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2023年12月3日日曜日

平尾台洞窟探検_2023夏

 60期の山崎です。今回は60期の西川(輝)君が春に企画した平尾台企画の第二弾について紹介させてもらいたいと思います。


平尾台とは北九州に位置し、台上面積約12km²の結晶質石灰岩からなるカルスト台地のことで、国の天然記念物にも指定されています。

平尾台の風景


今回は数十にも及ぶ平尾台の洞窟の中から青龍窟と目白洞を活動場所に選び、計二日間活動を行いました。


早速活動の内容を紹介していきます。

まずは初日に活動を行った青龍窟。こちらは第一回の活動で経験したこともあり、部員だけで活動を実施しました。いくつか写真を載せていきます。

青龍窟洞口

ヘッドライトを消して暗順応

湾曲した水流に沿って進んでいきます

シャワーのように降っています

初洞窟の尾原君と今岡君も奮闘

最奥には小さな滝がありました

活動を終えた後には翌二日目に活動を行う目白洞付近に併設されているテント場でテント泊を行いました。

テント場の様子

二日目は平尾台の洞窟に精通されている日本洞窟学会の水島先生の指導の元で目白洞で活動を行いました。

この先に蛇がいました

体をくねらせながら進んでいきます

大きなホールも通ります

水分補給

大きなプールに続いています

片道2時間ほどかけて目標地点の目白の滝へ到着しました。

奥が滝になっています


道中からは想像できない高さ

あまり見ないフォルムの蛙

活動を終えたころにはメンバー全員がドロドロになっていましたが、みんなの表情からは充実感がありました。

多様性に溢れたポーズ(新堂撮影)


活動後には源じいの森でお風呂に入り、夕食をとりました。


もつ鍋とっても美味しかった...


北九州まで車で移動というハードなスケジュールでしたが、1-4回生全員で洞窟活動に取り組む貴重な経験を素晴らしい洞窟で積むことができました。

まだ経験のない部員もぜひ自分の目で素晴らしい平尾台の鍾乳洞を体感してください。

御覧いただきありがとうございました。



2023年11月10日金曜日

六甲山ナイトハイク 10/28-29

はじめまして!63期の今岡です。

今回が探検部ブログへの初投稿なので温かい目でご覧ください。(これからの投稿もずっと

 

導入

ちょっと前に63期の回生企画として六甲の摩耶山掬星台へナイトハイクしてきました。

日本三大夜景の街である神戸はどれだけ綺麗なのか、掬星台へは行ったことがなかったので夜景への期待を胸に抱いての登山でした。

 

10:00 阪急六甲に集合

初の回生企画での登山だったのでみんなが集合時刻にあつまるかどうかすら不安の筆者兼企画者。遅刻は2人が5分ぐらい遅れただけ!先輩たちに言わせると“すごい”とのこと。(なんだそれ)

阪急六甲駅前での集合写真 by E.T


そして出発!

登山中

急斜面に作られた高級そうな住宅街を抜けて、真っ暗闇の山の中へ。ヘッドライトがなければ何も見えない、足元に注意しながら歩みを進める。この発展した日本で生きていて灯りひとつないなんて状況あまりない気がする。だからか知らないけど暗闇はなんだかテンションがあがる。


誰かの背中

12:30 登頂

およそ2時間ほど登り続けて最後に現れたのは、今回で一番の急斜面。“もうちょっとで神戸の夜景だ!”という期待感で急坂を登りきるとそこには展望台が。展望台にはおおよそ登山をする格好ではない人たちがたくさん!どうやってここまで来たんだ!(車かロープウェイ)とか思いながら彼らをかき分け進んだ先には待ち望んだ神戸の夜景が!

夜景の美しさは自分の文章力では表現しきることは到底無理なので写真で感動を分かちあいたい

掬星台の展望台から

2:00 料理スタート

冷たい風がびゅーうびゅう吹く山の上でうだうだ写真撮ったり綺麗だねーなんて言ってたら、もちろん体は冷えるしなんなら凍え死にそうになってるやつもいたので料理スタート。

展望台からちょっと歩いたところに大きめの東屋があり、風も遮られてちょうどいいからキャンプ地にした。

 

持ち寄った材料をそれぞれ取り出して、結局鍋2杯食べることになるが最初はカレーを作ることに。

写真はこんな感じ。トマト缶とかリンゴが入ったせいか世界一フルーティーなカレーになった。



 結構すぐになくなって2杯目は醤油系の鍋の素で具材を煮込む。鶏肉、ウインナー、豚の耳などなど沢山入れてみた。作りすぎて下山時間になってもまだまだ残っていてみんなで仲良く間食した。(大鳴よくがんばった!)

 

5:00 下山開始

当初の予定から1時間も(鍋のせいで)遅れて掬星台をあとに。下っているうちに段々明るくなって朝焼けと日の出が木々の間から眺められてちょうど良かった気がする。


6:30 下山完了 摩耶ケーブル駅 

降りてきて他の班の到着を待っていると、長時間寒さにさらされた影響でお腹の調子が...

摩耶ケーブル駅にトイレがあったはず!と、見に行くと朝はシャッターが降りていて使えない(ががーん大大大ピンチ)。周囲に公衆トイレもないし、もうそこらのお家で借りるしかない。本当にもう探検部に入って何度目のピンチか。

よく見るとすぐ近くに7:30オープンのおにぎりやさんが!中に人がいるのを確認して、迷惑だ何だなど考える余裕もなくCLOSEのドアをたたく。そしたらすぐに優しそうな女神様が出てきてトイレを貸してくれた。(ああ神よ!今度近く通ったら絶対おにぎり買います泣)実はもう1人いた悲しきトイレ難民とともに伝えきれない感謝を伝えてみんなの元へ。


7:00 灘温泉

全員が摩耶ケーブル駅についたことを確認して灘温泉へ。朝早くからお客さんもまあまあいた。今まで探検部で行った中でもトップクラスのコスパのいい温泉だと思った。結構安いのに湯船の数もあるし、シャンプー類も備え付けだしサウナまであったのでまた行きたい。



 

8:30 解散 元気な4人だけ三宮へ

これにてこの企画は終了して解散!のはずだったが元気な人はまだ物足りないようで追加で三宮へ行く人を募集すると4人の精鋭が集まって三宮観光へ

結局解散後も5kmぐらいは歩いた気がする

OUECに見える..?

このあと中華街でおいしいご飯を食べて解散しましたとさ


ここまで読んでいただきありがとうございました。また機会があれば報告かきます。

2023年11月6日月曜日

夏合宿2023


 お久しぶりです。61期合宿係の原田です。

少し期間が空いてしまいましたが、夏合宿についてのブログを書きたいと思います。

9/3~6の4日間で長野県白馬村へ夏合宿に行ってきました!総勢55人という大人数です。去年の夏合宿は天気の影響でなかなか予定通りにいかなかったので、今合宿はとにかく天気がもつこと、全行程予定通り実施されることを合宿前から願っていました。




【1日目】

朝7:45に豊中キャンパス集合&バス乗車。これが最初にして探検部最難関課題。いつもの企画なら遅刻は日常茶飯事なので...

結果としてほぼ全員時間通りに集合完了。遅れた人は別便のハイエースに乗せて無事出発できました。スマホの落下は要注意。

1時間遅れの人とスマホ落とした人

1日目は移動日。ただ行くだけじゃ時間は余るので、松本市で各自昼食・観光を行いました。だいたいみんな松本城周辺を巡ってきたそうで、いろんな写真がありましたね。


天気もさいこー

夕方頃に宿に到着。評判通り飯がうまい。

宿の方は皆さんとてもやさしく、多くの変更、相談に対応してもらいました。

うまうま

なんとか天気は耐える予報だったので明日からは予定通り縦走or登山orアクティビティを行うことに。夜更かしもそこそこにして就寝。

大阪にはない静かさ


ここからは春合宿の時と同様にいろんな人に書いてもらいました。協力してくれた人ありがとう!


【2日目&3日目】

2日目、3日目は日帰り登山、縦走、アクティビティ(SUP、MTB)班に分かれてそれぞれで活動しました。


○縦走班

縦走班の(一応)リーダーを務めました合宿係の西川です。

 

今年度の合宿では唐松五竜を縦走しました。昨年度に行くはずだった白馬岳のお隣の山で結構定番のルートです。


縦走班は13人。

61:西川、西山、辻埜

62:髙須、河島、森下、上田、大井、伊村、三寺

63:有末、上西、五十嵐

女の子多い!!!



唐松岳まではさえない天気のなか班ごとにぼちぼち歩きました。

雷鳥も見たような気がします。

 



唐松山荘近くに荷物デポって、山頂へ!

 

 

白い

縦走班+2日目の中級班

ここまでの感想は「2年生がとにかく元気」

元気度が違いすぎるので、もともとの班を解体することにしました。

 

分け方は、

2年生を中心とした早い班

ゆっくりペースで歩き続ける班

 

前者の班は下見に来てくれたほのかちゃんと髙須が、

後者の班はてるみちゃんが引っ張ってくれることになりました。


でも結局、
途中で全員が合流して長い列で歩きました。9月の平日ということもあって、他の登山客が少なく、邪魔にならないように歩けてよかったです。

岩場時間かかるね

 

なんやかんやゆっくり歩き続けて、15時ごろに五竜山荘つきました。

 

各自休憩したり、夜ご飯食べたりしていると、17時頃に雲間から五竜岳が姿を現しました。今回のガスガス山行の中では、個人的に1番綺麗な瞬間でした。





夕日をぼんやり見つめ、全員はやめに就寝。

 

翌朝、有志で五竜岳へ。

私含む体調がすぐれない人や好天とはいえない中での岩場に不安がある人はテントでお留守番。

 


下見で行った髙須・ほのちゃんに加えて、数少ない上回の辻埜にリーダー任せて行ってきてもらった。

山頂では雲の切れ間から素敵な景色に出会うことができたらしい。

 

有志が無事に五竜岳からご帰還してから、テント畳んで下山開始した。




てるみちゃんは後輩への気遣いがピカイチで素晴らしかった。ありがとう。

 

ひたすら下り続けてて気付いたらアルプス平着いてた。



ソフトクリーム食べた。下山後のソフトクリームはいつ食べても格別ですね。

 

ゆっくりしてからゴンドラ乗って、エスカルプラザで解散した。

 

 

一応、合宿係・縦走班のリーダーやらせてもらったわけですが、当日は「食あたり」で体調不良かましてしまって、本当にご迷惑おかけしました。発熱登山しんどかった…みなさん助けてくれてありがとうございました。



なにはともあれ、みなさんに助けられて夏合宿を無事に終えることができて本当によかったです。活動班のリーダーをしてくれた人、食事の準備をしてくれた人、その他にも手伝ってくれた人全員、本当にありがとうございました。



○日帰り登山(初級)

初級登山はゴンドラで上がって、アルプス平駅から小遠見山まで行きました。ゴンドラ降りた時は雲の間から唐松方面であったり、下界の景色が見えていたので、もしかしたら頂上でも景色見れるんじゃね?と思い登っていきましたが、徐々にガスが濃くなっていきました…まあアルプスではあるあるですよね。なかなか晴れは難しいものです。

ゴンドラ降りたとき
ぎり唐松方面見える

どんどんガスってく

山頂はまっしろ笑


早めに下山したので、近くの川に寄ったりしました。サンショウウオいました。箕面でも見れるらしい。


登山経験の少ない人が多かったのですが、みんなすいすい登っていき余裕をもって終えることが出来ました。下回生は特にこれからいろんな山に行ってみてほしいですね。


○日帰り登山(中級)

中級登山は八方方面からゴンドラで上がり、唐松岳へ登りました。僕が行ったのは3日目でしたが、雲の間から時折晴れ間が見え、めちゃくちゃきれいでした!

リフト登ってる途中に見た放牧された牛


有名な八方池もちゃんと見ましたよ



ただ、山頂はガッスガス。集合写真の背景の色がだいたい一緒。




ライチョウも5匹ぐらい見れました。初アルプスでライチョウ見れるなんてうらやましすぎる...



こちらの班も想定よりだいぶ時間を巻いて終わりました。登山後送迎バスまでの時間をどうするかは要検討ですね。3日目はいなせの発案でお風呂セット持って登るという案がはまりました。下山後すぐにゲリラ豪雨が降ってきたので、結果として早く下山することができて良かったです。


○日帰り登山(上級)

上級班は朝早くからゴンドラの始発に乗って出発しました!このとき天気は良好でしたが山頂の方がガスっていてかなり不安。五竜の山頂に到達し、ゴンドラの終電までに帰ってくるにはかなりペースを上げないといけないので序盤はかなりきつかったです。


下見ではあった雪渓がすべてなくなっていて個人としては新鮮な気持ちで上ることが出来ました。



その後もがんばって五竜山頂に到着し、時間的にも余裕があったのでそのまま山頂まで登頂しました!




最初の不安通り山頂はガスって真っ白で何も見えませんでした...

いい景色が見れたら良かったのですが達成感が凄かったので問題なし!


山頂では記念撮影をしてそのまま下山。

雲Tメンバーで

ゴンドラの駅に着いた時点でまだ1時間も予定より時間が余っていたので早く登りすぎたのかもしれません笑笑

(文責:八田)



○SUP

ここからは SUP 班(3日目)の内容についてまとめていきます。最初にSUPのやり方を講師の人が丁寧に説明してくれました。話を聞いていると簡単そうに思えてくるのですが、いざやってみるととても難しく、最初はボートの上に立つことすら苦労しました。




慣れてくるとみんなで湖の端まで行こうということになりました。しかし、そんな最中不穏な空気が漂ってきます。自分たちの周りには61期62期の男しかいなかったので、ボートやパドルを使った落としあいが始まってしまいました。僕も巻き込まれてしまい、何回も湖に放り出されてしまいました笑。




湖の端に着いた頃にはみんな遊びすぎて疲れ切っていました。湖に落ちすぎて、途中で誰が どのボートなのか分からなくなったりもしてすごい楽しかったです。吉圭さんがみんなのボ ートを集めててとても面白かったです笑。ここまでは順調だったのですが、帰ろうかというときに天気が急変。雨が少しずつ降りだし、風の向きが進行方向と反対になってしまいました。行き道は追い風で順調だったのですが、帰り道は向かい風で非常に大変でした。みんな風に流されながらも何とか出発地へと帰っていきました。装備も少なく、初心者でもすぐに慣れることができるので、また来年の合宿も SUP でいいんじゃないかと思いました。
(文責:和田)



○MTB

10時半ごろに宿を出発して30分ほどでMTBを行うゲレンデに到着。その後10分くらいの初心者講習を受け、ギアの変え方やコース説明、ジャンプのやり方(できるわけない)を教わり、アクティビティ開始。




2時間自由に乗る。コースは4種類。リフトで上まで登って山道を下るのを繰り返すスキースタイル。

各コースはこんな感じ。

・いのししトレイル…初心者向け簡単コース。地面の凸凹が楽しい。

・かもしかトレイル…慣れてきた人向け。車体を傾けてカーブを曲がるのは至難の業。

・おさるトレイル…急に難易度爆上がり。いのしし、かもしかの開けたコースと打って変わって、林の中のガチ山道を走る。道細すぎ&うねりすぎ。いっぱいこけた。最後の連続バンクが爽快。

・こぐま周回トレイル…このコースだけ自力で登って下る。自力で登るのが大変でほぼ誰もやっていない。





難易度をどんどん上げていくのが楽しかったです。ただ、おさるトレイルを攻略しきれなかったのが心残りでした。

記念撮影をして終了。ほぼみんな初めてでしたがとても楽しめました!

(文責:木倉)

2日目

3日目



全ての活動を終えた後、夕方5時からスイカ割りをする予定でしたがこれは夕立により中止に…(ちなみにすいかは3つ持っていきました。2つは夕食時に食べたのですが、もう一つは合宿後に部室に置いて早い者勝ちにしたんですよ。そのすいかはどこへ行ったのでしょうか?有識者求む)


夕食後は合宿のメインイベント、幹部交代式!新幹部も発表となりました。



部長・副部長お疲れさま!

62期幹部!がんばれ!




【4日目】

最終日です。最終日はほぼ移動日

さすがに疲れている人が多かったですね。

また来たいな

昼食として安曇野市にある大王わさび農場に行きました。名物わさびソフトを食べている部員もいて、最後まで長野県を堪能できたと思います。

ちなみに僕は3度目の訪問でした。たぶん隅々までマスターできたと思います。


わさびソフト(俺は抹茶味やと思ってる)


今年の合宿は晴れとまではいかなくても天気が耐え、全工程をほぼ予定通り行うことが出来ました。春合宿のときよりも部員間&学年間の交流が多く、親睦を深められたと思います。これを機に多くの部員が企画参加していってほしいですね。

長くなりましたが読んでいただきありがとうございました。