゼンを出すほどではない。1時間で頂上。まじでちかい。
車山山頂で写真を撮る
ろーーーーーん!!
その通りだ。これは麻雀同好会なのである。
ここ最近部室での権力をすべて握っている彼らを相手にすれば、たとえ企画であろうとも「麻雀」とつけなければ企画としての意味を持たず、部内の平和は保たれないのである。今回は雀士3人を擁する企画。
やはりやくざのみかじめ料よろしく「麻雀」をつけないわけにはいかなかったのだ。
頂上にぞろぞろと小学生が登ってきた。
山頂の近くにスキー場があるらしい。まあ今回はスキー企画ではないのでスキーをすることはないのだけれども。ただ、ただ、19歳と20歳はリフト代それぞれ0円、半額という情報は前田君が教えてくれた。
行かないけれども。
コースがスキー場上なのでスノボスキーに混ざってソリでおりる、アイゼンで降りる。ザクザク。
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大茶番 |
雪が深いところを見つけたので入っていく。楽しい。やっぱり雪山には雪がないと。
どうしても山とは呼び難い霧ケ峰のハイキングコースを歩く。天気がいいことだけが救いである。
日本一開放感のあるトイレ
このあたりはもうソリをするような傾斜もなくだらだら歩いて1日目が終了。
張り合いがないので去年の霧ケ峰の写真withレジーナを、後世に伝える意味も込めて貼っておく。
レジーナ登場企画はこちらから → 鋸岳バリエーションルート
ウィンタ―リゾート地の白樺湖の畔の温泉に入る。3つほどスキー場が見えるが、山に登りに来た僕らには関係はない。
もう一度いう。
関係はない。
2日目 蓼科山
7時から登り始める。晴れの土曜ということもあり人が多い。
岩の多い山なのでアイゼン装着ポイントが結構重要。そう簡単に壊れないと分かっていても岩をガリガリ歩くのは気のいいものじゃない。
上がっていくと雪が増える。当たり前。
今シーズンは暖冬で全国的に雪が少なかったらしいが、全然楽しめる。
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八ヶ岳の青空のことを八ヶ岳ブルーというらしい |
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もうすぐ頂上 |
山頂の積雪量は岩を覆っている程度なのでところどころ岩が見えている。
そして岩の間に落ちる。
ほんで、こう
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集合写真 こっち向け |
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こっち向け!! |
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こっち向け!!!!!!! |
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写真の時だけ「ピッケル貸して」っていうのなし |
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おれ 写真おっきくしちゃお |
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イケてる |
雪に腰かけておやつ休憩したら下山開始
ここで本日のゲストであるプロケツゾリスト・マエダチヒロ先生と合流した。
本職は雀士である彼だが、冬になるともっぱら雪山に籠りケツゾリにいそしんでいるという。今回も忙しい中我々のもとに駆け付けてくれた。
ケツゾリで
彼のケツゾリの技術は言うまでもないが、なんといってもユーモアのセンスが抜群である。
先に滑る彼を追いかけて下ると胸ほどの高さの木の枝に彼の軽アイゼンが不自然に引っ掛かっていた。
「マエダ先生!アイゼン外れてますよ!」というと
「え!?え!?なんで??いつの間にか外れてました!全然気付かなかったですわ!こわ!!」などとおっしゃっていた。
さすが先生、我々一般人を楽しませるためにわざわざアイゼンを外して木にかけるという気の利きっぷりに脱帽である。
下山ギリギリまで「いや!わざとじゃないですって!!」とおっしゃっていたあたりに、人々に最後まで夢を見させようというミッキーマウスもびっくりのプロ意識をひしひしと感じたのだった。
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木に引っかかったアイゼンと「ヤラセ」疑惑のマエダ先生 |
兎にも角にも2日目無事終了である。
オツカレ
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楽しそうなやつが来た |
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「それ俺のやつじゃん!!!」と叫ぶ出口と 出口のパンツを被る前田 |
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そんな二人の愛の巣 おやすみ |
少し時間を戻して2日目のお風呂
「......スキー....行きたくね..?」
「...行きたいっすね」
「..車山高原スキー場雪マジ対象ですよ....」
「...明日天気悪いらしいな」
「....ですね....」
「...山登るの危なくない?」
「ですね..」
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キチャッタ☆
予報通り天気が悪かったから仕方がない!!と自分らに言い聞かせてゲレンデに飛び出した。
ちなみに出口はテストがあるとかないとかでレストランでお勉強をしていた。不憫だ。
一昨日晴れていた頂上は猛吹雪。ここで初めて今日の決断が間違っていなかったことを知る。怖いよ雪は。寒いし。
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二日前が信じられないほどの荒れ具合 |
昼過ぎまで滑って帰阪開始
お疲れさまでした!
装備を貸していただいた方々、本当にありがとうございました。