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2013年4月17日水曜日

日本百名山登山@九州 part1

3月20~26日に九州本土にある日本百名山5座に登ってきました!

遅くなったけど、活動報告&反省。

メンバーはPとKDI、123の3人。

ざっと概要を書くと、移動日の20日と26日以外は毎日登山、移動は主に青春18きっぷを使い、宿泊はネカフェに5泊、ユースホステルに1泊というハードな企画。

以下順を追って書く。



3月20日 大阪→九州
この日はひたすら電車移動。

6時頃に大阪を出発し、乗り換え時間に余裕のある三原駅で降り、昼食をコンビニで買う。
21時半に熊本の八代駅に到着。駅併設のコンビニで夕食を買い、近くのネカフェに移動。食べ物の持ち込みが禁止だったので、仕方なく公園で食べる。桜がキレイに咲いていた。

初のネカフェ泊。この店にはシャワーはなかった。
個室ではなくファミリールームを選択。
広さは6畳で、3人寝転がるにはちょっと狭い。
何故か電気のスイッチがなかったので、明かりを消せなかった

ベルセルクを少し読んで寝る。


21日 開聞岳 快晴
この日も移動。ひたすら移動。朝食をコンビニで買い、駅で食べる。
5時に始発の列車に乗る。鹿に衝突し、一時停車する。10時に鹿児島中央駅で降りる。乗り換えの時間が2時間もあるので、ここで食事をとる。

食後、枕崎行の列車に乗る。途中、本州最南端の駅を通過。写真撮影のために数分間停車してくれる。無人駅なのに人がたくさんいる。

 
 
 車窓から開聞岳がよく見える。別名、薩摩富士というのも納得の見事な円錐形。

 

 
開聞駅に到着。もちろん無人駅。降りる人は他にいない。なんだか秘境駅みたい。
登山口までは歩く。麓のキャンプ場に立ち寄り、管理棟の記帳所で記帳する。リストを見ると意外とたくさんの人が登っている。バッジをここで買う。
 
14時半に登山口に到着。仕方ないけど登山開始が遅すぎる。
人とすれ違う度に「今から登るの?」と言われる。
 
電車の本数が少ないため、悠長にしてる時間はないので、最初からぶっ飛ばしていく。 
標高は1000mにも満たないが、標高差は900mほどあるので、楽ではない。
 
 16時頃山頂に到着。天気良すぎ。汗ダラダラ。桜島が噴火しているのが微かに見える。
 
 下山して1時間ほど列車を待つ。2時間かけて国分まで移動する。22時前に到着。
やよい軒で食事をとったらネカフェに移動。
 
ファミリールームを選択。この日は8畳で広かった。
シャワールームで2日分の汗を流す。シャワールーム自体も広く、体重計まで置いてあった。
今回の旅で1番豪華なネカフェだった。
 
ベルセルクを読んで寝る。
 
 
 22日 霧島山(韓国岳) 快晴→雨
5時頃に起床し、国分駅まで移動する。道を間違える。コンビニで弁当を買って駅で食べる。
電車に十数分間乗り、霧島神宮駅で降りる。
 
バスの時間まで1時間半もある。123はベンチで爆睡。
 
8時になるとバスがやって来た。
1時間後、終点のえびの高原に着く。
バッジを買ってトイレを済まし、9時半に登山開始。
 
この日の登山が今回の旅の中で1番時間も距離も短く、標高差も低かった。
しかし、バスは1日2往復しかなく、帰りの1本目のバスに間に合わなかった場合、翌日に阿蘇山に行くことができなくなってしまう。
1本目のバスがえびの高原を出発するのは13時。つまり4時間もない。
やはり悠長にしていられないので飛ばしていく。
 
韓国岳の方向を見上げると2つの山に見えるが、どちらも韓国岳の火口壁。
 
 
 韓国岳の隣にある大浪池。遠くに桜島も見える。
 
 
10時半に山頂に到着。
 
火口は広い。縁に立つと絶壁になっている。落ちたら死ぬ。
 
山頂からは数年前に噴火した新燃岳がよく見える。新燃岳は今も入山が規制されている。
 
 
飛ばしたお陰で時間ができたので、コンビニで買った昼食をゆっくり食べる。
少しすると同年代のグループが登ってきた。写真を頼まれたので応じる。
どこから来たのかと聞かれたので、大阪からと答えると驚かれた。なんとそのグループも大阪、しかも関西大学の人たちだった。
アウトドア系のサークルで、この日にPeachで鹿児島空港まで飛び、レンタカーを借りて韓国岳に登りに来たとのだと言う。
 
色々と話を聞くと、彼らも九州本土にある日本百名山5座に登り、移動は全てレンタカーで、宿泊は車中泊やテント泊ということが分かった。
この時は5人しかいなかったが、後で3人合流すると言っていた。つまり合計8人。
こっちは3人…
 
大阪に帰ってから彼らについて調べてみると、関西大学のBack Packing Clubという団体で、登山を中心に活動していることが分かった。活動記録を見る限り、かなりの頻度で百名山を中心に登山に行っており、夏合宿は数十人でアルプスにまで登っている。
 
活動意欲が旺盛で、タフな人が多いようだ。
どうりで8人もいる訳だ。
こっちは3人で来たと言った時、「えっ」という感じだったし(笑)
 
正直羨ましい。
 
記念に全員で写真を撮った後、途中まで一緒に下山する。
 
同年代の人と登山の話ができてとても楽しかった。
山はどうしてもお年寄りが多いので、おじいさんやおばあさんに話しかけられることは毎度のことだが、こういった機会はほとんどない。
 
短い時間だったが、話ができて本当に良かった。
 
 
下山後、天気が悪くなり、雨が降り出す。
バスに乗って霧島神宮駅まで戻る。電車の時間までの2時間半を退屈に過ごす。
電車に乗ったら今度は熊本まで移動するが、着くのは7時間後。
人吉駅で乗り換えのために降り、1時間少々あるのでコンビニで飯を調達。
 
23時半、ネカフェに着く。
KDIが何故かファミリールームを嫌がるので個室にする。
個室は天井がないため、他の人のいびきや物音、足音がうるさく、謎の声まで聞こえてくる。おまけにタバコ臭い。
お陰でなかなか眠りにつけず、仕方なくベルセルクをしばらく読む。
4時には目が覚め、再びベルセルクを読む。ついに断罪篇を読み終わり、シールケが登場する辺りまで読み進める。面白い。
 
この一晩で個室にはもう絶対に泊まりたくないと思った。
123も3時ごろに目が覚めたと言っていた。
一体どうしてKDIはファミリールームを嫌がったのだろうか?
何かやましいことでも…
 
 
to be continued...