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2012年11月28日水曜日

岡山洞窟企画

どうも。

実はここに初めて書き込むものです。企画者の片割れ、みなみんです。


11月23~25日まで岡山の洞窟を何か所かまわり、夜はキャンプするというなかなかハードな企画をたてました。

岡山はカルスト地形なので鍾乳洞が多く点在しておりこれまでの洞窟企画とは一線を画す内容となっております。

当初は2日連続で雨の予報が出ており企画書の持ち物にも水着と書くほど現地の25mプールで遊ぶ気満々でした(笑) が、奇跡的に3日間ともなんとか雨にならずに持ちこたえることができました。

まず初日ですが
部室に朝7時に集合し、それから岡山まで車で移動。
少し渋滞に巻き込まれながらも予定通りつくことができました。

まず最初に日咩坂鍾乳穴にいきました。
この洞窟は事故が多発しており現在は入洞禁止となっています。
よって入口だけ見て中には入らず終了。
しかし入口だけでも洞窟の規模がこれまで体験したどんなものよりも大きいことが伝わってきました。
日咩坂入口にて

その次には2班に分かれて行動したのですが私の班は観光名所ともなっている羅生門という場所にいきました。
羅生門は昔洞窟であったものが現在は崩落しており天然の橋のようになっている場所です。
ここもかなりの大きさの洞窟であった名残が伺えます。
ここでK見が見事な羅生門を披露してくれました(笑)

初日の活動はここで終了。
大佐オートキャンプ場にいきテントを組み冬の寒空の下寝るのでした…



2日目の朝は…
寒さで目が覚めました。やはり山のふもとのキャンプ場だけあって朝は冷え込む・・・

さてこの日の活動も2班に分かれて行動しました。

私の班は蛇の穴と呼ばれる洞窟に向かいました。道路沿いにあり、小さく目印もたっているので案外あっさりと発見。
そんなすぐに見つかった洞窟のわりには中は結構大規模でいくつにも分かれ道がありました。
200mほど進んでからはずっと匍匐前進をして進まないといけないような細さの道が続くので時間の関係上ほどほどで終了。


午後からはもう一つの班と合流して次の洞窟に向かいました。
羽山の穴小屋と呼ばれる洞窟で、ここは鍾乳洞そのものがトンネルとして使われているという面白い場所です。洞窟のすぐ横ではロッククライミングをしている人が数名。話を聞いてみるとここは西日本で最も難易度の高い壁なんだとか。我ら探検部もいずれここまでこれるといいですね。
その横にちょろっと入るところがあり中はこれまた匍匐前進で進むような箇所が続いていますがそこを抜けると星の穴と呼ばれる上に延びる空洞がありました。
その先は行き止まりで蝙蝠の巣となっているようでした。
羽山の穴小屋最奥

ここからは選手交代してもう一人の企画者カッツォことカツオがお送りいたします。

洞窟からでた後は軽く打ち上げもかねて「朝霧温泉ゆらら」に行きました。洞窟活動後の温泉は最高に違いありません!
一同温泉で汗と泥を流した後、館内のバイキングでヒャホーイするつもりでした。

が、

ここでまさかのハプニングが!
部員の一人が風呂内で倒れてしまったのです・・・

運よく近くにいた救急隊員の方のおかげで大事には至りませんでしたが、各自体調管理をしっかりして、周りも互いに気遣いあうようにしましょう。
助けていただいた救急隊員の方、従業員の方、本当にありがとうございましたm(_ _)m

3日目の朝は…
寒さで目が(ry
なんでキャンプなんかにしたのかと朝5時くらいに一番後悔してました。

この日は全員で、鬼女洞に行きました。
場所が絶妙なところにあったので、あっちをウヨウヨ、こっちをユラユラ探し回ります。
最終的に近くの住民の方に教えてもらい、ようやく発見!

思った以上に規模が大きく、今回行った中では一番楽しかったです!
内部は天井が高くて細長く出口まで伸びており、また羽山以上に蝙蝠が群生しているところもあって見ごたえは抜群でした。
もっと時間がとれれば洞窟の向こう側も探検できたのですが・・・ぜひリベンジしたい洞窟ですねぇ。

鬼女洞内の蝙蝠コロニー


帰りは高速で3連休による渋滞にひっかかり、運転手はとても辛そうでしたが、なんとか時間内に帰ってくることができました。レンタカーを返したり、片づけをしたりしたあとは恒例の反省会で締めくくりました。残念ながら時間の関係で打ち上げの「王将全制覇」は中止となりましたが・・・


多少グダグダするところはありましたが、この企画を通してやりたいこともできたし、後輩に伝えたいことも伝えられたので、個人的には非常に満足しています。

洞窟活動が風前の灯となっている中、この企画によって新たなシュタインズゲートが開かれんことを祈っています。
エル・プサイ・ゴングルゥ