和束複合抗の調査をするのは今回で3回目になるそうですが、初挑戦のまもーです。
和束複合抗は京都府にある大規模な人口洞で、探検部洞窟班が割と力を入れて調査してきた洞窟であります。前回の調査でその大まかな構造が明らかになり、そのルート図の作成を目標に掲げ、六人で調査を敢行しました。
洞窟までは阪大から車で約2時間と徒歩で山の中を小一時間かけて到着。
今回の活動時間は、朝早かったこともあり、4時間。
全員、つなぎにヘルメット、長靴、軍手、ヘッドライトを装着し、いざ出陣!
リーダーのみのりんさんを地上に残し、エイト環を使って、一人ずつ地下の暗黒世界に降り立って行きました。ちなみにエイト環の使い方はその場で教わりました笑
洞窟内は、昨日の雨の影響もあり、水が膝くらいまで溜まっている箇所もいくつかありました。コウモリは少なかったです。
驚いたのはその壁の脆さ!手でつかむとゴロっと剥離することもしばしば。
前回同様、水がかなり深くなってそれ以上進めない部分があって、足止めを喰らわされました。また、今回初めて地下には入れたみのりんさん(!)の安全性についての提言もあり、これ以上の活動は困難かもしれません...
また、周辺の散策で新たな入り口が二つ見つかりました!!
一つ目は、水平で短く、少し異臭がします。入ってみるとすぐに行き止まりで、倉庫(?)があり、金属製の戸は朽ち果てて、中は空っぽでした。
二つ目は、垂直で、底知れず、微かに異臭がします。こちらには入っていませんが、音が聞こえることから、一つ目と通じている可能性があります。
今回の調査はここまででした。
和束複合抗についてまだまだ分からないことが多く、我々を惹き付けて止みません。
その後は、部室に帰り、片づけと反省会をし、坂下のMOREで夕食を食べながら、ルート図を作成しました。
春合宿で洞窟の魅力を感じた人も多いはず!
未知の世界を体感したい方、地底生物と触れ合いたい方、泥が染み込んだロープを洗ってみたい方、みのりんさんの雄姿を見たい方は是非是非、洞窟活動に参加してみて下さい。
人数が多い方が楽しいですし、一人当たりの部の装備も軽くなります笑