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2018年7月6日金曜日

内堀来日鈴木◯卒アルプス@谷川岳【後編】

ここからは内堀来日アルプス社の就活をパスし、しれっと参加させてもらったわたくしせのかながお送りします。

【雷雨を乗り越え朝日岳へ~4回生の煽り~】


2日目、当初の予定から1時間遅らせて3:00起床。ごそごそと避難小屋を抜け出しテントのもとへ。もちろん外はまだ真っ暗。濡れたテントを片付けていると、出発のころにはもう明るくなっていました。

4:00過ぎ、ごーきさんよりなぜか私が先頭を任され、10人でぞろぞろと朝日岳を目指します。


左に見えるピークの奥が朝日岳(前日の写真)
実際はこう
辺りはまだガスガス、1日目の疲労、行動開始直後ということでなかなか山にフィットしませんでしたが、黙々と歩きます。
でも去年は雨だったらしいので、それに比べたらなんてことないのかもしれません。


太陽も出できました
気が付けば青空が
昨晩の雷雨は悪夢だったのか?そう思いたくなるほど、この日もいい天気に恵まれました。

ここまでずっと私が先頭を歩いてきたのですが、目の前に見えるピークは意外に遠く、ジャンクションピーク手前でペースが落ちかけます。

しかし!山さんごーきさん大菊さんから激励の掛け声を背に受けた私は足を止めることを許されませんでした。

「いっちにー!いっちにー!」
「はい太ももあげてー!声出してー!」

鬼のような掛け声に励まされ、そこそこ速いペースでジャンクションピークに到着。後方ではマグマ先輩と内堀さんによるこつこつ班が結成されていたようです。(このあと助けられます)


ここから朝日岳はもうすぐ。深い緑と雪渓の白が美しい、木道の気持ちいい道でした。私の体力も少し回復。煽られなくなりました。

目の前に見えるピークが朝日岳
木道は人が入ると映えるby山さん
ここでもおおくぼ追悼


山頂は貸し切り状態。我々が歩いてきた道をしみじみと、思う存分眺めることができました。

ここでまたまた先輩方のサービスショット集。たけのさんのお尻を突き出すクセとそれの真似がヒートアップする4回生。

この写真を撮る前、ひろむさんは上着脱ぎーや!とただーきに怒られてました

【下山~小さく見える土合駅舎を目指して~】


まだまだピークはありますが、ここからは班ごとで。ごーきさん山さん大菊さんたけのさんの先発隊4人はとっとと先を急ぎ、残されたこつこつ班は各々のペースで下山。

暑さのため途中で半パンを脱いだひろむさん。最後まで履いていてほしかったです。
傘のような形の笠ヶ岳とゆーじさん
思わずザックを投げたいとこぼしてしまったほどキツい傾斜、むしむしの暑さ、まだまだ先の長い道のり・・・
朝日岳手前で全力を尽くし、完全にバテた私は最後のピーク白毛門あたりで本気で登山を放棄したくなりました。(山さんたちのせい・・・?)

そして、
先発隊は10:00頃、こつこつ班は10:30下山完了

谷川岳リベンジ達成!!!



リベンジ成功おめでとうございます
やはりズボンは履いていてほしかったです

【帰阪~ハイエースでの睡眠~】


昨年先輩方が訪れたのと同じ場所でお風呂に入り、とんかつを食べ、激安ガソリンを求めて諏訪湖までドライブし、サイゼリヤで晩ごはんを済ませ、長い長い道のりを帰阪。

諏訪湖

到着は1:00前。帰ろうと思えば終電の時間にも帰れた。なんでこんなに遅くなったんや?
有難いことに私は箕面キャンパスまで送ってもらい、門をよじ登ってその夜のうちに帰寮できました。

【まとめ2】


ただーきが振り返っていたので私も。おおくぼの代役にしては団体装備もろくに持てない貧弱な私ですが、尊敬する先輩方と谷川岳馬蹄型縦走を達成することができて本当に感無量です。長い山行のなかで過去最高に山にフィットしている自分と過去2番目くらいにバテた自分、両方を感じることができました。これでまたひとつ成長できそうです。谷川岳、いい山ですね。また来たい…です。これからも山に誘ってくれると嬉しいです。ありがとうございました!!!

さいごにおまけ。










長くなりましたがこれで終わります。最後まで読んでくれてありがとうございました。