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2019年10月21日月曜日

霊長類王者ゴリキング~出国&メダン着弾編~

こんにちは、前田です。
なんやかんや初ブログとなりますので、お手柔らかに。
別に初企画ではないんだけどね。なんでだろうね。



さて、突然ですが、皆さん「甲虫王者ムシキング」というゲームを御存じでしょうか?ざっと説明すると、僕の幼少期に大流行したアーケードゲームで、100円入れると昆虫のカードが出てきてそれでお互い戦わせるっていうゲームなんですね。僕もかつては熱中したものです。当時、僕にはタナカ君というお友達がいまして、彼は山梨で最も甲虫王者に近い男だと噂されてました。知らんけど。そんな彼が(ムシキングに金を費やしすぎてオカンの逆鱗に触れ)引退間際にこう言ったんですね。

「コーカサスやべえ。」


小学生の圧倒的語彙力から放たれたこの一言は、人々を森に駆り立てた。男たちはインドネシアを目指し、夢を追い続ける。世はまさに、大甲虫時代。

というわけで初海外企画としてインドネシアに行ってまいりました。
メンバーは前田、笹井、井上、原田の4人です。

【9月9日 一日目】

梅田13:00集合の予定だったが、前田まさかの一時間遅刻。
有罪判決を受け、アレを納めさせられる。大久保さんには遠く及ばないが。

梅田の地下のカツ屋で昼食。コスパ良しで満足。

そうしゅんもこの表情。

インドネシアの天気を調べると、雨予報が続いていることに気づく。このままではまずいと、最近流行りのやつを見に行くことに決める。

天気の子。気分はさながらJKである。

これでインドネシアの晴天は間違いなし。

余韻に浸りながらも買い物を済ませるべく一行はドンキに向かい、ここでまた一茶番あったわけだがその話はまた後でしよう。

フライト時間がせまり、急ぎ足で梅田駅へ向かうと…
我らが部長森脇と遭遇。彼はシンガポールに行くらしい。

「俺の初仕事君らの死亡確認にせんといてな。」

なんやかんやで、フライト4時間前には関空に着弾。
ここで第一の難関7.0kg手荷物チャレンジが始まる。超過しようものなら約1万円の罰符を支払って、預け荷物としなければならない。格安航空は非情なのだ。

そんな理不尽に先陣切って立ち向かう男はやはりこいつ。

SOSHUN INOUE

では、彼のチャレンジを見ていこう。

プロフェッショナル~仕事の流儀~

画像上方の数字に注目していただきたい。7.0kgジャスト。もちろんイカサマなしの初計量である。これを見ればルイス・ネリも少しは改心するであろう。

前田、笹井も苦戦するもクリア。特筆すべきことはない。

4人の中で一番の激闘を演じたのは一平。優に8kgを超える荷物を持ってきたらしい。
でも大丈夫、実はこの手荷物チャレンジには抜け道がある。
そう、ひたすら着込んで手荷物を減らせばよいのだ。
結果彼は、北欧行きの怪しい観光客へと風貌を変えることとなる。
試合に勝って勝負に負けたのだ。

手荷物チャレンジ大敗北の図。君ほんまに熱帯行くんか?

まあ色々あったけど無事チェックインも済ませて、飛行機へ搭乗。
ちなみにフライトは、22:00関空発⇒4:00クアラルンプール着⇒8:40クアラルンプール発⇒8:30メダン着の予定。

サブ財布かわいいの買ったよ☆

まあ、エアアジア

Oh...エァエイジァ...

【9/10 二日目 メダン編】

朝四時ごろクアラルンプール着。ここでトランジットを行い目的地のメダンへ向かう。
とりあえず、お腹を満たすためにフードコートに立ち寄りチキンカレー的なのを食す。
ここで、突如一平の顔が青ざめだす。スマホがないらしい。とんだエンターテイナーである。ブログのネタを作ることに余念がない。笹井と共に一度マレーシアに入国し、落とし物センターに向かう。

てけんかれー

10時間のフライトは普通にしんどい。一平ごめんよ。

残念ながら一平のスマホは見つからず、帰りのトランジットまでに見つかっていることを祈るしかない。フライトの時刻がせまり、メダン行きの飛行機に乗り込む。


8:40クアラルンプール発、8:30メダン着。時差の関係で微妙に時が巻き戻る。
まず、日本円をルピアに替えるべく換金所に向かう。日本円を差し出すと、大量のルピア札を手にすることができた。1円=130ルピアなので桁が少なくとも2つは変わる。万年金欠の我々はちょっとした金持ち気分にご機嫌で換金所を後にした訳だが、その後とんでもない過失に気づく。一般的な為替レートと照らし合わせて計算してみると明らかに金が少ない。空港の換金所のレートが凄まじく悪かったらしい。そのレート1円=86ルピア。早速日本のカモ4匹がインドネシアの洗礼を受けた。一平が一番の被害を被り約1万円損した。彼の不幸が止まらない。

日本のカモ三匹インドネシア着弾。

いつまでも落ち込んでいられない。配車アプリgrabでタクシーを呼ぶ。これめちゃくちゃ便利。目的地を設定するとドライバーが迎えに来てそこまで連れて行ってくれる。経路によってあらかじめ料金が決まるからぼられる心配がない。東南アジア旅行する人にはぜひおすすめする。

そんなこんなでマイムーン宮殿に到着する。多少は観光したいからね。

ヤクを売りつけられる一平

マイムーン宮殿

豪華絢爛

いきりがち

マイムーン宮殿を出ると、我々一行は未曾有の事態に陥る。そう、ドネシアで謎のモテ期が到来したのだ。ドネシアの学生団体にもみくちゃにされながら、やたら写真を求められる。折角なのでそれらの写真でお送りしよう。

女の子にモテるそうしゅんと男の子にモテる一平

紹介遅れました、僕の嫁リンダです

野郎はどこの国でもやかましい

人生三度と言われるモテ期をインドネシアで一度で消費してしまい複雑な気分になりながら、マイムーン宮殿をあとにする。冗談はさておき、現地民とのファーストコンタクトはなかなか感触がいい。楽しくなってきた。

メダンにいる間に、かの有名な高級コーヒー「コピルアク」を手に入れるべく街を徘徊する。なんでも、このコーヒーはジャコウネコのう〇こからつくられるらしい。出口さんが喜びそうだ。

街並み

街並み2

きれいなお姉さんにつられてさとうきびジュース購入

露店で腹ごしらえ。激辛麺。胃腸が慮られる。

結構歩き回ったけど、結局見つからず。帰りの空港かなんかで探そうかということで、そろそろメダンを後にし目的地ブキッ・ラワンを目指す。

とまあこんなところで、【出国&メダン着弾編】は終了。
次回は【ブキッ・ラワン編】で会いましょう。お楽しみに。

いつになるかは知らんけど。


2019年10月19日土曜日

石鎚剣に変更して…ゆくぅぅ!!

こんにちは。斎藤です。

10月三連休、高山は紅葉が見頃。
と、いうことで。南アルプス、甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳へ行く企画を立てた。
岩稜と紅葉のコントラストが楽しめると思いきや。

アイツがやってきた。
そう、東日本に甚大な被害をもたらした台風19号である。
規模がでかすぎる
ということで、出発を金曜から土曜の夜にずらし、四国の石鎚山・剣山に変更。
いやいや初企画やのに試練に満ちてんなぁおい。

大学の課外活動施設が全面使用禁止になるほどの規模の大きさ。
前日に部室にいた方に企画に必要なものの回収を頼んでおく。

JRがことごとく計画運休を実施してたのでびびった私は昼過ぎに石橋へ。
トヨレンに無事全員集合していざ出発。
台風の強風の中走るハイエースは風に煽られていた。

土小屋登山口の駐車場到着後、テント、車中、野宿にそれぞれ好みでわかれて就寝。

10/13 石鎚山
朝。こうきさんは茹で時間の長いパスタ麺を選択したためのんびりしている。
手の空いてるメンバーでテントをたたみ20分ほど遅れてスタート。

ゆるやかに登る。空は快晴。山頂付近の美しい紅葉と岩が見える。テンションがあがる。


「これ甲斐駒でいいんちゃう?」
たしかに。
ニノ鎖で私の山岳部顧問と遭遇。びびった。こんなとこで会う?笑
向こうはプライベートだった。再会の記念写真を撮る。
化学の先生でもあり
私は二年間、三村は一年間教えてもらっていた




いざ鎖場。高度感があって楽しかった。
輪の中に足を入れれる
すでに雲の上
三ノ鎖も経て山頂到着。天気よすぎ。台風一過とはこのことか。
このころには風もおさまりほんまに気持ちのいい天気。
人だらけ。紅葉きれいだもんね。
衣川そのポーズはなんや

天狗岳。雑誌の表紙みたい
続いて最高峰の天狗岳へ。渋滞。全然進めない。
苦戦しながらも到着。5分で行けるはずが何倍も時間かかった。
気持ちいいぃぃぃ


天狗ポーズ!

プレートの正しい使い方?

顔こわばってますよ

私と初音はさらに奥の岩へ行ってみた。
7月のリベンジ

ご覧あれ、彼女の雄姿を


いい岩と紅葉。いつかこの先も行きたいね。
さてさて山頂に戻り各自お昼ごはん。
光稀さんはサトウ的なご飯。熱湯で7分間茹でるようである。
光稀さんお湯をこぼす。初音のザックにお湯がかかる。
あーあーあー。
光稀さんは「QOL高い」が今回の登山のテーマらしい。
ご飯のほかに、コーンポタージュ、ふりかけ、ココアを用意していた。
気を取り直してお湯をもう一度沸かす光稀さん。再びこぼす。初音のザックにお湯がかかる。

直後に三村の悲鳴が聞こえる。
カップヌードル カレー味をこぼしていた。
ええええええぇぇぇぇ
中身ほぼすべてがじゃりんこの地面へ。どんまい。。。

ちなみに三度目の正直でできあがった光稀さんのご飯のおともはふりかけ。
「いやそれ…7分の対価に見合ってる?」
「見合ってますよ!!」

下山はたくさん人がいたのでのびのびと。
三村、温泉見つけといてくれてありがとう。
夕食の買い出しをして見の越登山口へ。
キムチ鍋美味しかった。車中泊、野宿にわかれて就寝。

10/14 剣山

7時30分出発。はじめはゆるやかに登る。ロープウェイの下をくぐる。
分岐で、見どころが多いという行者コースをとる。

歩いていくと大きな岩の細い隙間に鎖がかかる場所が。

その名も「おくさり」
ほんまに細い
おくさり〜!!いきたみ〜!!
と、テンションがあがる清川を筆頭とした一回生。
どうやら登った先で急登コース?と合流できるよう。
この笑顔で「いきたみ」とか言われたら。行くよねぇ。
ということで進路変更して登ることに。階段組とわかれていざ「おくさり」~!
余裕そう

ふぁいとぉおぉおぉぉ
いっぱぁあぁあぁぁぁつ
岩場好きの女子2人は大満足。
岩場や鎖場って、落ちたらどうしようという恐怖より、わくわくした気持ちが勝ってしまうんよなぁ。
めちゃくちゃ楽しかったぁぁ

剣山頂上ヒュッテではTシャツやらのれんやらが売っていた。
さくっと山頂到着。


溢れ出る合成感

ちょっとゆっくりしたあと、でぐちさんのご厚意に甘え、ここででぐちさんとお別れ。
自らはピストンして私たちのためにかずら橋まで車を回してくれるそう。
「剣とかりょーせんあるいてなんぼやしな」
……ほんまに、ありがとうございます。

残り6人は稜線へ。曇りやけど、気持ちいい。
きれいに道が見える

気持ちいいね
てくてく歩いてジロー頂上到着。
なんかかわいいポーズしてる人おる
よさげな岩があったので登っていく約一名。
さすがにこの斜面は無理だった

登るときレイン破けたらしい

丸石でお昼ごはん

衣川、よそ見をして
カップ麺の液体スープをタイツにかける。

……いやみんなこぼしすぎやろ。いやいやいやいや。
だいたい昼食が終わったあたりで、「QOL高い」こうきさんのココアタイムが優雅に始まる。

その間にひとっ走り
爆速班とコツコツ班にわかれて下山し、かずら橋登山口へ。
かずら橋。川遊びしたら楽しそう
車を走らせてお風呂。入浴後のじゃんけんで、男気を初音が発揮するも店にソフトクリームが足りず仕切り直して男気じゃんけん。清川と光稀さんの2人が残る。


〜佐藤光稀伝説〜
清川:光稀さんチョキだしますよね?
   チョキだしたいですよね?
   ぼくパーだします。
光稀さん:(笑顔)

じゃんけんぽん。

清川:パー
光稀さん:グー
 一同「ええええええぇぇ!?笑」


光稀さん満面の笑み。
清川ぁ。。。
ほんまにごちそうさまでした。アイス美味しかったです。

その後、淡路SAでご飯食べて帰阪。
明石海峡大橋
でぐちさんどこ見てるん
恋人の聖地
台風への対処を迫られた初企画。
いろいろ変更しないといけないこと、考えないといけないことがあって大変だった。
だけどみんなが、天気の予想、山の選定に力を貸してくれたり、道や温泉を調べてくれたりして、集合後は特にトラブルもなく、めちゃくちゃ充実した企画となりました。
ありがとう。ほんまに楽しかったぁぁぁ

また甲斐駒・仙丈はいつかリベンジしようっと。
以下オフショットです。













最後まで読んでいただきありがとうございます。