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2013年8月20日火曜日

比叡山に行ってきました!


こんにちは。一回生のナカムラです。
ようやく暇が取れたので17日に行った比叡山登山企画の活動報告をさせていただきます。

企画の参加者は9人(一人当日キャンセル)、そのうち8人が一回生という状況でした。上回生が一人だけという中で参加してくれたトミーさんには本当に感謝ですm(__)m


さて、今回の登山は比叡山を滋賀側から登り、延暦寺の中心である根本中堂で参拝した後、山頂へと向かい、京都側へと下山しました。

朝9時に京都駅に集合。だがしかし集まりが悪い(^_^;) どうやら電車の遅延があったそうで…、仕方ないですね。
乗る電車を1本遅くし、天候によるダイヤの乱れに定評のあるJR湖西線に乗り込み、比叡山坂本駅へと向かいました。
坂本に到着後、長い坂を上りきると比叡山の入り口に到着。トイレ休憩&飲み物購入を済ませた後、登山開始!

ちなみに、坂本とは延暦寺の門前町であり、室町時代は馬借の町として、また嘉吉の徳政一揆でも有名ですね。


本坂入り口
滋賀側からの登山道は本坂といいます
本坂はケーブルカーが開通するまで延暦寺への正規参拝ルートとして使われていたそうです。その名残か、崩れた石段などもあり、岩が散乱する道でした。道幅は広いものの大きな岩や段差が多くあり進みにくい中、休憩を数回はさみつつ、予定通り2時間ほどかけて無事根本中堂ある東塔に
到着しました。幸いにも、木の陰に隠れる場所が多く、涼しく登れました。


岩道を抜けた後、開けた所で休憩

東塔到着後、休憩所を見つけ昼食。売店を発見しまちかね用の地酒を求めるが、ここはお寺、酒なんて売ってるわけがありません(-_-) 

さすがの延暦寺、ツアーで来ている人など多くの人がいました。ほとんどの人はドライブウェイかケーブルカーで来ているようです。わざわざ徒歩で登る物好きは僕らくらいのものでしょう(-_-;)

昼食後、参拝料を払い根本中堂へ入りました。内部は撮影禁止なので写真はありませんが、非常に荘厳かつ神秘的な雰囲気でした。
途中の回廊ではおそらく地元の小中学生、高校生が自由に書いたと思われる習字が壁一面に飾ってありました。その中でも小学二年生の子により半紙一面に書かれた「女 王」と作品には、いろいろと背景事情を考えさせられるものがありました(^_^;)


東塔到着
休憩所にて昼食
根本中堂前にて

その後、鐘つき場にて鐘を鳴らし、大講堂、戒壇院、阿弥陀堂を巡った後、大比叡(山頂)へ。山頂までの道は石段が少しきつかったが、涼しいので楽に登れました。三角点は、気が生い茂る中にポツンと存在しており、見落としそうになりました。

ちなみに延暦寺は最澄が開いた天台宗としてだけでなく、平安末期から生まれた宗教の開祖たちが修業した寺としても有名です。浄土宗の法然、浄土真宗の親鸞、日蓮宗の日蓮、臨済宗の栄西などです。それら別宗派の開祖たちの像が並べて見れるというのも延暦寺の魅力です。



大講堂にて集合写真

戒壇院

一等三角点 大比叡

山頂にて

山頂で記念撮影をした後、少し下にある山頂展望台へと移動。展望デッキに行くためにはお金が必要なので今回はパス。自動販売機(高い!水が一本200円)にて水分を補充し、休憩した後京都側へと下山を開始しました。


展望台より、右奥に薄ぼんやりと見える京都の町
下山ルートは雲母坂と呼ばれるルートを下りました。
このルート、最初は階段と坂が続き、高い杉の木の木陰に隠れながら楽に進めるのですが、途中から人一人がやっと通れるほど狭くなり、かつ岩を一つ一つ飛び降りながら進まなければならなくなります。また、下に降りれば降りるほど蒸し暑い!休憩できそうな所もないので一気に下山することとなりました。
ロープウェイの下をくぐる
木の間を抜ける
徐々に道が狭くなる
これ以降もっと厳しい道になるが立ち止まると危ないので写真はなし


途中、地図を間違えたり、折れた大きな木が道を塞いでたりしましたが、無事下山することができました。
下山途中、幼稚園か小学校入りたてぐらいの女の子が父親とふたりで軽く登ってきたのにはおどろきましたね(;一_一)

開けた場所から見下ろす京都
登山口付近にて
ラーメン屋


下山後、登山口からかなり歩いて、とりあえず最寄りのコンビニへ、町に降りるととにかく暑い。蒸し暑い。

休憩した後、一乗寺へと向かいラーメンを食べる。一乗寺は京都の中で一番のラーメンの激戦区であり、どの店でも違った特徴を楽しめると思います。今回行ったのは珍遊というお店。この地域ではおそらく一番ベーシックでおいしい京都ラーメンかと思われます。

ラーメン食べた後、京都駅に向かう人と河原町駅に向かう人とに分かれたため、バス停にて反省会を行い解散しました。

このような感じで比叡山登山は無事終了することができました。初企画ということで、いろいろと至らないところがあったと思いますが、今後もまた企画を立てると思うのでよろしくお願いします。