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2012年10月31日水曜日

秦野廃坑調査報告

誰かさんからキラーパスが飛んできたので、文才の無さをさらすはめになりました。

今回の企画は前回秦野廃坑で大失敗をして以来、停滞気味だった洞窟企画の起爆剤になればと企画したものですが、結論から言えば今回は満点とは言わないまでも、十分成功と言っていいものだったと思います。それでは企画を朝から振り返ります。

まず、朝は部室に集合して団体装備の分担です。とはいえ、前日のハロウィンおにわっこーのなか、走ることもせず団体装備の準備を終わらせていたため、この部分は一瞬で終わりました。遅刻者はいましたが、全体の進行には問題なし。 なぜかkwzさんがベッドで寝てましたが。

その後、いつものように石橋駅から貧乏学生の強い味方、阪急電車で箕面駅へ、そこでknmと合流後、タクシーを使い登山口まで…

登山口以降の道は以前来た時よりさらに荒れていました。特にでかい木がいくつも道に倒れてきていましたね。幸いにも道を塞がれることはありませんでしたが、アプローチがさらにハードになってしまいました。

さて、現地に着いたら入洞の準備をして早速入洞!秦野の竪穴を降下していると、一年半前はこの穴を降りるのにビビってたんだよな…と感慨深くなりました。富士の樹海の穴に降下した後では、ビビりたくてもビビれないレベルですが…

調子に乗ってブログ書いてたら授業の時間に間に合わない時間になってました\(^〇^)/
もういいや…

さて、先発隊5人が降下したのち、さらに下へと向かいます。この秦野廃坑は2箇所ほど降下地点があるのですが、その2つ目を降下します。こちらも難なくクリア。

2箇所目を降下した先はすぐ地底湖になっているため、そこをちょっと見たらすぐ引き返します。天井に18匹ほど蝙蝠がぶら下がっていました。そろそろ冬眠の季節なんでしょう。でもあんなにたくさんいるのははじめて見ました。一番奥には異様に痩せたカエルがいました。いったい何を食って生きているんでしょうか…

その後は、引き返して横穴の探索に移行です。この横穴はいままでもかなり深いことは分かっていたのですが、結局一番奥まで行けたことはありませんでした。今日こそは制覇してくれる!と意気込んでいたのですが、今回も制覇とはなりませんでした。残念…

横穴は最初もやしが生えた細い道をしばらく行くと、やや狭い隙間を通って水没ゾーンに出ます。この水没ゾーンが曲者で、おそらく水中で蝙蝠のフンらしきものが発酵していました。一歩歩くたびに強烈なにおいに襲われます。以前ymdさんがくさかったって言っていたにおいの正体はこれだったのでしょう。また天井が低いので、その水が長靴に入りそうで危険でした。ここで隊員2名の足が犠牲になりました。アーメン

その後またちょっと広いホールに出ます。ここを予想外のチムニーで一段上の道へ進みます。ここで隊員一名が「ここは俺に任せて先に(ry」というので残り四名で突撃。この先はウサギ跳びの姿勢で進めるくらいの道がずっと続きます。足がつりそうでした。この道は途中でかなり分岐しており、中にはもう少し奥まで行けそうな道もあり、本道(?)もまだ一番奥まで到達できていないので、まだかなり開拓の余地がありそうです。今度横穴の探索をメインにした企画を立てようかな…

時間もだいぶんたっていたので、断念して地上へと帰還し、後発隊と交代したのちのことは俺は地上でのんびりしていただけなので省きますが、knmの厄日第一弾が下では起こっていたようです。

その後帰り道でもこけたり、水没したり…と彼にはなにか憑いていたようです。

懐かしの部室に帰還。まだkwzさんがいました。kwzさんにジュースをおごってもらったりしながら後片づけ、反省会が終わった部員たちは、サイゼリアに突撃していくのでした…

こんなところですかね。成果としては、今後のトレーニングには崖からの懸垂下降を想定したトレーニングも入れていこうという方針が立ちました。
さて、あまり長くなってもあれなのでここらへんで…

以上、nghsがお送りしました。