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2016年9月20日火曜日

秘湯vol.2(白馬三山縦走企画)二日目

二日目、車で行ける秘湯—蓮華温泉—を目指して深夜2時に名古屋のスーパー銭湯を出発。

運転、運転、ひたすら運転。

早朝5時くらいに運転手二人が眠くなってしまったので一旦仮眠をとる。

7時に目覚める。再び運転。

塩尻ICで高速を降りて蓮華温泉までひた運転。

12時前、国道148号線を県道505号線へ右折。およそ20kmの山道アタック開始。

お昼12時40分、蓮華温泉到着~~。長かった。運転以外なんもしてへん。ほんまに。

いざ秘湯!と思ったけど雨がひどすぎてどうすればよいか思案しました。最初はレインウェアーを着て行こうとかまともな意見が出てきてたんですが、男3人どんどん雑な意見が出てきます。
・「もうどうせ濡れるねんし、タオルも何も持って行かんでええやろ」
・「がはは、確かに(笑)」
・「内湯(Fig.5参照)の建物のなか入るときにドボドボはさすがに迷惑やから建物入る前に服を拭くタオルだけ持って行こう」
→己の体とタオルだけをもってざざ降りのなか外湯へ。


Fig.4 雨じゃじゃ降りで写真撮れへんかった
せっかく秘湯企画メインイベントやのに雨がひどくてスマホを車に置いていかなあかんくて、写真一枚も撮れてない。ペイントで描いた図と言葉で説明します。

Fig.5 蓮華温泉地図
入口から時計回りに進んでいきます。入口から登山気分を味わえる道でした。田中はクロックスで歩みを進めます。入口から7分ほど歩くとまず最初に見つかるのが三国一ノ湯。登山道の傍にある狭い浴槽にぬるいお湯が入っています。wikipediaには一人入ったらいっぱいとか書いとるけど、三人同時に入ります。道の傍らで風呂に入ってる自分たちがおもしろすぎて大笑い。
・「はぁ、ぬるい!」
・「けどこれずっと浸かってられるなぁ」
・「そろそろ行くぅ?」「......行きますか。」
湯船から出るとき雨に濡れた冷たい服を着るという試練が待ち受けています。
・「うわぁ、冷て」「きっも」「くつやばい!」
クロックスのたなかは勝ち組。
次は三国一ノ湯から徒歩3分のところにある仙気ノ湯を通り越してとりあえず一番上にある薬師湯に行きました。が、おじさん5人組がお湯熱いからと言って水を引っぱってきて温度調整してはったので、とりあえず仙気ノ湯に浸かることにしました。仙気ノ湯は蓮華温泉の外湯の中で一番大きい浴槽で、お湯はちょっと熱いくらいですごく気持ちいい。そろそろ熱くなってきたなと思ったら、おやまあ温度調整のおじさんたちがすっぽんぽんで靴履いて傘さして降りてくるではありませんか!なんということでしょう。
おじさん曰く、「この辺り全部が浴室や、浴室で服着んのはおかしいやろ?」と。
そう言われたので俺たち3人もそれに従うことにしました。仙気ノ湯に服を放置して薬師湯まで歩きました。"裸で自然を歩く"すばらしい経験をしました。


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薬師湯はなかなか熱かったのですが、熱くなったら雨を浴び、涼しくなったら湯に浸る。長々と浸かってました。仙気ノ湯に戻ると服はビッチャビチャ。
・「もう着たくないな」
服は片手に持ち黄金の湯に行きました。源泉から遠いためぬるい。
・「指先しわくちゃです」
・「上がりたくないな」「そろそろ行くか。」「.......行きましょう。」
次は内湯なので服を着なければならない。
・「うっわ、気持ちわる!」「なにこの服冷たすぎやろ!」「体にまとわりついてくる!」

ここでジョンが「僕、この靴しかないんですよぉ。」
今更すぎてむっちゃワロタ。

最後は設備の整ってる内湯に入ってさっぱりして下山開始。いやぁ、蓮華温泉最高に楽しかったなあ。お肌もスベスベ。ーーー夕食を済ませたら、白馬からひたすら下道で金沢の健康ランドへ。

以上二日目でした。