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2019年5月16日木曜日

兵庫県縦断(前半)

兵庫県縦断(前半)

バキバキバキ・・・
電車が線路に張った氷を割りながら進む音で僕たちは目を覚ました
本当に今は4月なのだろうか
春はいつくるのだろうか

そして、僕らの旅の終わりが始まる。。。






なーんてテンションで最後までブログなんて書けねーよ

3回生のただーきです

春休みはリゾバと写真展と兵庫県縦断で終わってしまいました
この企画から帰ってくるとすぐにサーオリがあって一気に新歓モード
このブログを読んでくれている新入生もいるのだろうか
このブログを読んでくれてる未来の探検部員に一言

探検部は良くも悪くも緩い部活
本気でやるのも本気でやらないのも自由
僕なりに探検部の活動を要約すると”自分探し”なのかなって思ってます
その手段としてこの部活では、登山だったりケイビングだったりサイクリングだったり色々選択肢がある
探検部は自分をひとまわりふたまわり大きくしてくれると思います
気になったら明道館BOX23探検部部室の扉を叩いてみてください


そろそろ兵庫縦断の話を

まず今回の企画の説明をすると、兵庫県最南端の島"沼島"までバスとフェリーで行き、そこから徒歩で兵庫県最北端の地"猫崎半島"を目指すといったものです
グーグルマップなしでコンパスのみ
まず沼島ってなんやねんって感じですよね
僕も下調べしてて初めて知ったもん

この下のちっこいやつ
ちなみに猫崎半島はこいつ
てな感じで集まった6人
ただーきわかいけ班(TW班)とこまもりわき班(KM班)とそうしゅんちひろ(ST班)班

1日目 3/26

とりま淡路島抜けるまでは6人一緒に行こっか

三宮集合で淡路島行きのバスに乗り込みます
と、いいスタートを切るつもりが、早速企画者が家にテントの半分を忘れ遅刻、数分遅れで着くも、他の奴らがのんびりマクド食ってたせいで、乗るはずだったバスのお見送りをしました
ここで1時間のロス
これがボディブローのように後で効いて来ます

さっそく寝るな
一回バスを乗り換え、沼島行きのフェリーへ

んーーーーーー、
到着
思ってたよりフェリー人乗ってて座れんかった


沼島に来るには大きすぎるザック



奥に見えてるのが淡路島
この頃は変な目で見られるのに慣れてなかったけどだんだん慣れてくる


全くインスタ映えしなかったな

とりあえず島散策
すぐ周り終えるくらい町はちっさい

君はどうして毎回変な顔をしてるん?


とりあえずこの公園をベース基地に








恋愛 あきらめなさい
ブチギレるわかいけ
あーーー、おもろい!!!

なんなん?
国生み神話で、イザナギとイザナミが初めて作ったのがオノコロ島
そのあと次々に島を作って日本ができたとかなんとか
そのオノコロ島は淡路島だという人もいれば沼島だという人もいるそうな
そんなのはどっちでもいいんだけど、沼島にはそのふたりを祀るおのころ神社だったり作るのに使った矛の形をした奇石があるんだよ
行くしかないよね



始まりの場所感があったのでここをログのスタートに!










島の正確な最南端には崖があって行けなかったので、ギリギリまで行くために島の周回コースを行くことに
ファンの人いたら先謝っときます
ごめんなさい
ミキのお兄ちゃんの方に似てない?

途中で海岸まで下って始まりの集合写真
これがその矛らしい
この後、僕は無事足を滑らせ海に落ちました

基地に戻って晩御飯
この日中に沼島を出れるかなって思ってたけどバス逃したせいで沼島で一泊
沼島唯一のスーパー、名前忘れたけどありがとう
例のごとく野宿
前日部室泊だったせいかこの企画で一番ぐっすり眠れた

2日目 3/27

1日目はほとんど歩いてなかったからみんな余裕があって楽しめたんだけど、この先どんどん余裕がなくなりネタもなくなります
ご辛抱を

ゆっくり起きてフェリー乗り場へ行くとフェリーは行ったばっか
ほんとついてない
1時間くらいぼーっとした
スマホの充電節約したかったからほんと暇
意外と島には子供がいて、可愛かったから眺めてた
フェリー乗り場のおっちゃん、沼島とか淡路のこと教えてくれてありがとう
僕らは歩き出した
淡路島カレー大盛り
最初で最後の玉ねぎ

淡路島の東側、洲本あたりまでコンビニとかなくて発狂した
このカレーの看板見て変な声出たわ

この後、こまは腹を壊します
ずっとうん◯って言ってました

分かれ道
命運を分けた分かれ道
雀士の血が騒いだST班とTW班は左へ
無難な道を選んだKM班は右へ
こういうところで性格とか出るよね

バイバイ
また洲本でな!!!
左に行った我々に困難が立ちはだかる
途中までは集落に続く道だったが発電所らしき建物周辺で電線が途切れる
一応道らしいものが続いていたので進み続けるとダム湖で行き止まり
突き進むわかいけ


ひえええっ
根拠のないやる気でこの先に道があると主張し続けるわかいけを諌めるために、地図なしルールでやって来たが地図を見ることにした
そしたらあったんだよね、道が
火に油注ぐってまさにこのこと
道がない山を進むのに、企画者として責任取れないから、ここからの活動は企画外な
って言っても行くんだよ
呆れたちひろと僕は引き返してKM班ルートへ
わかいけとそうしゅんは企画途中離脱で地図ありで道無き道を

気をつけてな!
洲本で落ち合おう!


ここからはただーきちひろ班

まあ引き返すわけだからメンブレよな
しかもここからまた登り



久々の信号
洲本まで残り10kmの絶望

おもろいけど立ち寄る余裕なし
この後少しで洲本らしき街並みが見えて来てやる気出て来た僕ら
この先で会った老夫婦にその先が洲本だと教えていただき絶望

偽洲本許すまじ

お腹減ったでしょ〜(何か食べる?)
と言っていただいたのに
昼にカレー大盛り食べたんでそんなに減ってないです
とバカ正直に答えた俺
ごめんなちひろ


なんとか6人全員洲本にたどり着きイオンのマクドで落ち合う

昔ながらの銭湯で体を休めました
お多福湯さん、シャンプーとか貸していただき本当にありがとうございました
男女の入り口が別々で、番台さんが真ん中にいるタイプの銭湯って初めてだったけどとてもよかった

わ めっちゃ疲れ取れるで! 取れたよな?
そ そうですね!

た ほんまに取れた? あったまったら疲れ増幅したんやけど
そ ぜんぜん取れてないです笑

世渡りうまいんかヘタなんかわからんそうしゅん


イオンのマクドが閉まっちゃったからイオンで買い物して休憩していると

警官 こんばんは〜 なにしてるの?

一同 あっ 兵庫縦断を徒歩でやってて、、、休憩してました!

警官 ええ〜〜〜〜!!!!(仰け反る)

話を聞くと、タムロしてるように見えたから念のため話しかけてきたみたい
そりゃそう見える
6人組のバックパッカーなんか見たことない

とても優しい警察の方で、近くの美味しいご飯屋さんや野宿プレイスを教えていただきました
バイクに戻ったのにヘルメットつけたまま走って戻って来て、言い忘れてたお店を伝えに来てくれるほど優しい

応援ありがとうございました

この応援はこの後大きな励みになりました

警官公認の野宿はこの上なく心地よかった笑





昨日警官に教えてもらったたこ焼き屋さんで一休み
ここでも応援された

3日目 3/28

タイムトライアルで最速目指すんじゃなかったの?
なにに懺悔してるん?
この日は黙々と歩いてた

こまは自称ゾーンを発動してた
わかいけは足引きずりだした
ちひろは道で寝てた
もりわきはなんかしてた
そうしゅんはういろー配ってくれた
俺はコンビニで爆食いした

トイレに駆け込むこま
途中のでかい仏像を女神と勘違いしたわかいけ
喋らないちひろ
なんかしてたもりわき
腰ベルトをしないそうしゅん
日焼けする俺

最後の方は各自のペースで岩屋港へ
ジェノバラインで明石へ
フェリーのテレビで見た広瀬アリスが可愛すぎて震えた

淡路島縦断を終えるもまだまだここから
やっと本州

みんなで都会の悦びを噛み締めながら晩飯のラーメンを食ってた辺りから、こまが帰るとかグダグダ言い始める
そしてこまの残したラーメンを食べてあげたのに例一つなし
余裕なさすぎん???笑

とりあえず風呂


滝の湯さん、遅くまですいませんでした

明石海峡大橋を眺めながら野宿
とてもとても寒かった

寝袋の顔のところからめっちゃ冷気入ってくんねん!!!!!!

このあたりで自分の銀マの長さが短いことに気づきます


取り違えたやつ◯す!!!!!!

4日目 3/29

この日は休息日にして、とりあえず朝マクド
みんなしんどそうやったからここからは地図ありにして最短ルートで行くことに決定


そ コンタクト無くした!

みんなであちこち探した

た あ!入ってました!とかなしやで

そ あ!入ってました!

アホほど笑ったわ


そしてこま帰った
腹痛により明石でリタイア

こんな自撮り撮って加工してSNSあげて情けなくないの?
淡路島縦断お疲れ様
帰ったらバイト頑張って
5人でコインランドリーへ

とりあえず三木まで行こっか
ていう話やったのに、2回生らが小野目指しましょうとかいうから、、、

結局、三木と小野の間にあるお風呂でこの日は終了

湯庵さんお世話になりました
小野まで送ったろか?
って言ってくれたのに断ってすいませんでした

風呂からあがると2回生は帰ろっかなとか言ってる
わかいけもやばそうな顔してる

特に引き止めもせず野宿プレイスへ


ひえ〜
た お前は帰らんよな?

わ 明日考えるわ

5日目 3/30

まだまだ元気そうやん
2回生3人ともここでセアかコケグモに刺されてリタイア
いらん荷物持って帰ってもらったり必要装備を受け取ったりしてお別れ
帰ってすぐ歴史刻んでたんは一生忘れん笑


残された俺とわかいけはとりあえず少し先のお風呂まで行くことに

けっこう雨降って来てメンブレ
わかいけは足の痛みも相まってほんまにやばそうやった
なんならキレてた
大事だからもう一度言う、キレてた

俺は最後1人になっても最後まで行くぞ
って言ってたけど内心わかいけ帰りそうやなって思ってた

ゆっくり頑張って歩いてお風呂へ

なんとモンベルのフレンドシップ店
期待通りのクオリティー
ゆぴかさん、大きい荷物だったのにありがとうございました

遅めの昼飯
飯を目の前にして手をつけないわかいけは滅多に見られるもんじゃない
21時くらいに出て野宿プレイスへ
墓地の横のもともと寺があった場所で野宿
寒さのせいか震え上がったわ

後半へ続く