今日から新年度が始まり、1回生は2回生に、2回生は3回生に…
月日が流れるのは本当に早いですね。
新入生が入部してくるのが楽しみです。
さて、3月29日と30日に琵琶湖一周サイクリングに行ってきたので、
以下はその活動報告。
今回のサイクリングは白井さんが企画し、参加者は7人でしたが、
強者ばかりでペースが速くなり過ぎるのではないかと少々不安がありました。
結果から言えば、ペースの問題だけではなく、パンクや転倒などトラブルの絶えない企画となりました。
9時半に彦根駅に集合し、レンタサイクルの店に向かう予定でしたが、金沢が遅刻のため
他のメンバーで彦根城を少し観光しました。
残念ながら城内に入るにはお金が必要だったため、ひこにゃんに会うことはできませんでした。
その後金沢と合流してからレンタサイクルの店に向かい、軽く説明を受けてから出発。
意外と時間がかかったため、既に11時を過ぎていました。
早速琵琶湖沿いの県道を走り始めたのですが、交通量が多く、車に追い越されるときは距離が結構ギリギリでした。
でも天気が良かったため、そんなことは気にせずに琵琶湖と山々の美しい景色を見ながら走行。
とても気持ちのいいものでした。
しかし、出発して20分程で最初のトラブルが発生。
細い道でバスとのすれ違いざまに井本が転倒。
僕は前を走っていたので見ていなかったのですが、バスと接触した訳ではなかったらしいので
気を取り直して走行を再開。
まあ、19時までには宿に到着するだろうと思いつつ先頭を走っていると、
警察の原付が横付けしてきて「はい、止まってー!」
何か交通違反でもしてしまったかなと思ったのですが、そうではありませんでした。
どうやらさっきの転倒をバスの運転手がバスと自転車が接触したからではないのかと思い、
バスを停車して、たまたま近くにいたその警察官にそう伝えたらしいのです。
しかもバスには見知らぬ傷がついていたんだとか。
接触した訳ではなかったのですが、傷の地面からの高さと照合するためにハンドルの高さを警察の方が計測して、その場を去っていきました。
実際事故ではなかったため、その後これ以上の展開はありませんでした。
また気を取り直して走行を再開。
しかし、ここでまたトラブル発生。
僕の乗っていたクロスバイクの後輪に金属片が刺さってパンクしたのです。
一応店でパンクの修理セットを借りていたため、井上さんにすぐに直してもらいました。
しかーし、乗り始めて10秒と経たずにまた後輪がパンク!
さらに白井さんの乗っていたロードバイクもパンク!
もうこれは自転車屋で直してもらうしかないとなり、近くの自転車屋に取りに来てくれるよう連絡。
15分で来てくれるとのことでしたが、2時間程待っても来なかったため、
諦めて長浜に向け歩き始めた直後にようやく自転車屋が到着。
電話した時でもそうでしたが、かなり高齢な方だったためコミュニケーションに苦労しました。
とりあえず自転車と荷物を預けて長浜のその自転車屋まで普通に走って向かいました。
たった数kmでしたが、走るとなると大変でした。
また
自転車屋に着く頃にはもう直っているのだろうと思っていたのですが、
まだ直っていない...
この時、既に14時半。
1日100km走らないといけないのに、まだ半分もいってない...
昼食がまだだったため、修理を待つ間にオムライスを食べに行きました。
オシャレな店で、野郎だけで行くような所ではなかったのですが、とりあえず昼休憩。
長浜自体が古くからの町並みが残る、風情ある土地で見てるだけでも意外と楽しめました。
昼食後に自転車を取りに行き再出発。
時刻は16時前。
そろそろ焦り始めていました。
その後は一定のペースで順調に進み、琵琶湖北側の山も難なくクリア。
トンネルを抜けたり、琵琶湖を望みながら坂を降るのは最高でした。
このまま順調に宿泊する民宿のある近江舞子まで行けると思ったのですが、
現実はそう甘くありませんでした。
日が沈んだ18時半頃に白井さんの自転車が再びパンクしたのです。
すぐに最寄の自転車屋に持っていき修理し、再出発したのですが、
今度は僕の自転車がまたパンクしました。
再出発してから10分も経っていませんでした。
これは宿への到着が22時になるかもしれない...
宿に到着が大幅に遅れることを連絡すると、21時半までに到着しないと晩飯を出せないと言われ、
とりあえず井本と井上さんにはそのまま宿に向かってもらい、それ以外のメンバーは
また同じ自転車屋に引き返しました。
既に閉店していましたがお願いして直してもらいました。
今度のパンクはバルブが折れ曲がったために起きたものでした。
もう訳が分かりません。チューブを交換せざるをえませんでした。
白井さんも僕の自転車も、長浜で直してもらったほうの車輪が再びパンクしたため、
もしかしたら上手く修理できていなかったのかもしれません。
かなり高齢な方だったため、その可能性は否めません。
さすがに時間がかなりやばくなってきたため、修理した後は猛スピードで走りました。
マジ鬼畜でした。
街灯がほとんど無くて暗くて危ない、またパンクするかもしれない、晩飯の近江牛のすき焼きが食べられないかもしれない…
不安ばかりで精神的にも疲れました。
そして
21時20分。
民宿になんとか到着。
既にすき焼きが準備されており、荷物を置いてすぐに食べ始めました。
近江牛は本当に最高でした。
その後順番に風呂に入り、すぐに眠りにつきました。
翌朝、7時に起床。
ロードバイクやクロスバイクのサドルは硬く、流線形なため尻がだいぶ痛くなっていました。
8時過ぎに出発。
出発前に前日4回もパンクした後輪を調べてみると、空気が微妙に抜けていました。
\(^o^)/
また、1日目のいつからかはもう分かりませんが、走行中に後輪のある一点が地面と触れる時に
後輪が上下に揺れるという謎の現象が続いており、
その振動が痛くなった尻に響きました。走っていると不快感しかありません。
幸先が悪く、テンションは1日目から下がる一方でした。
不安に駆られながらも大津まで到着し、大津港でハトに食パンをやったり白鳥と戯れたりして
そのままその周辺で昼食を、幻のラーメンなるものを食べに行くことになりました。
しかし、この時の僕の残金は3千円。
彦根までの交通費とレンタル代、保証金、昼食代、宿代
そしてパンクの修理代。
2万円持ってきていたはずなのに...
交通費が片道1500円以上で、パンクの修理代が大体1500円以上。
どうせまたパンクするだろう
こりゃ幻のラーメンなんて食ってらんねー\(^o^)/
先輩達は奢ってくれると言ってくれたのですが
もちろん食パンを持ってきていたため、なぎさ公園というところで独りで食パンとカロリーメイトを食べました。
そんな僕を見てハトが何匹も寄ってきましたが、当然あげませんでした。
昼食後は順調に進むことができ、近江大橋東側付近から草津の道の駅までの約10kmを
それぞれのペースで自由に走行することにしました。
ロードバイクの白井さんと金沢のスピードはマジで速すぎました。
クロスバイクの性能的にも体力的にも、とても追いつけるものではありませんでした。
途中牧野さんが派手に転倒し、軽くケガをしましたが、全員道の駅で合流。
この調子なら彦根まで余裕で行けるなと思いつつ、休憩後にさあ出発しようとしたその時、
前輪がパンクしてることに気が付きました。
5回目のパンクです。
一気に気分が萎えました。同時に憤りを感じました。
また自転車屋を呼び、僕だけその自転車屋の車に乗って店に向かいました。
今度のパンクは以前の利用者がパンク修理した時のパッチが剥がれたために起きたものでした。
経年劣化で剥がれたのではなく、パッチ自体がバルブの根本に貼られていたため、そもそも剥がれやすかったのだそうです。
自転車屋の人が言うには、普通バルブ付近に穴があいたらパッチを貼るのではなく、チューブ交換を行うため、
これはレンタサイクル屋に非があるとのことでした。
ガラスや金属片が刺さったのなら運が悪いで済みますが、これは許されざる人為的ミスです。
自転車屋の人に「チューブを持って帰ってレンタサイクル屋に文句を言うべき」と言われたため
そのチューブと一応領収書を持ち帰ることにしました。
今回の修理はチューブ代に工賃、運搬代がかかったため、2730円となりました。
財布のライフがほぼゼロになりました\(^o^)/
苦難はまだ続きました。
自転車を18時までに返却しないといけなかったため、少し急がないといけなかったのです。
彦根まではあと約40km、残り時間は2時間半。
時速20kmで走れば2時間で着くので問題ないのですが、
再びパンクする可能性もあったので、悠長にしてる暇はなかったのです。
彦根までの道のりは特に迷うところもなかったので、再び自由走行をすることになりました。
これがまた鬼畜でした。
やはりロードバイク組が速く、クロスバイク組が後れを取りました。
どんだけ頑張っても追いつけません。
しかも僕の乗っていたクロスバイクは例の振動があるため、速く走れば走るほど尻を打たれます。
その状態で25kmほど走り、ロードバイク組に合流。
一同揃って彦根へと向かい、17時半頃にレンタサイクル屋になんとか到着しました。
到着してすぐに5回パンクした経緯を説明し、店側に非のある前輪のパンクの修理代については
払っていただけることになりました。
後輪は4回パンクしましたが、1,2回目のパンクは金属片が刺さったことに起因し、3,4回目のパンクは原因がいまいち分からなかったため、後輪のパンク修理代は払っていただけませんでした。
例の振動が3,4回目のパンクに起因するのかもしれません。実際、2日目の朝に後輪の空気圧が低下していた訳ですし。
しかし、前輪のように説得力のある決定的証拠がありませんでした。
後輪のタイヤの調子がおかしかったこともそうですが、
そもそも前輪も後輪もチューブがぼろかったことにも今回の多数のパンクの原因があると思います。
前輪は前述の通り、後輪も以前にパンクを修理した後が2,3箇所もありました。
そんな状態のままで貸し出すのはいかがなものかと。
確かにいちいち確認するのは面倒ではありますけど。
やはり3,4回目のパンクは後輪の不調が原因で間違いないでしょう。
全く同型の井本が乗っていたクロスバイクは一度もパンクしていないのだから。
結局前輪も後輪もチューブを新品のものに交換した訳ですから、店側が得をしていますね。
前輪の2730円は払っていただいても、後輪の3000円は僕が負担しているのですから。
予定を大幅に狂わされたりと苦難を強いられたのだから、
後輪の分も払っていただきたいものですな。ハハッ。
さて、活動報告のはずがただの怒り含んだ愚痴になってしまったので、以下は続きを。
自転車を返却後、汗まみれになった体を流すためにすぐ近くにある銭湯に行きました。
おばあさんが番頭を務める昔ながらの風情ある銭湯でした。
創業は明治なんだとか。
決して大きな銭湯ではありませんが、謎の薬湯があったり床下の池に鯉がいたりと楽しめました。
銭湯を出た後は近くのラーメン屋で晩飯を食べて帰りました。
今回のサイクリングは天気が良く、琵琶湖や山々の景色がとても素晴らしかったので、
走っていて気持ちが良かったです。
しかし残念ながら、楽しい時間よりも不愉快な思いをする時間のほうが長かったです。
最後に、何度もパンクしても文句も言わずに修理に付き合っていただいた
皆さんには本当に感謝しています。ありがとうございました。