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2024年10月25日金曜日

日本百名山 雨の金峰山&闇の瑞牆山

カップ麺こぼしてるよ!

          

概要

こんにちは!部長の今岡です。10/4,5,6で山梨県にある金峰山と瑞牆山に登ってきました!

天気に恵まれず、雨の中の登山になりましたが日本百名山に恥じない立派な山でした。大阪から遠く運転に疲れましたが楽しい企画でした!

またとしテーマとして地図を読んでGPSなどは使わずに登山ができるようになりたい、それに向けて読図の練習としての登山でもありました!

以下企画詳細を語ります!

瑞牆山 岩でできた山



行程詳細

この企画が始まったのは,10月4日の夜7時半。豊中キャンパス明道館にある部室に集合していざ出発です。


約6時間程度のドライブ

山梨に近づくほどに雨脚が強まり、どんどん不安が募っていきます。悪天候なら無理したくないんですが、企画者の副部長有末はのりのりです。

深夜1時到着、現地は雨



瑞牆山荘近くの県営無料駐車場にようやく着いたのは深夜1時過ぎでした。

企画参加者が5人のため全員ハイエースで車中泊。雨が降っていたので野宿推進派の自分もこれはよかった。

次の日の朝

起床は5時頃、そして6時に登山開始です。

ハイエースから外に出てみると雨はあまり強くないですが降っています。

登山できないほどではなかったので予定通り出発!

富士見平小屋


1日目

駐車場→富士見平→金峰山→富士見平(キャンプ地)

この日はまず富士見平を目指します!

昨日から降り続く雨はだいぶ弱くなっていたので何とか登山できそう。

今回は前々から試してみたかった傘さし登山に初挑戦しました。折り畳み傘を持ってきていたのでレインウェアを着たうえでそれを差します。

傘をさすと片手がふさがってはしまうけど、頭、顔に雨水がかからないのが革命的。傘さし登山を否定する人は多いけれども一度やったら快適さで感動するはず。


なんやかんや地図を見ながら歩いていると1時間ほどで冨士見小屋に到着。

そこでテントを張って、寝袋とかを置いて荷物を軽くしたら金峰山の山頂を目指して再スタート。

毒ある?

大日岩

大日岩

富士見平から金峰山へのルートには大日岩という大きな岩が行く手の左に現れます。

登ったら楽しそうで、濡れてなかったら行ってたかも。

オコジョ発見!

ホンドオコジョ

大日岩のすぐ下で休憩していると小さな白い動物が岩の陰に見えました!

その動物はホンドオコジョで小さな体と白い毛が特徴的で、ある程度の距離があるとこちらを何度も覗き込むようにしていてかわいらしかったです!みんなで写真を撮ろうと動くとすぐに岩の隙間に隠れてしまってしまいました。

金峰山

オコジョに癒されたのち再出発です。

頂上に近づくほどに、木々は薄くなり、岩がごつごつしだします。遮るものもなくなるので風雨は強くなり肌寒く感じるように。

そして最終盤、急斜面、大岩を登りきるとそこは頂上でした

金峰山山頂にて
赤青黄色


富士見平

頂上から戻ってきたのは15時ごろでした。

疲れていたのでご飯を食べてすぐ寝ることに。

その後カップ麺をテント内でこぼしてしまう事件が起こりました。

犯人は僕でした。

富士見平小屋でカップ麺を買ってテントに戻り、入り口のチャックを開けて靴を脱ごうとカップを地面に置いた時でした。地面は思っていたよりも勾配があってコロンと横倒しに。

シーフードのスープはテントに吸い込まれ、悲しみながらウェットティッシュでふき取りました。そしてほとんどの汁を失ったカップ麺をすする…。

同室の副部長有末にも怒られてしょんぼり。

シーフードの洪水



2日目

富士見平→瑞牆山→富士見平→駐車場→温泉→阪大

朝3時起床

当初の予定では4時起床でしたが、早く帰れた方がいいとのことで1時間早めて起きることにしました。

出発

まだまだ星空が綺麗に見える暗さのうちに歩きだしました。ヘッドライトはつけているもののすぐ手前しか見えない状況でした。コンパスで進んでいる方向を確認しながら慎重に進んでいきます。

迷いかける

歩き始めて30分ほどたち、ルートがわかりにくい場所が増えてきました。進んでいくと、道があるようでないような斜面を登っていました。これは怪しいからいったん戻ろう、と正しいルートの可能性もありましたがわかるところまで戻ります。

すると分岐点のようなところを見つけ、そちら側には木製の階段が設置されていたため、自分たちは間違っていた方向に進んでいたことに気づきました。帰るとき見てみると明るければほとんど迷うことのなさそうな道でした。

瑞牆山山頂へ

山頂にて朝を待つ

迷った地点を過ぎると、どんどん斜面は急になっていきます。ただ急になるというよりは大岩がごろごろして、乗り越えないといけないという全身運動を要求する道です。

そんな道も気づけば終わりに近づいていました。開けたところに出たと思ったら、看板があり、そのすぐ上が山頂であることを示しています。

山頂に上がると、そこは岩でできたステージのようで3-4メートルほどの岩がいくつも重なって山頂を形成していました。

風を遮るものもなく、かなり気温もひくく寒かったです。しかし星をみて、東の空が次第に明るんでいく様子を眺めていれば時間は気づけば1時間近く過ぎていました。朝日をスマホのカメラと自分の目に収め、満足した私たちは下山を開始しました。

下山途中にある桃太郎岩をチムニーで

富士見平

キャンプ地まで戻ってきた私たちは、テントを片付けてさっさと温泉に行こうと意気揚々。

テントの横をふと見ると、シカが草を食んでいました。かわいい

テントの横の鹿


百名水キンキン

下山する前最後に湧き水を飲みに湧水点へ。平成の名水100選に選ばれたという富士見平の水は一気に飲むと頭が痛くなるほど冷えており、リフレッシュできました。

集合写真

天気は最高


登りの時は天気が悪いため、視界の良くなかった瑞牆山展望スポットでパシャリ。

駐車場

駐車場に戻ってきたのは朝8時頃。こんな時間に降りても開いてる温泉がないことに気づく。必死でいろいろな温泉を検索して10時OPENの温泉に行き汗を流しました。

金澤温泉、小さいながらもサウナあり、泉質良な素晴らしい温泉でした。


温泉から上がった後は、中華料理屋の天和へ。餃子、ラーメンが有名なお店です。

これはタンタンメン

いっぱい食べて仲良く大阪へ帰りました!