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2013年7月26日金曜日

四万十サイクリング

どうもI本です。実家に寄生中です。
さて、7月13日から15日まで四万十川でサイクリングをしてきました。その活動報告です。
先にカツオさんが書いてくれたので、こちらは源流地点まで行ったSide-Aについて書こうと思います。

企画者は計画的に金曜を休みにしていたので木曜の夜行バスに乗って現地入り。
夜行バスは少し値をはりましたが、その分3列席で快適なバスですぐ寝れます。
金曜日は足摺岬一周を果たしました。130キロも走ったうえに坂が多くてなかなかきつかったです。


そして土曜日。
7時過ぎにカツオさんとA下と中村で合流し、自転車を借りる観光協会とコンビニ前でだらだらと八時半まで待機。
今回借りた自転車のスペックはいままで見たなかでもレンタルとしては最高の部類に入るものでした。
21段変速でフェンダー、バーエンド、キャリア搭載という至りつくせりな装備で、三日で何と3000円!
そんな自転車に乗って沈下橋と泳ぐ人々を見ながら江川崎までなだらかな坂をのぼっていきました。
ここまでで45kmぐらいですが、この地点で猛暑とじわじわとくる坂の疲れと荷物の重さでなかなかバテました。
いくら荷台に積んでいるとはいえ、荷物は10kgぐらいあったような気がしますし。
江川崎で休憩した後は土佐大正へ。
傾斜1%にも満たないような坂も数十キロも続けば疲れました。
おまけにこの道中は右手に川、左手に山の風景がずっと続くものなので飽きます。
そして体力的にきつかったのでこの日は早めに切り上げてリバーサイド轟でテン泊。
あそこの案内表示の無さと最後の山道には泣きそうになりました。
利用客も少なく、この日は自分たち以外に一組しかいませんでした。
テントも設営したら。なかなかドロドロとした泉質で面白い大正温泉へ。
ここで買い物の話をしてたら、温泉にいた地元の人たちから次々と野菜やらお餅やらパンやらを貰うことに。
調理器具がほとんどなかったので隣のキャンプ組の方に後日あげましたが、気持ちはありがたくいただきました。
でも塩がないとキュウリはやっぱ無理です。今後の装備には調味料も加えておくか悩みどころです。

で、日曜日。
テントは設営したまま、荷物も減らして遅れた分を取り戻すために少し早めに出発。
テントがぶっとんだそうで別行動のカツオさんにはご迷惑をおかけしました。
iPhoneの充電もコンビニでできたので写真をバチャバチャ撮りながら結構なペースで進みます。


そして60㎞ぐらい走って標高420m地点の船戸へ到着。
源流地点が近いということでコンビニ{こんなとこにあるなん(ry}にも詳細な地図があって助かりました。
こっから5kmほどで200mものぼるという、なかなかきついヒルクライムが待ち受けていました。
傾斜にすると5%、自分は半分以上押して歩いたのに、A下はすべて漕いで行ったとか。
脚力マジパネェっす。次の日ボロボロらしくて無茶しやがって・・・という感じですが。
そして源流の碑が建つところからは登山道に入ります。
20分ぐらい登っていくと源流点という目印が。
ここから196キロもの長さを経て海へと流れると思うと感慨深いものがあります。
まだ先に本当の源流点がありそうでしたが、道も整備されておらず体力的にも限界だったので探検部的にどうかとは思いますが、ここでギブアップ。
標高のせいもあるとは思いますが、水も冷たくて涼しい環境でした。
そして戻る途中に「せいらんの里」という施設の近くに稲葉洞という洞窟の情報を事前に仕入れていたので立ち寄ることに。
神社の祠みたいな雰囲気でしたが、立ち入り禁止にはなっていなかったので入洞してみました。
さすが洞窟、コンビニ以上に涼しい環境です。
200mぐらいの穴らしいのですが、足場もある程度整っていたので歩きやすかったですね。

そして一気に下山して四万十川のもう一つの支流北川川へ。
このころカツオさんの貞操の危機に関わるような事態が起こっていたようですが、詳しくはSide-Bで。
まあ、北川川沿いは変化に乏しくて精神的にきつかったですね。
景色は良いんですよ。ただ同じだけで・・・
途中で吊り橋効果満載の橋を見たり、現地では珍しいブッポウソウの巣とそれを見守るカメラマンと話したり、どっかのケーブルテレビのインタビューを受けながら大正へと戻っていきました。
17時過ぎに帰還しましたが体力は底をついていました。
土曜日の予定変更で荷物を減らせてよかったと、この時心底喜びを感じましたとさ。




そして月曜日。
川遊びっぽいことをしてから出発です。
帰りは緩やかな下り坂でやっぱり走りやすかったですね。
この日は「しゃえんじり」という農家レストランやその近くの四万十川でも最もきれいな支流黒尊川で遊んだりしながら観光協会へと帰りました。猪肉コロッケ、川エビうまいよ。



中村観光協会には16:00ぐらいに着きました。
そしてそこから最後のスパートとして河口まで誘ったのですが、ほか二人は追随せず。
一人で行ってきました。荷物がないと飛ぶように走れました、行きは。帰りは向かい風もあってバテバテでしたが。アイスクリンうまいっすわ。

一応太平洋です。

そのあとは土産物を買いあさったり、カツオ人間と戯れたり、温泉に入って飯食って、夜行バスに乗って帰りました。

以上、合計走行距離が300キロぐらいにも及ぶハードな企画でした。
こんな企画に参加してくれた二人に感謝です。
反省点としては地図の高低差表に頼りすぎて、楽観視してしまったことによるルートの詰め込み具合でしょうか。
一人でも途中でリタイアすれば大変なことになっていた企画だったので綱渡りみたいなもんでした。
体力面でもプレトレ一回したぐらいでは充分ではないかもしれません。
テスト前という日程で人が減ってよかったかも、と後でこっそり思う自分がいたりします。

個人的に北海道一周してくるので今回はその準備として良い経験になりました。
夏休みも企画がてんこ盛りで、いろいろな話を聞けると思うと楽しみですね。
以上、長ったらしくなりましたがI本でした。


帰還後、疲れ果てた表情を見せる参加者たち