こんにちは。2回生の山崎です。
10月の幹部交代式の後、60期と61期の有志で洞窟企画を中心に取り組むメンバーを集めようということになり、60期8人、61期6人の計14人(11/1現在)の洞窟班が誕生しました。10/24(日)に行われた今回の洞窟企画は洞窟班の活動にあたっての入門編的な位置づけの企画で、58期で洞窟企画に精通している一平さんに付いてきて頂き、8人で池田市にある旧坑道へ行ってきました。タイトルにもある間歩という言葉は「 鉱山の穴。鉱石を採るために掘った横穴。鉱抗。坑道。」という意味があり、"まぶ"と読むそうです。企画書を作る段階から何度も丁寧に質問に答えていただいた一平さんには感謝しても仕切れないです、本当にありがとうございました。
9:30 部室集合
洞窟企画に必要なつなぎ、長靴、ヘルメットなどを各自選び、洞窟の準備を進めました。この段階で数名登山靴を忘れていることに気がつきますが、これが後になって効いてきました...
11:30 登山口到着
行き先を指し示す佐藤君
登山前の集合写真
怪しげな丸太の橋にチャレンジしようとするガッカさん
そしてここからは道が一気に荒れてくるから怪我をしないようにと一平さんからのアドバイス、気を引き締め直します。
道なき道を沢伝いに進んでいきます
急な傾斜に加え、落ち葉で滑りやすくなっている坂や想像以上に険しい道に悪戦苦闘しながら洞口を探しますが目的地付近に来ても中々見つかりません。道中では、特に運動靴で来ていたメンバーが斜面でスリップしかけることが多々あり、登山靴の有り難さを痛感しました。洞口を傾斜の上まで上ってから探すか、いったん坂を下って探すかの選択に、茨木からの提案もあり、いったん坂を下ってもう少し沢沿いを進むことに、するとようやく洞口を発見。予定の1.5倍時間がかかってしまいました。
準備万端!
そしてお待ちかねの入洞、先発隊と後発隊の二手に分かれました。僕は初めての入洞で、想像以上の狭さに進めるか不安を感じました。しかし入り口以降は中腰で進めるくらいには広く、みんな順調に進んでいきます。
道中の様子
僕の道しるべとなってくれた岡田君
一息休憩中の辻本君
しかし先発隊の足が途中で止まります。話を聞くと足首程度の深さの水たまりがしばらく続き、強烈な臭いを放っているとのことでした。西川を含めた先発隊は臭いに圧倒され、気持ちの7割は引き返したいと言っていたのですが、初めての洞窟企画でテンションが上がっていた僕はもう少し進みたいとお願いし、結局みんな付いてきてくれました。
その水たまり(=汚川)は思っているよりも匂いが猛烈で、よく見るとタピオカ的な見た目をした黒い固形物がたくさん浮いていて匂いの原因を悟りましたが、せっかく来たのだからと気合いで進み、なんとか汚川を乗り越え、やがて最奥まで到着しました。
汚川を乗り越え憔悴状態の西川君
試練を乗り越え充実の表情(?)
最奥の写真、一平さんが前回来たときはイタチのような生き物がいたそうです
今回イタチは見かけませんでしたが、道中では数匹壁に張り付くコウモリを見ることができました。
まん丸コウモリ君
集合写真 @最奥
箕面間歩を進み尽くした私達は再びを汚川を乗り越え入洞口まで戻ってきました。僕は気がつきませんでしたが、道中コウモリの骨のようなものが数匹分重なり、コウモリ塚が形成されていたそうです。洞口付近で見える太陽の光には感動を覚えました。
素晴らしい一枚(西川君撮影)
そして一平さんとガッカさんとはここでお別れし、1,2回生6人は箕面温泉で汗を流しました。辻本は以前営業時間ギリギリで箕面温泉に入れず悔しい思いをしたそうで、いつになく眼が輝いているように見えました。
とってもきれいな温泉でした
個人的には初めての洞窟企画は大満足だったのですが、西川や岡田からは他の洞窟はもっといいよ教えて貰い、いろんな洞窟に行きたいと思える一日でした。とはいえ、洞窟用道具の片付け方からロープの使い方に至るまで、まだまだ知らないことだらけなので、楽しむだけでなく学んでいく姿勢も引き続き持ち続けなければと感じました。
繰り返しになりますが、初めての企画者で右も左も分からなかった僕に懇切丁寧にアドバイスをしていただいた一平さんには多大なる感謝をここで申し上げさせていただきます。他のメンバーの皆も今回の企画に参加してくれてありがとう、とても楽しかったです^_^
今後も洞窟班のメンバーで経験を重ねて、一人でも多くのメンバーが他の部員も連れて行けるまでには成長できたらと思います!
ご覧頂きありがとうございました。