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2019年10月24日木曜日

全休アルプス戦線 - 0・1


全休アルプス戦線
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出典:『大探検帝国全史』

全休アルプス戦線(ぜんきゅうアルプスせんせん、英:The Battle Front of All Holidays in Japanese Alps、西:El Frente de Batalla en Las Vacacciones en Los Alpes Japoneses)は、2018年7月10日~16日にかけて大探検帝国によって行われた北アルプスへの侵攻作戦。大探検帝国大本営で使用された正式作戦名称は「全休アルプス縦走戦線」。

大探検帝国の4名の将校が北アルプスを縦断し、百名山を5座占領するなどして勝利を収めた。現在に至るまで帝国史上最大級の侵攻作戦の一つである。


全休アルプス戦線

室堂から立山への侵攻を開始する部隊
(2019年7月10日、撮影者不明)
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年月日:2019年7月10日-16日
場所:日本 富山県及び長野県
結果:全休アルプス戦線の勝利
 


交戦戦力

大探検帝国   北アルプス

指導者・指揮官

大久保優人海軍元帥       立山
渡村真生陸軍元帥       薬師岳
瀬野加奈子空軍中将   水晶、鷲羽岳
福元稜雲衛生旅団長     槍ヶ岳   

損失
渡村陸軍元帥隷下空気式敷物
大量の兵糧


目次
1 概要
2 名称
3戦闘前の状況
4戦闘の経過
5歴史的意味及び余波
6参考文献
7関係項目
8脚注
9外部リンク


概要
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2019年7月、大探検帝国は来る3連休に備え、5つの部隊を編成しており、大久保海軍元帥指揮下の第5師団が7月9日夜、大阪を出撃し、富山駅、室堂を経由し、北アルプスに侵入した。部隊は悪天候や過重量など様々な障害に遭遇するものの、進軍を続行。10日には立山、12日には薬師岳、14日には水晶岳、鷲羽岳、15日には槍ヶ岳を占領するなど、北アルプスの主要拠点を撃破、制圧した。


名称
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大探検帝国で当作戦のことを言及する場合に「全休アルプス戦線」という名称が主に使われる。
この名称は、作戦に参加した将校全員が「自主全休」を召喚したことに由来する。
また今作戦は二年前に行われた大規模な縦走作戦に影響を受けたものであり、その流れを汲み、「全休アルプス戦線」という名称が使用されるようになったとされる。


戦闘前の状況
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大探検帝国大本営は「海の日」の到来を見越し、活動の活発化を図るため、5つの部隊を新編成した。第1師団は出口総司令官指揮のもと北岳へ、第2師団は森脇親衛隊中将指揮のもと燕常念岳へ、第3師団は若池海軍元帥指揮のもと鞍掛島、第4師団は高橋陸軍元帥指揮のもと大キレットへ、そして第5師団は渡村陸軍元帥指揮のもと北アルプスへと侵攻するものとされた。(渡村陸軍元帥の指揮権は形而上のもので、実際の指揮権は大久保海軍元帥が執るものとされた。)

第5師団。手前から渡村陸軍元帥、大久保海軍元帥、
瀬野加奈子空軍中将、福元衛生旅団長
(出典: 大探検帝国国防総省総合部)

第5師団、すなわち全休アルプス戦線が北アルプス侵攻に際して抱える作戦上の問題は以下の通りであった。
1.補給兵站がなく、兵糧の補給が不可能
2.悪天候、緊急時の退路が実質皆無
3.予想される梅雨前線との衝突

これほどの長期作戦への従軍経験を持つ将校は大探検帝国軍内においてごく少数で、兵糧計画の構築は事前協議を重ねるも難航を極めた。渡村陸軍元帥はJMT海外出兵の経験を持っており、その兵糧計画は伊太利製乾麺(通称パスタ)を主軸にした合理的なものであった。それにもかかわらず、元帥は独断で計画外の食糧を輸送し、過重量に陥るという愚を犯した。一方で、大久保海軍元帥と瀬野空軍中将、福元旅団長らは合理的な食糧計画を遵守し、重量を最小限に留めることに成功した。
実際に採用された大久保海軍元帥による兵糧案
(出典: 大探検帝国国防総省海軍部)

また、本作戦の展開地域である北アルプスには有効なエスケープルートが存在せず、作戦開始地点(室堂)まで撤退、作戦終了地点(上高地)まで強行突破、または一日以上かけてエスケープルートを下るの三択であった。
加えて、梅雨前線が北アルプス上に停滞しており、出撃直前まで侵攻ルート上のどこかで梅雨による荒天と衝突することは避けられない見込みであった。ただ、全休アルプス戦線に参加した将校の多くは作戦終了後に期末試験を控えており、時間的猶予は無く、作戦の強行が決定された。

戦闘の経過
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あああああ、こんな書式やってられっか!!
全然書き進まんやんけ!

こんにちは、三年の渡村です。
留学先のメキシコシティから執筆中です。
今企画のブログが大幅に遅れたのは僕のせいです。

現地学生と同じ授業を受けており、異常な量の宿題を出されるので忙殺されていました。なぜブログなどめんどうなことを日本にいる間に片付けてこなかったのか、自分に今聞いているところです。

さて、ここまで某〇ikipediaの書式を模倣して書いていたのですが、めんどくささと面白く無さに嫌気がさしたのでいつも通り書いていきます。
Que me da pinche pereza.


先月、全休アルプス戦線に参戦してまいりました。
もう日本語忘れたので写真主体で行きます。





7月9日(火)
渡村は授業後、帰宅し、梅田三番街の兵員出撃拠点(通称バスターミナル)へ向かう。
家を出る前に背嚢を担いだら、立ち上がられないほど重かったので、「特に」いらない物資を減らしていると、出発ギリギリの時間に到着した。大久保海軍元帥、瀬野加奈子空軍中将、稜雲衛生旅団長は授業後、食料を買いに行ってくれていた。恩に着る。
※5限の西語の授業に大久保元帥の姿は無かった。
兵糧


長距離兵員輸送車両(通称バス)に乗り込む。さすがは阪急、席が三列で前後席との間隔が広めにとられている。
意外なことに他の乗客も少ない。大久保元帥は空いてる席に移動してのびのび座ることに成功した。「よっしゃ、めちゃ倒して寝れるな」と瀬野加奈子空軍中将と話していたら、停車地の京都で渡村の真後ろに女が座ってきた。なんたる不運。
あまり席を倒せなかった。渡村の背中は死んだ。


7月10日(水)

午前6時ごろ、富山駅へと進駐する。
室堂に向かうべく駅に直行し、何も富山感を味わうことなく、富山駅を後にする。
鉄道、吊下式鉄道(通称ケーブルカー)、兵員輸送車両を乗り継ぐ。

兵員輸送車両に乗る直前まで知らなかったのだが、室堂は冬に有名な「雪の大谷」ができる場所なのだ。全くもって知らなかった。

兵員輸送車両に揺られ、戦場へと向かう。
車窓からは数日後、対峙することになるであろう薬師岳などの山々や巨大な滝を見ることができた。

午前9時頃、全休アルプス戦線が室堂の登山口に到着する。
目の前には残雪を被った山々が列を為している。
背嚢を背負い、部隊は立山方面へ侵攻を開始した。
こうして戦いの火蓋が切って落とされこうしてることとなる。
漢!覇!

侵攻を開始して間もないころ、全員あることに気づいた。
背嚢が重すぎて、行軍が思うようにいかない。
それもそのはず。初日で物資の消費がまだない上に、高度に順応していないのだ。
大久保元帥も珍しくキツそうであった。瀬野中将、福元旅団長は話さなくなった。

噴き出る汗を拭い、立山攻略の開始点に到達する。
背嚢を下ろし、突撃用軽背嚢(通称アタックザック)で侵攻する。
ちょっと踏み間違えると足元の石が落下していくほど斜面は安定しない。
登り始めて1時間ないほどで山頂付近に到着。
立山撃破!

その後、五色ヶ原山荘へと向かう。
立山付近ではそうでもなかったが、ここらから残雪が濃くなってくる。
滑ろうものなら、100mぐらい落ちていくような雪渓も現れる。
曇天の空の下、ひたすら歩き続ける。雪で滑りまくりながらも先を急ぐ。
普段色々スベり慣れてる渡村でもしんどかった。
はい、またスベった。

雪えぐいてぇぇぇ!

子細には覚えてないが3時頃、五色ヶ原山荘に到着する。
見た目漁師みたいな山荘のおっちゃんと話し、支払いを済ませて、少し離れたテン場へ向かう。
なんだかんだこのテン場が一番良心的な値段やったな。
水道の場所を教えてくれ、「雪から離れたとこにテント張られ~」とアドバイスを頂いた。めちゃええおっちゃんやった。
「今の時期大学ないんかえ?」言われたので、僕らが満面の笑みで「全部切って来ました」言うたらわろてはった。

テン場へと降り立つ空軍中将

隣のテントの韓国人にもビールを提供した。背嚢が重すぎたので。

晩飯は印度式野営飯(カレーライス)。米を4合炊いたものの、みんなあまり白米を取らず渡村の飯盒にめちゃくちゃ白米が残り、比率がどえらいことになった。
体力回復と睡眠導入のために、ドーピングをキメて就寝。おやスミス。

あ、ゴミはちゃんと片付けたよ。大人やしね、俺ら。

以下写真。
「イってQやん!」某ボキャ貧友人より

ライチョウ。グリルチキンにしたら絶対うまいし、絶対違法。

助けて、りょううん。

異常な重さの背嚢。全部たぶん20㎏越え。しらんけど。

見慣れたテント内調理風景。換気に注意して行っております。

彼が何を見ているのか最後までわからなかった。


富山駅前にて

立山山頂。入場料はケチった。

インドネシア人の彼氏に想いを馳せる。
えー、色々と申し訳ありませんでした。




帰国したらタコスパーティーするのでよろしく!