雄山頂上の写真
そして、本日の目的地である剱沢キャンプ場へ

近畿2府5県最高峰タイムアタック
大阪府 大和葛城山 959m
兵庫県 氷ノ山 1510m
京都府 皆子山 972m
滋賀 伊吹山 1377m
奈良県 八経ヶ岳 1915m
和歌山 龍神岳 1382m
三重 大台ヶ原山 日の出ヶ岳 1695m
こんにちは今岡です。
Netflixのニルマルプルジャのドキュメンタリーに感化された。
彼は8000m級14座を世界最速で登頂した。かっこよかったので同じようなことを日本でやってみようというのがこの野望である。
まあ今回はより手軽に近畿地方だけに限定することにした。
近畿地方の各府県が擁する最高峰は上のとおりである。奈良県の八経ヶ岳がこの中では最高だ。
これらを連続で最も時間をかけずに登るとしたら大体どのくらいかかるのだろうか?
とりあえずそれぞれ一番メジャーな登山道のコースタイムを調べてみる。
大阪府 大和葛城山 3-4h
兵庫県 氷ノ山 6h
京都府 皆子山 4h
滋賀 伊吹山 1-7h 頂上付近まで駐車場
奈良県 八経ヶ岳 6h
和歌山 龍神岳 4.5h
三重 大台ヶ原山 日の出ヶ岳 1-2h
それぞれたくさんのコースがあるがざっと調べて出てきたコースタイムはこんな感じ
合計すると30hぐらい。
これに各地点の間の移動時間を合わせると所要時間になる。どの順番で回るかが重要そうなのでちょっと考えてみよう。
まず地図上で考えると氷ノ山は近畿地方の中でかなり外れた位置にあるので1番に据える。
そこからなんとなく無駄がなさそうなルートを考え、
氷ノ山、皆子山、伊吹山、大台ヶ原、八経ヶ岳、大和葛城、龍神岳の順番で回るとGOOGLE MAPでは16時間10分(811km)かかるとでた。
つまり登山と移動がこれらの計算通りいくとすれ46時間、つまり2日かからずに近畿地方の最高峰計7座を制覇することができるといえる。
さすがに2日間も寝ずにやるのはしんどそうなので、複数人で運転を交代して他人の運転中は睡眠をとる等をしての挑戦にしたいかな。
レギュレーションも考えてみる
1 最初の山を登り始めたときに計測開始
2 最後の山に登頂した時点で計測終了
3 どの登山道でも頂上をとればよし
とかシンプルなものがいいよね
最後に具体的なタイムスケジュールを
6:00氷ノ山登山開始
登山 登頂
12:00 氷ノ山下山
移動
16:00皆子山登山開始
登頂
20:00下山
移動
24:30 伊吹山
登頂
02:30下山
移動
06:00大台ヶ原
登頂
07:00 下山
移動
10:00八経ヶ岳
登頂
16:00 下山
移動
17:30 大和葛城
登頂
20:30 下山
移動
22:30 龍神岳
24:00 登頂 終了
詳しく調べたらもっと時間かかりそうとかかからなさそうとか分かると思うけどこれなら意外と何とかできそうかも?と思える。
この一見ばかげた計画に一緒に挑戦してくれる精神的強者がいれば連絡してほしい。
1 導入
こんにちは、63期の今岡です。白山の日の出が綺麗だと探検部同期が言っていたので白山に登ってきました。
2 白山概要
白山は石川県と岐阜県の間にそびえる最高峰御前峰2702mの日本三霊山の一つです。
ちなみに日本三霊山は古くからの山岳信仰が盛んな山で、残りは富士山と立山が挙げられることが多いようです。
また近くには温泉が多く、登山後も楽しめる良い山だと思います。
一日目の夕日 |
3 企画概要
ここからは今回の企画を詳しく書いていきます。
この白山登山が行われたのは2024/9/13-14にかけて、いつもの明道館に集合したのは午前8時。企画者である僕は8時開店のトヨタレンタカーで車を借りてきて、そのハイエースに皆で荷物を積み込んで、出発したのは8時30分。
4 出発から登山口
どこかの青空 |
白山の登山口、別当出会へ向かう前にJR小松駅に寄ることになっています。北陸出身の先輩Kさんが帰省しており、現地でおちあって一緒に登山する算段なのです。
11:30頃、高速道路を飛ばしているとKさんからメッセージが。何時ごろにつくかの確認でした。あと1時間半ぐらいかな?と思いましたが、いやそもそも企画書には何時に小松につく予定だった?と焦って確認すると、企画書を作ったときの自分は小松駅11時半到着の予定にしていました。Kさんは勿論すでに小松駅についているようでびっくり!
まあ高速道路をそれ以上急ぐこともできないのでLINEで平謝りして小松へ向かいます。
ハイエース車内ではどうやって謝るか、反省を伝えるか、そもそもKさんはどれくらい怒っているかに関して大議論がなされていました。
ようやく小松駅に着いたのは12:50。駅のロータリーに停車して待っていると、Kさんが到底朗らかとは言えない表情で登場。こちらは会議のかいあって反省している雰囲気を出せていたからか、あんまり怒られずに済みました?
待ち時間はひとりでKOMATSUの見学へ |
なんとか仲直りして(待っている間何していたか聞いたりした)別当出会登山口に向かいます。
下もくぐれたらしい(楽しそう) |
5登山開始 雨が降り始めて避難小屋まで
小松駅に着いた時点で1時間20分の遅れでしたが、登山を開始したのは予定よりちょうど1時間遅れの3時でした。泊りでの登山を経験したことのないメンバーもいて大体コースタイム通りの登山になるかなと予想していました。
別当出会を出発するとまずは大きな吊り橋があります。出立にふさわしく、わたしたちもテンションが上がります。
最初は吊り橋 |
登り始めて1時間が過ぎたころ、ぽつぽつと雨が降り出しました。その雨は最初はレインウェアを着るほどもない小雨でしたが、だんだんと強くなりレインウェアを着ないと寒いぐらいに。登山行程を変更することも考える必要がでてきました。
そもそもの予定では竜ヶ馬場のキャンプ場で野営するつもりでしたが、そこへ向かう登山道に甚之助避難小屋があります。テントを張ってキャンプすることを楽しみにしている部員もいましたが、ここは低体温症も心配なので避難小屋で宿泊することに。
避難小屋について雨足は弱くなりましたが、各自ご飯を食べ、寝る準備に入りました。
夕暮れを眺めながら食べる袋めんは、予想通りいつもよりおいしかった。
夕日に染まる避難小屋 |
早めに寝て明日は朝の2時出発です。
望遠カメラすごいね |
6 出発から頂上
朝2時になり時間通りに皆準備完了、出発できる状態でした。早めに用意のできた人たちで星空を眺めていると流れ星が見えました。メンバー同士で見えた見えないなど言い合いながら登山開始。
2時間半ほどで頂上に到着です。
7頂上
登頂は午前4時半ごろ。余裕をもって日の出(5:30)の1時間前には着きました。早く着きすぎたような気がしましたが太陽が出てくるまで星空を見ていると時間はあっという間でした。白山の周囲には高い山がないため全方位が開けています。星座早見盤のようにすべての星が見えるあんな眺望は初めてでした。流れ星も幾度となく現れ、約1時間の星空観察は素晴らしいものでした。
天の川も見えたよ |
そうこうしていると東の空が赤色に染まってきます。山頂は朝日を待つ登山者も増えて徐々に盛り上がってきました。一眼レフをかまえるひと、ドローンを飛ばすひと、集合写真を撮る私たちなど、それぞれに御来光を楽しんでいました。
コーヒーを沸かす炎 |
ようやく姿を現す |
8 下山
御前峰からの展望を予定よりも楽しみすぎたので、大汝峰に行くのはキャンセルして下山することに、室堂センターで各自お土産を買い(僕は63℃Tシャツ)、下山します。夜中に登っていて見えなかった高山の景色は朝日を浴びて輝いていました。避難小屋においていた寝袋やテントを回収して下山します。
下山途中 |
9温泉&昼食
下山が完了し、おつかれ山して最初に向かうのはもちろん温泉です。今回は白峰温泉総湯という温泉へ。登山口から30分ほどで到着。建物は最近立て直されたのか、
風呂から上がり昼ご飯を食べました。2つの店に分かれて入り、私はイワナの刺身をいただきました。服部文祥氏がイワナの刺身が一番うまいとどこかで言っていたのを思い出し食べてみました。ただの魚とは思えないほど甘みが強く、脂の乗りも海の魚のようでマグロ、サケにも負けていません。
10 帰阪
各自腹を満たし、Kさんを小松駅でおろして大阪への帰途につきます。途中渋滞がありながらも夕方6時半には大阪大学に帰れました。
11 まとめ
白山は総合的に満足度の高い登山ができました。星空、流れ星、御来光、温泉。特に朝日は雲が全くかからず、運がよかったと思います。メンバーとも話していましたが、難易度もそこまで高くない山で景色が綺麗で満足度は高いため、装備購入後企画などで行くのも良いかもしれません。あと、もし行ったときは白峰温泉総湯の近くのお食事処こよもんでイワナの刺身をたべてください。 おわり。
こんにちは63期の今岡です。
今更ながら5月に行った無人島新歓の様子を綴りたいと思います。
個人的に魚を捕まえるのは上回生である俺の役割だと自負していたのですが、予想外に新入生たちの狩猟能力が高く僕はのんびり出来ました。僕たちの無人島生活2日間を以下詳しめかつあっさりと記します。
集合!!大阪大学、明道館!
![]() |
明道館 探検部部室から |
大阪大学豊中キャンパスにある明道館に朝早くに集合!のはずが
今回の企画者であるKは前日夜遅くまでバイトしていたそうで寝坊です。
彼女の家までハイエースで迎えに行きチャイムで起こし(まだ起きていなかった)ようやく無人島へ向けて出発です。
飾磨港
港にて船を待つ |
今回の無人島は姫路沖の鞍掛島です。飾磨の港から渡船で渡ります。
各々荷物を積んで、さあ出航!
航海ののち上陸
潮風に髪をなびかせる |
1時間弱で航海は終わり、ようやく無人島に上陸。
上陸してまずはテント設営。それが終わると早速海へ、どの新入生よりも早く海に飛び込む私は新歓お構いなしで大はしゃぎ。新入生もそれに続きました。まだまだ海水浴に適した季節ではない5月に無人島にやってきた私たちは気温も常識も気にせず泳ぎました。
火花散らす戦い |
泳いで魚を捕まえたり、無人島の外周を探検してみたり、磯の貝を集めたりしていると時間はあっという間に過ぎていました。
無人島ご飯 |
気づけば海はオレンジの夕焼けに染まり、みんなで西の海を見つめていました。
サンセット |
無人島にはもちろん明かりもないので各々もってきたヘッドライトを装着し、テントのすぐそばに火を熾しました。日が沈んだのち、その焚き火で焼きマシュマロを開始。今回は新歓なので持ち込みのレギュレーションはゆるゆる。まあマシュマロは無人島に必須ではあります。
どろどろのマシュマロ |
火を囲んでみんなで語り合う夜は無人島企画の醍醐味といっても過言ではないと思う。
眠くなってきたのでシュラフに入り寝っ転がる。折角テントを張ったのに全員焚き火を囲んで屋外で寝ました。焚き火が暖かかったのもありますが、いちばんは光のない無人島の空の星を見ながら寝たかったからでしょう。
と、そんな素敵な夜、素敵な睡眠となるはずでした。しかし現実はそうもいかず、無数の蚊がシュラフで寝ている私たちの耳のそばを飛び回っていました。
こうなると、もう睡眠なんて夢のまた夢(寝ることが夢)という状況でしんどい夜でした。
翌朝
何とか目をつぶって耐えていると段々と海が白んできました。自然と皆シュラフを抜け出してきました。あえて挨拶や会話を交わすこともせず、朝日を待ち海を見つめる仲間の様子がそこにはありました。
今日はもう船の迎えが来ます。昼まで時間がありますが天気が崩れてきました。徐々に雨脚が強くなり皆の不安が募る中、テントの中で船の時間を待ちました。
船到着
船が到着したときには海はしけていて岸壁につけることが難しいほどでした。なんとか着岸している瞬間に荷物を運びこみさあ出航!と思ったら一人乗り遅れていて再度着岸。その一人を乗せてすぐに飾磨港へ帰港。
帰港
またくるね |
船長のおじいちゃんと別れて、まずは近くの温泉へ。1日ぶりの風呂は無人島の汚れを落とし私たちは残ったのは思い出だけとなりました。
ご飯
そのあとみんなでガストでご飯を食べて仲良く大阪に帰っていきました。
この新歓に来てくれた1回生はみんな入部して今は部員として活躍しています!
おわり
ご精読ありがとうございました!
久しぶりのブログ執筆となってしまいましたが、これからは怒涛のペースで投稿していくつもりです。次はまた新歓の蓬莱登山のことを思い出しながら書こうかなー。