探検家の朝は早い(ただしあさひを除く)。太陽神mzd先輩の日頃の行いのせいか、雨さんさんとこの身に落ちる中、メンバーは部室に集まり(ただしあさひを除く)、今後の予定について話し合った(ただしあさひを除く)。危うくラウンドワン企画になりかけた流れを止めたのは誰であったか、兎にも角にも車に荷物を積んで出発することになった。
アイマス車と中島先輩車に分かれてドンドコ進むこと数時間、木津前のサンディでお昼ご飯とキャンプ用のシチューの具材の買い出し。皆でわいわいガヤガヤぞろぞろとレジに並んでいたが、サンディではレジ袋がもらえないという教訓を噛みしめたのは私だけだったのだろうか。
サンディ標準装備の段ボール箱を抱えたEND先輩を尊敬の眼差しで見つめる
途中、金網や軍手など忘れていたものを買い足し、再びドンドコずんずんキャンプ場に向かった一同。
対象年齢5才以下のアソパソマソ三輪車(お値段なんと隣にあったぶら下がり健康器の約3倍)に楽しそうにご乗車なさる中島先輩
キャンプ場到着。テント設営後、お昼ごはんもぐもぐ。キム先輩がシチュー皿を増やすためと称してうどん2つ目を食べようとされているのを尻目に、我々戦闘員は戦の準備を急いだ。ひとまず私は、敵の戦闘力(飛距離、継続放水量、貯水量)を計算し、圧倒的防御力を誇るレインウェアを装着。戦場には非武装の民間人(がーすー)がいたかと思えば、非戦闘員に見せかけてポケットに手榴弾(水風船)を忍ばせる先輩も出現し、まさに水で水を洗う戦いとなった。しかし・・・・・・。戦争は・・・・やはり無益なものであった・・・。
8月のそうめん流しの際の水鉄砲大会で得たのは、どの水鉄砲が強力なのかという知識のみ
ならず、戦争はただ風邪を引くだけであり、双方に利益が無いという真理もあったことを思い出すまでそう長くはかからなかった。
無益な戦争
服を乾かしつつ本格的にキャンプの用意。1回生がシチューの具材を切り散らかしている間に、経験豊富な先輩方の手によって、かまどには火が明々とつき、中島先輩に持ってきていただいたダッチオーブンが置かれた。ついでにお芋さんも転がっていた。
ダッチオーブン feat.あしゃした先輩のご尊顔
ID先輩による召喚獣の炙り。まずい(確信)
なんちゃらおばさんのシチューが無事完成し(ここで初めてあさひが役に立った気がする)、END先輩に見守られてすくすく育った白ごはんたちと一緒にがっつく、もとい召し上がる皆さん。ちなみにお芋さんは前菜となっていた。キャンプ感を味わいながら寒さを無視するのはなかなか風情があった。なんてことは帰ってきた今だから思えること。
お風呂に入って少しドライブ。なかなかエキサイティングな探検先はトップシークレットで。テントに戻って少しまくら投げを楽しんだ(恐るべしイケメンラブライバーの剛速球)後、ゆっくり就寝。キム先輩とtmsg先輩は忘れ物を取りに帰るため二人でドライブデーt(略)お疲れ様でした。
凍えながら迎えた朝。わちゃわちゃとお片付けしてキャンプ場撤収。やっと本題の洞窟へ向かう。昇降訓練や洞窟勉強会のことを思い出しつつ、先輩方の手ほどきを受け、2班に分かれて洞窟へ潜入。コウモリさんの熱い歓迎をかわしつつ、身体を縮めてもぐりもぐり。特に変な虫を見つけることもなく、かつて坑道として機能していたトロッコ道に感慨深さを抱く。洞窟から脱出する際、やや手間取ることがあったため、mzd先輩は華麗なる救出劇を行うため再び潜入。長時間の洞窟滞在により、コウモリのお友達ができたそうな。先輩を通して地底人の孤独を知った。泥だらけになりながらも全員無事脱出。めでたしめでたし。
実際にはロープを洗ったり、テントを乾かしたりと、部室に帰るまでが洞窟です!と詳しく書きたいところだが、いい加減私の文章のために読んでくださっている方々の時間を削るのは馬鹿らしいので割愛。書くの面倒になっただけだろという声はどうか心にしまっておいて頂きたい。という訳でこれにてさらば。
Written by Muni