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2018年7月6日金曜日

内堀来日鈴木◯卒アルプス@谷川岳【前編】

नमस्ते(namaste)  (wikiより引用)
内堀来日鈴木◯卒アルプス1日目のブログを任されました2回生のただーきです。
6/30~7/1に谷川岳馬蹄形縦走してきました。

一般社団法人内堀来日アルプス社 〜企画参加のための就活〜】
この企画、今回で2回目。
昨年6月、インドへ旅立つナマステ・ウチボーリ氏を見送るために立てられた「内堀惜別アルプス」に続きまして
今年、彼が帰国したことを祝うために再結成しました。
(ついでにひろむさんの◯卒も!?)
【内堀惜別アルプス前編】
http://osaka-u-tanken.blogspot.com/2017/06/blog-post_27.html
【内堀惜別アルプス後編】
http://osaka-u-tanken.blogspot.com/2017/06/blog-post_23.html

さらに今回、昨年度の8名に加え、2回生の僕とせのかなが加わり10名で行ってきました!

ただこの2人、いつものようにメールを送って参加が決まったのではありません。

一般社団法人内堀来日アルプス社 2018年度新卒採用について】
http://osaka-u-tanken.blogspot.com/2018/05/blog-post_92.html

エントリーシートと筆記試験を乗り越えてきたのです!
(きっと4回生の先輩方は就活に疲れ選ばれる側に嫌気がさしたのでしょう)

これに応募したのは僕とおおくぼくん。
(あれ?せのかなは?)

りょーやさん作成の筆記試験では、ウチボーリ氏の出身中学や世界情勢、「マグマ」についての出題があり、かなり苦戦を強いられました。
しょっぱなから先輩方の名前を漢字で書くことができず半ば諦め掛けていたところ、最終問題のヒンディー語での出題をてきとーに答えると運よく大正解し九死に一生を得ました。
実は僕、「マグマ」がなかやまきんに君のネタからきていたことをこのとき知りました。

応募していない他の部員も解いたのですが100点満点で平均点は30~40点ほど。

面接の様子
試験官が仲間割れを始めたり
僕は返答で笑いが止まらなくなり

後日内定が伝えられました
始めは募集人数1人だったのですが、わざわざエントリーシートを送ってくれた後輩を落とせるはずがないと2人とも採用。
これで一安心かと思われましたが、大久保くんはこの一週間後に自転車でこけて全治1ヶ月の怪我を負い内定取り消しとなります。
のちにこのギブスは落書きまみれになります
代役を探すため、この企画唯一の女子であるたけのさんはせのかなに猛アタック(圧力)をかけます。

そうこうしてやっとメンバーが揃いました。

Let's go!!!

【阪大から谷川岳へ 〜探検部らしからぬ心地よさ〜】
おそらく探検部初となる10人乗りハイエースグランドキャビンに揺られて群馬県と新潟県の県境に位置する谷川岳へと向かいます。
いつものハイエースの板みたいな後部座席ではなく、一人一人に座席が与えられました。
ただし荷台が半分になるので注意。

雷雨の中、車を走らせます。
車内では先輩方の去就を祝いました。
ウチボーリ氏チョイスのプレイリストで大盛り上がりの車内は寝る間などありません。

23時頃に危機感を覚えた我らは少し寝た
グランドキャビンは昨年の失神問題を解決してくれたようでした。
2:00前に日本一のモグラ駅である土合駅に着くと全員すぐにSTBで就寝。
なぜなら次の日は4:00起床。

【土合から西黒尾根へ 〜ひろむバテる〜】
起床後すぐに早番、中番、遅番に分かれて出発です。
僕は隣で山さんがひどい起こされ方をされているのを横目に目を覚ましました。
意外と眠気はありませんでした。

早番、相変わらずなたけのさんのポーズ
中番、15分遅刻でしたよ 
遅番、ポーズを合わせないせのかな
しょっぱなから日本三大急登の西黒尾根。
さすがは"魔の山"谷川岳、容赦ありません。
勝手に登っておきながら谷川岳に文句を垂れつつ登ります。

先頭交代しながら登ります
僕が青タイツに青短パンなのは気にしないでください
ひろむさんは自ら荷物は任せてくださいと言い、テント2張りコーラ4.5Lカレーの具材を持って上がってくれました。
ごーきさんのザックは35L、何も持つ気はなさそうとひろむさんは不満そうでした笑

遅番は中番のおじさんたちに掛け声を送ったり時々追いついたりしながら仲良く登りました。
おじさんたちは"happa"の掛け声でコツコツ登っていました。

途中で僕はクライマーズハイに目覚めます。

りょーやさん、山にフィットしてますね
ほんといい天気


【西黒尾根からトマノ耳&オキノ耳へ 〜遂に谷川の頂点〜】
西黒尾根を越えると稜線が広がり、気持ちの高ぶりからか疲れもあまりなくすぐに頂上に着きました。
西黒尾根を抜けると荷物分担宣言をし急に元気になったひろむさん
みなさん勘違いしないでください、ここまで持っただけでもすごいんです
サッカー日本代表GK川島の吠えたときの顔に似ている
一度だけ歩いた雪渓
トマノ耳、せのかなはいつになったら開眼するのだろうか
オキノ耳にておおくぼ自作の遺影とともにお祈り
僕は新種のカメムシを見つけました(自称)
ここからは4回生のサービスショット集です






【トマノ耳オキノ耳から清水峠へ 〜ここからが長い長い〜】
ここからは宿泊地の清水峠を目指して歩きます。
谷川岳の山頂を先に踏んでしまったためモチベを保つのが難しく非常に辛い道なりでした。
一ノ倉岳で少し早いお昼ご飯
忍者だったんですか?
一ノ倉岳、茂倉岳、武能岳をなんとかクリア。
楽に歩きたい我らにとっては無駄なアップダウンが続き、最後の武能岳に八つ当たり。
無能無能と連呼。しまいにはなんかムカつくと言い出す。
このブログを書きながら気付いたのですが、"bunou"と読むらしいです。恥ずかしい。

草の中にそびえ立つ僕
蓬ヒュッテにてCCレモン購入
蓬ヒュッテを越えてすぐ、向かいの山でゲリラ豪雨が発生しているのを見つけると、稲妻が走るのが見えました。
ここから焦り始めます。
ペースを保ちたかったせのかなはりょーやさんに先頭交代を要求。
しかし、りょーやさんは早く行きたいの合図と勘違いしすぐさまペースアップ。
せのかなが遅れを取りながらもなんとか七ツ小屋山に到着。
ここで休憩中だった中番班を抜かします。

【清水峠 〜遭難の危機!?〜】
全員が無事に清水峠に着くと、調理班、水調達班、テント設営班に分かれ作業開始!
僕は水場班に参加し、昨年雪渓に阻まれて行くことのできなかった水場を見つけることができました。
頭も洗えて気持ちよかった。

綺麗に張るのにこだわりました
ガスり始めています
圧巻!!!
ナマステ・ウチボーリ氏監修カレー!
ゆーじ先輩監修米!
レシピは秘密
首やばくないですか?
"magma tasting"中のマグマせのかな
熱々の肉を早く食えと先代マグマに急かされます
ブヨと戦いながらカレーを頂きました。
ポイズンリムーバーとムヒ大事。

ちょうど食べ終わった頃に雨が本降りになり雷が鳴り始めます。
すぐそばに避雷針があったため、ごーきさんの迅速な判断で隣の避難小屋に移動します。
移動中に真上で雷が鳴ったときは死を覚悟しました。

一旦雨が収まった頃合いを見て必要なものを取りに戻り、テント泊の予定でしたが避難小屋で寝ることになりました。
ごーきさんは物怖じしません

【まとめ】
 この企画に参加するのに最初は体力が心配で戸惑っていましたが、いまは参加して本当によかったと思っています。僕が1回生で探検部に入部したときに3回生だった今の4回生とは、去年の4月から9月の夏合宿までという短い間しか同じ企画に行けるチャンスはありませんでした。それはもうほんと短い(笑)探検部に入るきっかけをくれた先輩方とまた一緒に山に行けたのが嬉しかったし、また行きたいとも思えました。勉強になることばかり。自分もまだまだ頑張ります。
 うちぼりさんとは初対面だったけどすごくおもしろい方で、箕面部会にも顔を出してくれる?みたいなので1,2回生のみんなも話してみてください。
 串本キャンプ追いコン楽しみにしてまーす!
 来年も外国語学部のみんなを惜別するために谷川岳行く?
 
 続きまして次は2日目ブログ担当のせのかなにバトンタッチ!!
 2日目最初に迎えうつは朝日岳です。お楽しみに!